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文字数 426文字




言いたいことも言わずに
ただ僕の言うことに対して
味方でいてくれるそんな強さ
子供のようにわがままを
誰かれかまわず言い放っても
静かに見守っている君
言いたいことがうまく伝えられず
もどかしさの渦に流されて
やりきれない思いぶつけて
受け止める君を傷つける
ただひたすら君はいつものように
僕の言葉を噛み締めて
大きな瞳に涙を溜める
こぼれ落ちる雫は愛の花を
咲かせるために消えていく
ずっと僕は甘えている
わかっているんだ何が足りないかを
何処かで君は気づいたとしても
側を通り過ぎても君は言わないけど
僕がやがて辿り着いて見つけると
信じているのは優しさだけじゃないから
共に歩き続けると決めたあの日が
間違ってなかったと信じているから
未来を背伸びして覗いたとしても
何もないことを知っているから
導かれる答えは2人が出したモノ
遠くに置いて来たこだわりには
幼い僕が夢を見て眠っている
あそこに咲いた花を見つけた時
また僕は愚かにも
君のその瞳に涙を誘うだろう
君の微笑みに甘えて
正しく見える道を歩み出す




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