ファンレター一覧
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今年も一年、お疲れ様でした。
穂音いづみさま 年末のギリギリなお時間にお邪魔してすみません。 最新作『第15話 除夜 - 麋角解(さわしかつのおつる)』を拝読させていただきました。 年末にふさわしい、ゆったりとして深みのある文体で、躰がしみじみ温まるような感じがしました。 とても素敵な作品を、ありがとうございました。 Novel days やnoteで穂音さんと色々やりとりさせていただき、とても嬉しかったです。 もうすぐ年が明けますね。 どうぞ穂音さんにとって、素敵な2024年になりますように! ... 続きを見る
短編の連作です。読み切りですので、どこからでも、お読みいただけます。全部地の文で出来ているこの世界は、一体いつ、どこなのか、どうぞお好きなところへトリップしていただけましたら。
ジャンル:歴史
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音楽で愛と平和を
ビートルズの音楽は不思議な力があるのだと思いました。テレビでも店でもあらゆる所で彼らの曲を耳にします。TamTam2021さんが書かれていたように、私もオブラディ オブラダが彼らの曲であることを知ったのはだいぶ後になってからです。ビートルズに熱狂した世代ではありませんが、子どもの頃から慣れ親しんだ数々の曲は、言葉の壁を超えていつも心に響いています。音楽が世界を変える。この殺伐とした、憎しみと争いが絶えない世界をいつの日か愛と平和で満たしてくれると心のどこかで待ち望んでいるのですが、それは儚い夢な ... 続きを見る
ビートルズとはいったい何だったのかと時々思います。特に後期の作品群はすぐれて哲学的、文学的な作品が多く、深い精神性を感じさせるものが多かったです。まだ少年といってもよいほど若かった私は時間を忘れて彼らの音楽に没入したものです。そして、ジョンの音楽と思想に感動し、世界平和を夢見ている未熟なdreamerでした。新たにファンレターさまの紹介と私のコメントも掲載しました。
ジャンル:社会・思想
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すみっこのしあわせ
ねぎさん、ファンレターを失礼いたします。三題噺での優秀賞受賞、おめでとうございます。 実は「ダイニングメッセージ」シリーズを拝読し、いい話だなあと思っていた者です。「手巻き寿司」がお気に入りです。 さて「狭間の恋」ですが、どこにでもありそうで、なかなかない状況と展開にワクワクしました。 いいなあ。僕も若いころに、こういう……(以下略) 体言止めも使ったザクザクっと切り取る情景描写も効果的だと思いました。 引き続き、頑張ってください。有り難うございました。
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二人は一体……
kota1211さん、ファンレターを失礼いたします。この度は三題噺での入選、おめでとうございます。 貴作を拝読し、短編で完結させつつも続きはどうなる? 背景はどうなっている? と続々連想させてしまう作りに感銘を受けました。 現実路線で描き切っているのは僕の好みでして、それでもここに入っているのはやはり力量だと思います。 有り難うございました。
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様々なメッセージ
穴木隆象さん、ファンレターを失礼いたします。まずは入選おめでとうございます。 この度、課題文学賞で佳作に選ばれた貴作を拝読しました。 味を作ること。受け継ぐこと。そしてそれは当たり前ではないこと。ジェンダー論を声高に叫ばなくともしっかり伝わる内容に唸りました。 この先も貴作を楽しみにしたいと思います。 有り難うございました。
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水の少女、という哀しいリソース
南ノさんが書かれた「妹の力!」は、色々なことを考えさせてくれて本当に好きなのですが……。 この「水の少女」にも「妹の力!」で提示されている問題が織り込まれているように思えて、ドキドキしながら何度も読み返しました。そして考えました。 藤原綏子という「水の少女」もまた「妹」だなぁ……などと。 綏子姫の場合は「国家(天皇)」と「家(藤原家)」の二つに同時に属しながら、それぞれによって引き裂かれた「リソースとしての少女」なのだと感じました。 彼女の苦労や葛藤は壮絶なものだったことでしょう ... 続きを見る
「羽衣伝説」が生まれた背景には、古代の宮廷における、どのような習慣があったのか? 「羽衣伝説」と折口信夫の『水の女』を切り口に、千年前の美少女の「ある謎」に迫ります。
ジャンル:歴史
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コンテスト、おめでとうございます!
