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文字数 383文字
声を出す勇気が無かった
貴方への思いを伝えたかったのに
傷つきたくなかった
今の距離から離れたくないから
自信なんかいつも無いし
出来ることだって見た目だって
比較される側にいるから
私の中の勇気はいつも隠れんぼ
外見とか肩書きとか
そんなこと関係ないよって
言ってもらえた頃には
30の壁が立ちはだかって
勇気は臆病と友達になって
一人歩きすら出来ずにいる
やり直せたならそんなこと出来たら
あんたはあんたの良さがあるんだと
大勢の前でプレゼンして
送り出してあげるのにな
今の私に一体何が足りないの
少しは積み上げたスキルがあるけど
運がないとかタイミングが悪いとか
言い訳しか出てこないの
自信がないからなのかな
それとも結局誰かと比べてしまう
呪いが解けないからなのかな
思い切って捨ててみようか
昨日までの私と重たいプライドは
そしてついでに新しい街に行けば
何か始まるかもしれない
明日で会えるのはどんな私だろう