第5話 そういえば母の日に

文字数 767文字

 岸田総理のおっちょこちょいベンチャー顔長男(翔太郎秘書官)が更迭(事実上)された。
ということは選挙が近い?
 

***


 選挙といえば思い出したことが……
5月初め、実家に行ったときのこと。
(母親に対し、母の日のプレゼント『金一封』を交付するイベント)
(昔から「物はいらない、金がいい」とのリクエストあり)
(物よりずっと高くつくけど、正直、面倒臭くなくて私も助かる)

「そういえば、小学校の同級生と名乗る、〇平△子さんという方が選挙応援で来ましたよ。候補者と付き添いの方の三人で」

 お嫁ちゃんが教えてくれた。
でも何という候補者の応援なのか、政党はどこなのか聞かなかったという。
絡みたくなかったらしい。

 ……薄ぼんやりとした話だ。
だいたい〇平△子という名前も聞いたことあるような無いような。


 小中学の同級生7名のグループラインがあるから、そこで聞けばみんなは憶えているはず。
みんなやたらと記憶力がいいのだ。私が忘れ過ぎなのかもしれないが。
でも面倒臭くなってずるずる日が経過して、結局聞かなかった。

 グループライン、疲れるんだよ。
みんな、ラインをスコンスコン投入して、私がアワアワしているうちに話題がどんどん変わっていくのだ。
 毎回必ずバイトの愚痴を挟むメンバーがいる。体調もメンタルも綱渡りのメンバーもいる。二人とも喜怒哀楽の表現力が「あっぱれ」。

そしていつの間にか私は、沿道でマラソンを応援する人みたいな立ち位置になっている。


***


 実家で思い出したんだけどさ~

 前に書いたクレーム客の属性が、実家の兄に似ているような気がする。

 父の葬儀の時に喧嘩して以来、兄と口きいていないんだけど、「いい加減関係修復しろ」というお告げなのかな~
 兄を無視したことが巡り巡って、兄属性的存在から攻撃(報い)を受けることになったのかもしれない。

 霊感だけど。




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