文字数 356文字



真実はたとえ作られたものだとしても
真実と認定したものは真実なのだ
要素を封印し墓場まで
持っていきさえすればいい
そして作られた真実は歴史になる
それは証明されてきている
他人に迷惑がかからないのであり
その本人とそのことと本人にかかわる人が
真実だと信じているものだったら
それ以外の誰かが良いのであれば
やはり真実となるのだと思う
それならばそれを真実として受け止めよう
疑えるものは排除されているから
議論の余地はないし
それが真実であって欲しいのだ
だから本当のことを無闇矢鱈に
全て投げ出さなくても良いと思う
それを美学にしている人もいる
でもそれを全てやるのはしんどい
美しい誇張なのであればそれは芸術で
受け止める側はそれに酔いしれれば良い
その方が平和なのだとしたら尚更
本当と真実の狭間は深く見えないからこそ
美しさが際立ち魅了されるのだ
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