文字数 233文字



いつか誰かを傷つけた刃物が
時が流れて流されて時々舞い戻る
忘れかけてた頃に痛みと共に
自分のどこか大切な場所に刺さる
流れ出るモノは色がないけど
その度に色んなものが
ものすごい早さで流されていくのに
忘れてしまいたいことだけは
置いていかれて沈んでいく
キレイに生きていく人は
少なくないかもしれないから
人それぞれに色んな痛みを抱えて
毎日戦っているから
自分を弱いと決めつけないで
そこに立っているだけであなたも僕も
十分に強いと思う
とりあえず今日は流した分だけ
美味しいものでも食べようか

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