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文字数 399文字



同じような毎日は同じように過ぎていた
アラームは同じ時間に頭の上で響いているし
贖えない喉の渇きは容赦なく僕を襲う
こんな風に当たり前の毎日は
突然終わることもあるし
突然終わりを告げられることもあるし
あーしておけばよかったとか
こーすればよかったとか
どうして私なんだろうとか
どうして大切な人なんだろうとか
誰にも選べないことに
選択成し得なかったことの回想をしてしまう
幼い頃悔いなく生きろとよく言ってた人がいた
幼い心には全く響かなかった
目の当たりにした時
蘇る言葉に後悔してる暇はない
虚しいだけなのだろうか
そんなはずはないのか
今目の前で消え去って居るのなら
手にすることもしてあげることもできないけれど
もし今すぐに終わらないのなら
何かほんの少しだかけもがいてみても
良いんじゃないか
出来ることの全てを思いの丈の全てを
注ぐ事ができるんじゃないのか
立ち上がる強さを僕にください
立ち上がる強さを僕にください
立ち上がる強さを…
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