最初に拝読した時、「いい話だなぁ」としみじみ感じました。 そして「ミチル」は現実に存在していて、羽庫さんはそれらを近くで「見て」書いているみたい。 一見元気いっぱいだけど無理をしていて、調子を狂わせている(歯車を外してしまった)みたいだけど回復に向かっている、というのがリアルだなぁと。 羽庫さんの作品はテンポよく読みやすく、そして深く響きます。『こどものじけん』も楽しみにしています。
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「巫女」そして「水の女」
羽衣伝説は私の癖に刺さるのです。なのでとても興味深く拝読しました。 昔話から折口信夫の民俗学、伝承の推移、歴史、政治へとわかりやすくナビゲートしていただき、美少女、藤原綏子の面影を想像しながら読み進めました。 14歳……さらさら流れるような黒髪と瑞々しい白い肌なんだろうなぁ……本来なら寵愛を受ける筈なのに、政治的な重圧と確執に翻弄されてしまった美少女の、そのひたむきさに私も胸がしめつけられました。 「天の羽衣」とはなにか、「神秘の結び目」を解くということが意味するもの等、最後までわくわくし ... 続きを見る
「羽衣伝説」が生まれた背景には、古代の宮廷における、どのような習慣があったのか? 「羽衣伝説」と折口信夫の『水の女』を切り口に、千年前の美少女の「ある謎」に迫ります。
ジャンル:歴史
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「水の少女」の話——みなの古代史ミステリーを、楽しく拝読させていただきました!
南ノさん、 こんにちは! 新シリーズ、とても面白く拝読させていただきました。 南ノさんの丁寧な解説とともに、折口信夫氏の『水の女』を読み解く過程は とても勉強になり、そしてまるでミステリー小説を読んでいるようでもあり、どきどきしました。 三条天皇の綏子に対してのちょっとした「いたずら」に、そのような意味が隠されていたとは。 日本史の表舞台に出ることはないけれど、一族の繁栄を支えていたのは「水の女」たちだったのですね。 南ノさんの次回作、楽しみにしています! どうぞよい ... 続きを見る
「羽衣伝説」が生まれた背景には、古代の宮廷における、どのような習慣があったのか? 「羽衣伝説」と折口信夫の『水の女』を切り口に、千年前の美少女の「ある謎」に迫ります。
ジャンル:歴史
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続きがすごく気になります
昨日の34話で、続きがすごく気になっていました! もしかして年内の更新はないかもと思っていたので、今日35話が読めて嬉しいです。 でも、最新話もやっぱり、続きがすごく気になる展開に……^^; 「ゴマアザラシ」こと中山さんは、私のお気に入りキャラです。中山さん、坂本くんに何を言うんでしょう…? 次の更新を楽しみに待っています!
短編『アリスのための即興曲』というものを書いております。 もしご興味があれば、ご覧いただければ幸いです。 【あらすじ】 大学3年生の坂本は、華道の講師である祖母とふたり暮らしをしている。 ピアノを弾くことが趣味の、どこにでもいるような学生だ。 ある日偶然見つけたフランス語レッスンの張り紙を頼りに、彼は古びた洋館へと向かう。 レッスンを担当するのは、アリス・デュボワというフランス人の女性だ。 彼女はレッスン料を請求しない代わりに、毎回、不思議な頼み事をする。 坂本はアリスに惹か ... 続きを見る
ジャンル:恋愛論・結婚
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4話まで
タイトルの冷えたと熱いが対照的で…。熱い腕は大丈夫かしら、一番大事な場面で効いてきそうで心配です。 ジャングルの中で意外にもいたれりつくせり、快適そうでさすがのメリルの準備の良さ。冷えたビールまであるの!!とクウヤと同じくなんの疑いもなくひょこひょこ着いていっちゃいました(笑)策士〜!! 今回もお食事おいしそうでしたね! クウヤも次から次へ大変だ! 2023年も大変楽しませていただきました! 年明けも2人の大冒険を楽しみにしています〜!!
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少女の背負ったものと強い意志
そういえば中上健次に『水の女』という短編があったな、と思い、南ノさんのこの論考のあとに読み返しました。東京に住んでいた頃、渋谷のシネマライズという単館系映画で、銭湯にてバイトする女性の日常を描いた純文学風作品『水の女』ってのがあって劇場で観たので、それと一緒くたになっていたのですが、もちろん両者に関係はなく、折口信夫から題を取ったのが共通点と言えば共通点。中上健次の『水の女』は、女郎小屋で働いていたと思われる女性を家に住まわせた博打打ちの男がその女性を(明言はしていないのだけど)遊郭に売る、とい ... 続きを見る
「羽衣伝説」が生まれた背景には、古代の宮廷における、どのような習慣があったのか? 「羽衣伝説」と折口信夫の『水の女』を切り口に、千年前の美少女の「ある謎」に迫ります。
ジャンル:歴史
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おめでとうございます!
