第１２話　ｅｖｅｒｙｄａｙ　ｉ　ｆａｌｌ　ａｐａｒｔ

現実に近いところからたくさん書き散らして、純度を高める。
どうやら現状の僕はそういう書き方しか出来ない。
だから同じテーマの焼き直しを大量生産帝国万歳になるのだが、こんなに横並びにつまらない作品になってしまったら、ほんとにあの世まで持って行くしかない。
げてもの外伝２作に着想した段階で、手応えがあったのに、2000字では足りず、書かねばならぬ２つの事が対立した挙げ句、酷い妥協点を見出してしまった。
ゴミからゴミへリサイクル。
賞金が欲しいから、もっと書くかもしれないし、課題や限定のなか消化不良を味わい続けるのはその後の作品に活きるのは、前回感じた。
とにかく絶望につぐ絶望、底なしの底から希望を見出す為に書いているのだから、ポンチ記事でも、どんなに低単価でも、金に変わる文字が書きたい。
僕の文体、着想なんかどうでも良いんだ。
文字量とスピード。
校正や推敲。
語彙表現の多彩。
自我滅却と客観・主観の振り分け。
多岐にわたる興味・関心・専門知識。
虚実にとらわれないシビアな柔軟性。
そんなところを。
誰か、仕事になる文を書かせてください。
なんぼでも書きまっせ。