オペラを見て死ね!

[創作論・評論]

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67件のファンレター

何となく敷居の高い、オペラの世界。だけど分かるようになってくると、断然面白いのです!
というわけでチャットノベルで「物語」を、引用した動画で「歌や音楽」をお伝えする試みに挑戦します。芸術だからとかしこまらず、ツッコミ満載で楽しんでみるのもアリではないでしょうか。
まずは親しみやすく、上演頻度の高い演目から。あくまで一ファンの立場からのご紹介で、内容は初心者向けです。よろしくお願いします。

表紙写真:パリ・オペラ座(ガルニエ宮)

ファンレター

第61話まで

第56話、稲垣俊也さん演じるフィガロ、かっこいいですね! しかも、フィガロの意図するところがよくわかりますね。厳とした身分制度の枠組みを壊すことなく、あくまでその中にあって、したたかに復讐を企てるフィガロ、素敵です。だから観客も安心してフィガロを応援することができるのかもしれませんね。すっかりフィガロファンになりかけ…で、でも!あの計画は(本文でもつばめさんが書かれていらっしゃるように)ツッコミどころがいろいろと…^^; でも、こうした舞台はそういうお約束をわかった上で、そのドタバタぶりを楽 ... 続きを見る

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60話拝見。わ~、ケルビーノ君の女装だっ♡

 女子が演じているとわかっていても、若い男の子の女装には萌えあがってしまう私。きゃーきゃーいいながら動画を見せていただきました。このシーンもいろいろなパターンがあるとのことでしたが、確かにここは、あの椅子に隠れるシーンとともに、演出家の腕の見せ所のような気がします。拝見した動画のバージョンはケルビーノのちょっと迷惑そうな感じがあって、それがまた「きゃー可愛いっ」と腐臭漂う私の本能をぐらぐらさせました。そして、女性達の胸のラインのゴージャスな事。西洋の婦人画を見るたびに「ふん、盛ってるだろ」と思っ ... 続きを見る

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59話拝見!

「恋とはどんなものかしら」平易なのに耳に残る名曲ですね。特に意識していなかったのに、いつの間にかすべてのメロディーが頭に入っていました。きっとどこかで何度となく聞いているのでしょうが、知らない間に覚えているって余りないので……。モーツァルトの曲って凄いですね。  そして動画。ケルビーノ役の方の伸びのある声が素敵です。そして彼が降りてきてズボンをひっかきまわしてハンカチを出すシーン、微笑ましいですね。そして戸惑う奥様も少女のようでかわいらしかったです。とっても素敵なシーンを見せていただきありがと ... 続きを見る

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57、58話拝見しました!

 伯爵夫人、大人の落ち着きと包容力がある歌ですね。これがヴェルディなら~の仮定になるほどーっと唸ってしまいました。確かにそうですね(笑)  58話の動画は二期会でしょうか。日本のオペラは繊細だけどちょっと歌唱力が……と思っていましたが、大きな間違いでした。フィガロの艶のある余裕を感じる歌声に、え? これ、海外の?と画面をのぞき込んでしまいました。日本のオペラも凄いですね。  そしてこれからケルビーノ君の女装シーンですね。どんなドタバタが待ち受けているのか楽しみです♡

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もう飛ぶまいぞこの蝶々

 映画「アマデウス」見ました。「もう飛ぶまいぞこの蝶々」誕生のストーリーはモーツァルトの天才性を見せつける名シーンでしたね。(残念ながら史実ではないようですが)再び見て、胸が躍りました。あの品がない尻軽モーツァルトも良かったなあ。  マルチェッリーナが今後どんな活躍を見せるのか、つばめさんがしっかり充電されてからまた教えていただきたいです。まずはゆっくりとお休みください。  

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第55話まで

面白くて第49話から55話まで一気読みで、目も耳も存分に楽しませていただきました! 登場人物がみんな狡さや嫌なところを持ちながら、それでいてみんな滑稽で情けなくて、なんだか憎めないです(*^^*) バルトロのアリアは、歌詞がわかると本当に面白いですね。あんなくだらない内容をあんなに美しく歌っているというギャップがすごいです。それからケルビーノ君、さかりのついた●みたいですが、でも可愛い!つい助けてあげたくなっちゃいますね。でも、本人は助けられたら助けられたで、その場は神妙に涙にくれたりしなが ... 続きを見る

