第一章(1~11話)までのあらすじ 「私たちは、世界を変えられる」

文字数 404文字

(※※第一章のあらすじの内容です※※)

越中大学バスケットボール部の副キャプテン、呉羽隆二は自身最後の地方大会に出場したが、土壇場で逆転を狙ったシュートを外してしまい、目指していた全国大会出場を逃してしまう。

シュートを打つ寸前に迷いが生じ、完全に打ち切れなかったという悔いを抱き続けた呉羽は、これからは「どんなこともやり切れる人間になる」という想いのもと、就職活動を開始。参加した合同会社説明会で、壮大な理想を口にしていたキャリアソウルの人事担当、石動と出会う。

「私たちは世界を変えられる」
この石動の言葉に惹かれた呉羽は、キャリアソウルの採用選考に応募。面接では石動ら面接官からこれまでの生き方を「中途半端」とも評されながら、自らを変化させ成長できる人間として見込まれ、採用内定を得る。呉羽自身も「やり切れる人間」に近づける仕事だと考え、キャリアソウルの入社を決意。転職コンサルタントとしての一歩を踏み出した。

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登場人物紹介

呉羽隆二(くれはりゅうじ):転職エージェント「キャリアソウル」の新卒社員。地方大学のバスケ部に所属し、完全燃焼しきれない気持ちを抱えたまま就職活動を開始。就職説明会で出会ったキャリアソウルの人事マネージャー、石動の言葉に惹かれ、採用選考に応募、無事合格し入社することとなる。

石動利樹(いするぎとしき):「キャリアソウル」で人事部マネージャーを務めていた男性社員。人材紹介への想いは強く、社会や世界が変える影響力のあるサービスだと考えている。呉羽たち新入社員が入社した際、人事異動により呉羽が所属する第一営業部のマネージャーを務めることとなる。

速星玲奈(はやほしれいな):呉羽と同期で、「キャリアソウル」に入社した新卒社員。入社前より転職コンサルタントとして活躍する自信に溢れ、日本一のコンサルタントになることを目指している。呉羽と同じく第一営業部に配属される。

岩瀬ほのか(いわせほのか):呉羽と同期の「キャリアソウル」の新卒社員。あか抜けない感じが残るが明るい性格の持ち主。呉羽と同じく第一営業部に配属される。

小矢部一生(おやべいっせい):以前はメーカーで勤務していた転職コンサルタント。4年間第一営業部でエンジニアを中心とした人材紹介をしている。細身で長身の体躯が特徴。

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