文字数 411文字



やってられないと嘆く
流れていくニュースたち
誰かのせいにしたくないけど
誰かのせいにするのが楽なんだ
色んなことにムカつくけれど
優柔不断な世界にしたのは
今じゃないけど今もまだ気づかずに
誰かを思うのなら今こそ
自分から動かないといけないと
わかっているのに悲しくも
動くことを諦めてしまう
馬鹿にしきた全てのものにも
今じゃ超えられないような
高い高い壁にしてきたのは
間違いなく今生きている大人たち
ただわけもなく叫ぶだけなら
誰にでもできるのだとしたら
自分にとってのやるべきは
どこにいけば見つかるのだろう
目の前にあることは知っている
でもそれをどうにかする術を
いつしか考えることを奪われた
次の世代はもう始まっている
どちらかと言えばもう
終わりの世代だと思う
このまま消えていくのは
一番簡単で一番難しい
何をどのように選んでいけば
私たちはいや自分は
目の前の現実と向き合えるのだろうか
堂々巡りの朝
諦めきれない夜
太陽を追いかけて
自分に問う形のない明日について
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