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52~54話まで拝見

 52話の動画、ケルビーノの「自分で自分がわからない」を聞いて、ああ本当に声って楽器だなあと惚れ惚れしました。4人のドタバタ劇にも笑いましたが、そのドタバタの最中にも歌がとても綺麗だというギャップにも笑いました。(松竹新喜劇の台詞がオペラ調になったような気分)伯爵の頭も、そしてバジリオ先生の後ろピョンの髪型もインパクトがありました(笑)  そしてイスラエルの動画にも大・大・大笑い(笑っていいのでしょうか、マジ歌なのに……)伯爵が現われたときに風を吹き付ける細かい演出がツボに入りました。そしてあ ... 続きを見る

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50,51話拝見しました。

 マルチェッリーナとスザンナの二重唱、内容は置いといてとっても美しかった! 特にマルチェッリーナの声に魅了されました。しかし、これって元祖褒め殺し? いや~負けじと唄い合う二人がとても面白かったです。名場面だと思うのですが、全く忘れてました。フィガロ見たのに、惜しいことをしました。やっぱり予習って大切。  そして、智(痴?)天使ケルビーノ君、おませでちゃっかりしていて、その手の早さ、将来が思いやられます。胸の紐を解くその早業……。で、思春期の混迷を歌い上げる彼に笑ってしまいました。  やっぱ ... 続きを見る

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脚本も面白い

 なんと6人の間でもつれる愛憎の関係。でも、みな欲望一直線であっけらかんとしているところが笑えます。医師バルトロへのサバ君の突っ込みには思わず笑ってしまいました。ほんと、そう! でも、こういう小悪党が物語を盛り上げてくれるんですよね、感謝しないといけないのかな(笑)  これからのドタバタが楽しみです!

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第48話拝見

 宮本亜門さんは、ミュージカルとか劇の演出しか知りませんでしたが、オペラも演出されるんですね。さすが、鬼才。(調べてみると東京二期会での初めての演出が2002年『フィガロの結婚』のようです)そして、動画のフィガロがとても渋くてカッコいい。私の中では三枚目のイメージでしたが、しっかり二枚目ですね。  これからどうなって行くんだったっけ。ストーリー忘れてしまっているので、楽しみに待ちます。(くれぐれも、無理されないように)  あ、宮本亜門さん歌舞伎の演出もされるようです。し、知らなかった……。

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第48話まで

面白いです! たった一日の中にドラマが凝縮されているという構成が、先ずすごいですね。 伯爵なんて言っても、一皮むけば、ただ特権を利用してうまいことやろうとするお下劣な品性まるだし。 プレゼントにベッドを贈るという、あまりに露骨な企みに唖然としつつも、思わず笑ってしまいますね。 まあ、フィガロはフィガロで、それこそ「好色一代男」の世之介も真っ青という感じの男性ですが、スザンナも「あたしはスザンナ、あんたは馬鹿!」の対句(?)が効いてますね。 男の人も女の人も、それぞれの企みがあって、そう ... 続きを見る

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46話、47話

 スザンナの試着の場面。オペラにあるまじきお触りシーン。もう、このフィガロのスケベっ!   いかにもモーツァルトがノリノリで曲を付けそうな場面ですね。曲も跳ねるような軽い感じで、続くベッドシーンを思わせる演出も見ていてあてられっぱなし。もう、このおバカどもっ(笑)って言いたくなります。  オペラって固い感じがありますが、ミュージカルでもここまで破廉恥(笑)なシーンは見たこと無いなあ。(ミュージカルもそんなに沢山見てはいませんが、今まで見た中でということで)  伯爵からもらったベッドの件で言 ... 続きを見る

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そうそう、ケルビーノ君!

 私は、このフィガロで彼に萌えました。あの時代の女性達もケルビーノに萌えたのではないでしょうか。女の子みたいに可愛くて(女性がやるから当たり前かも知れませんが)、そしてうふふ……。初めて見たときも「わかってるね~、作者」と思った覚えがあります。惚れっぽいところも可愛かった。  そして彼の歌う、あの親しみあふれる曲。  フィガロの結婚は皆キャラが立っていた覚えがあります。(セビリアの理髪師からキャラ変しすぎて唖然としましたが)残念ながらストーリーはあらかた忘れてしまったので(爆)、これからまた ... 続きを見る

