第15話 frequency

文字数 266文字

「死り取り」なんとか書き上げました。
着想からどんどんズレて行く。
そこに身を委ねた。
明日は書けない、書く時間がない。
追い詰められた結果、いちばん正直な作品に。
やっとできあがってきたところ。
打算的に着想したものでした。
ギリギリ生きてるならば、伝わるさ。
美しさ。
汚れる程、見える美しさ。
その対象である君は、多少の歪曲はあっても堪らないだろう。
そう、僕はずっと、君に書いてる。
「おさとう」だって、君と僕だけのもの。
誰かの共感なんて、要らなかった。
でも、賞金欲しいな。
そしたら、少しでも君に渡せるから。
たくさん書いた。
ほとんどダメだ。
次だ次。
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