第14話 teenage jesus superstar

文字数 432文字

ついに降りて来た。
あまりにも酷い精神状態をただただ吐き出すくだらない作品群をコンテスト用に書き連ねながら。

過ぎた不幸かき集めてる どいつも不毛なリサイクル
どこに使い途があるのか 風向き変えられないのか

風向きは、変わった。
「夫婦別姓」。
ここに、僕は「げてもの」以上の作品を予感する。
ふたりの主人公のなかに、僕や君、あなたやあいつ、色んな断片をぶち込んで、活き活きしたキャラクター造形が芽生え出した。
こうなったら勝ちだ。
とっくに勝ちだ。
あとは、彼らの主張、彼らの共同や離反に従えば良い。
僕の肉を、心を切り貼りする必要は、なくなった。
その為に、今回はほんとうに死んでしまうんじゃないか?って景色を見、悪寒にのたうち続けた。
今夜君と逢う。
会わないかもしれない。
どっちにしろ、ありがとう。
助かった。
まだ、僕を生かすも殺すも、君なんだね。
だけど、僕は離れて行くよ。
命がいくつあっても足りやしない。
だからやっぱり今夜、僕はもう 居ないのさ。

けど、ありがとう。
で、バイバイ
元気でよ
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