羽庫さん、佳作受賞おめでとうございます! この作品、「わたし」とアヤコさんの関係性が、とても素敵です! 正に「誰かとごはんを食べたくなる話」ですね。 それから、記憶をたどる部分での「/」の使い方がとてもユニークだと感じました。 ああいう状況における、記憶が「断片」として頭に浮かんでくる感じが見事に描かれていると思いました(*^^*)
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心のスケッチに思いを馳せて
『春と修羅』の新しい考察に目から鱗が落ちる思いがしました。様々な考察がされている作品ですが、特に「春」とは文字通り、季節の春のことなのだろうと単純に考えていました。諸説あるようなのですが今回、TamTam2021さんの性欲を含む生命の根源、エロスが春なのではないかという考えに、そういう見方もあったのかと納得しました。人間は遥か昔から、このエロスとバイオレンスに支配され翻弄される運命から逃れられないようです。賢治も自分の中にある欲望や暴力的な所を認め、受け止めつつも、もっと高尚な精神でありたいと踠 ... 続きを見る
宮沢賢治の『春と修羅』。この作品はとても謎が多い詩集です。そもそも彼はこの作品を詩集ではないと言っています。『春と修羅』に秘められた謎について断片的に述べてみました。新たにファンレターさまの紹介と私のコメントも掲載しました。
ジャンル:社会・思想
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「天意には逆らえない」、心が楽になる言葉ですね。
南ノさん、 おはようございます。早朝から失礼します。 今回の『西遊記』に関するエッセイ、大変面白く拝読させていただきました。 色々と学ぶことが多くて、勉強になりました。 確かにそうですね。現代人は「努力によって未来を変えられる!」という考え方に 傾きがちなような気がします。 もちろん、努力が悪いことだとは思いませんが、「天意」を忘れて根性だけでなんとかしようとすると、 苦しくなってしまいますよね。 「天意」、とてもいい言葉ですね。 年末に素敵なエッセイをありがとうご ... 続きを見る
「台灣懶惰日記」第2弾です。 表紙が新しくなりましたが、内容は相変わらず、あまり役に立ちそうもないことを、だらだらと書いていくつもりです。
ジャンル:日記・個人ブログ
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待ってました!
台灣懶惰日記の続きが読めて嬉しい! です! (私が最初に読んだ南ノさんの文章が『台灣懶惰日記』シリーズなのです……!) 人算不如天算……確かに人生ってそういうもの、と近年感じます。 ものすごく頑張ってやり遂げようとしたことに邪魔が入ったり、邪魔が入って進む方向を変えたら、その先で重要なことが起こったり……そんなことばかり。 そして、紹介していらした西遊記の「夢に龍を斬る」エピソード。これ、いいですね。より大きな存在が、パタンパタンと物語をひっくり返していく感じ。近年ヒットした「三 ... 続きを見る
「台灣懶惰日記」第2弾です。 表紙が新しくなりましたが、内容は相変わらず、あまり役に立ちそうもないことを、だらだらと書いていくつもりです。
ジャンル:日記・個人ブログ
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カイロのシーンが大変に好き
カイロの場面がものすごく好きなのでここはぜひアピって欲しい場面です。 視覚型の作者さんあるあるなのですが、場面が変わったとき、(自分が見えている)背景(時間と場所)を省略してしまう場合があります。ですが、これはくどくても書いた方が面白さが10倍増しになりますのでお試しあれ!
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重要な回想シーンだけに。
回想シーンであるというのが最後になってわかるので、書き出しに『あれは〇〇年のことであった』といった長年使われてきた様式美を使ってしまうといいかもしれません!
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とても印象に残るエピソード
重要な『妹を探す』というキーワードがもう一度確認される場面ですね。花梨とともに印象的に描かれているのですんなり入り込むことができました。 第一話は第三者視点から始まってあるので、おそらく書きながら世界観を作っていったのかな、と推察します。
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世界観は本当に魅力的。
四大民族や、少数民族、精霊といった概念は物語の魅力に欠かせないと思います。 ノベルデイズは挿絵機能があるかは分からないのですが、絵が上手い方はその世界観や地図を挿絵にするという表現の仕方もあるかもしれません。