１４

ねえ
宝物何処かになくしちゃったんだ
一緒にさがしてくれないかな
キラキラと輝く星のついたたった一つのもの
ありったけの愛と哀しみを
すべて詰め込んだたった一つのもの

ねえ
この前言ってくれた言葉
もう一度聴かせてくれないかな
君の声で奏でる言の葉言霊
この胸に刻みつけたい
また朝が来ると夢の中に
置いてきてしまうから
その優しい声で思い出させてよ

いつかの楽しかった僕たちの足跡を
いつの日にかまた会えるかな
立ち止まらずにこのまま
前に進んでいったその先で
いつの日にか笑いあえるかな
いまこの強い意志が間違いじゃなかったと
それまでしばらくサヨナラだね