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新章、楽しみにしてます

あおぞらさん、2021年は楽しく交流してくださり、どうもありがとうございました。2022年もどうぞよろしくお願いします!! 「椿姫」篇、完結おつかれさまでした^^ 27話でご紹介の場面、舞台の映像を見ていたとき、アルフレードの歌声が遠くから聞こえた(舞台袖で歌っていそうな)ので、わたしは彼女の屋敷のお庭とか窓の下とかで彼が求愛している場面だと思っていました。ロミオとジュリエットでおなじみの場面と同じように。でも、あおぞらさんの解説をお読みすると、これはヴィオレッタがアルフレードを思い出し ... 続きを見る

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第43話、第44話

第43話。すばらしい映像に、鳥肌が立つほど感動しました! 観客のイレギュラーな要求に応じた指揮者のリッカルド・ムーティさん、粋でカッコいい! そして、観客が総立ちで歌う「行け我が思いよ 黄金の翼に乗って」。 「高尚なオペラを鑑賞しよう」というのではなく、イタリア人にとってオペラとは、正に市民と共にある芸術なんだということを、千万言を費やすよりももっと如実に、そして感動的に伝えている気がしました。 そして第44話。お正月らしい(?)華やかさで始まった「フィガロの結婚」。時代背景もわかり易く ... 続きを見る

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フィガロの序曲だ!

 いつもほとんど予習なしにオペラを聞きに行くので、上演前はハラハラします。「自分にこれが理解できるのか」「もしかしてずーっと退屈だったどうしよう」  フィガロの結婚を見に行ったときは、この序曲で救われました。知らない酒場に行ったら、知り合いがいたような感覚です。「おーっ、君かっ(君はフィガロの序曲だったのか)」って感じで。良く耳にする、ウキウキした曲。一瞬でこの作品世界の気分に入り込みました。また、つばめさんが触れられると思うのですが、その前にセビリアの理髪師を見ていたんです。(連続した公演だ ... 続きを見る

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これは必見です!(第43話、拝見しました)

『イル・トロヴァドーレ』荒唐無稽だけど、ドラマチックな設定ですね。最初は「んなわけない」という感情を持っても、舞台の上で皆が演じているとその世界観に引きずり込まれてしまいそう。なんとなくそういうところは歌舞伎に似ています。さすがヴェルディ、曲も物語にぴったりの雰囲気でした。このストーリー、興味があるのでまた調べてみたいと思います。(ハマるかも……笑)  で、「ナブッコ」。  いつも面白く見せていただいているのですが、今回はそれに加えて涙がにじむほどの大感動でした。な、なんですか、あの動画。ま ... 続きを見る

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これぞ悲劇!

つばめさん、『椿姫』篇、完結おめでとうございます! そしてお疲れさまでした。 正に「これぞ悲劇!」という名シーンの数々を、つばめさんの痒いところに手が届く絶妙な解説で堪能させていただきました!(*^^*) 特に最後のエディータ・グルベローヴァさんは圧巻でした~。 あれだけの歌声・演技を見せつけられてしまったら、「カーテンコールでヴィオレッタが生きて出てきたから、何かほっとしたよ」とサバ君が思うのも当然ですよね。私も思わず「うんうん」と頷いてしまいました。 第41話と42話の「スルーでき ... 続きを見る

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42話拝見

 この2曲とも、曲と曲名までは知っていたのに、作曲者を知りませんでした。こいつらもヴェルディだったのか、凄い。(こんなに名作を作り出しているのに、ベートーベンやモーツァルトに比べて知名度が若干低いのが……←知らなかったのは私だけ?!)日常的にヴェルディの曲を知りすぎていて、作者とかそれ以上の情報を知ろうとはしていませんでした。クラシック番組でも、もっとヴェルディの生涯と、曲について取り上げて欲しいなあ。オペラ王なのに、NHKのアニメ「クラシカロイド」にも登場していなかったし。(泣)  それにし ... 続きを見る

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アイーダも!

 アイーダもヴェルディだったのですね。この動画、美しすぎる〜。(悶絶)豪華な舞台、配色の妙、そして壮麗な音楽。(この画面だとサッカーのイメージも吹っ飛びますね)最高です。  アイーダの結末を知っているため、避けていましたが、なぜ皆さんが支持されるのか少しわかりました。そのうち見てみたいです(できればメトロポリタンオペラの舞台動画が)。  悲劇を避けるのは、ずいぶん損をしているのかも。でも、ラストシーンの後で「どうにかできないか」考えている自分がいたりして。やっぱりハッピーエンドが好きだなあ( ... 続きを見る

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