文字数 494文字



空を見上げてるあなたの姿が
どこかもの寂しげだった
一人一人抱えているものが違うけど
あなたはわたしの心の痛みよりも
はるかに深く傷ついて
壊れそうなガラスのよう
わたしの持てる全ての優しさを振り絞って
あなたが泣き止むのを待つしかなかった
仕事に逃げることいつのまにか
わたしの真似して覚えて空元気は
水火も辞せずとばかりに笑顔の下に隠された
あなたを見るたびにわたしの心は
あなたの強さに惹かれていくの
一緒に歩くこの道に
ずっとあなたの隣に
それなのにこんなに空を見上げるのが
辛い日が来るなんて思いもしなかった
忘れようとしても仕事に逃げても
思い出すあなたの笑顔とわたしを呼ぶ声
想い恋し続けることが
こんなに苦しいなんて涙で霞む
あなたの別れのメッセージがまだ消せない
あなたが見つけた生きる道に
わたしを巻き込まないように
わたしがわたしらしく生きれるように
あなたはまた辛い選択をして
笑顔の下に自分を隠してあの空の向こうで
誰かの笑顔のために戦ってるたった一人で
わたしにはもう何もできないのか
そう問う答えはまた
あなたに会えば見つかるのでしょうか
あの日見つけられなかった答えを探しに
あなたへ会いに行きます
あなたのいるその場所へ




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