オペラを見て死ね!

[創作論・評論]

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67件のファンレター

何となく敷居の高い、オペラの世界。だけど分かるようになってくると、断然面白いのです!
というわけでチャットノベルで「物語」を、引用した動画で「歌や音楽」をお伝えする試みに挑戦します。芸術だからとかしこまらず、ツッコミ満載で楽しんでみるのもアリではないでしょうか。
まずは親しみやすく、上演頻度の高い演目から。あくまで一ファンの立場からのご紹介で、内容は初心者向けです。よろしくお願いします。

表紙写真:パリ・オペラ座(ガルニエ宮)

ファンレター

第55話まで

面白くて第49話から55話まで一気読みで、目も耳も存分に楽しませていただきました!
登場人物がみんな狡さや嫌なところを持ちながら、それでいてみんな滑稽で情けなくて、なんだか憎めないです(*^^*)
バルトロのアリアは、歌詞がわかると本当に面白いですね。あんなくだらない内容をあんなに美しく歌っているというギャップがすごいです。それからケルビーノ君、さかりのついた●みたいですが、でも可愛い!つい助けてあげたくなっちゃいますね。でも、本人は助けられたら助けられたで、その場は神妙に涙にくれたりしながら、すぐにけろっとしてまた女の人のお尻を追いかけ回しそうですが…^^;

歌が二重奏、三重奏になるように、物語の筋も、各人それぞれの思惑も、複雑に錯綜していきますが、これらをわかり易く、的確にまとめて下さるつばめさんの手腕、本当にお見事だと思います!
活動報告も拝読しましたが、オペラの解説と登場人物台詞、それから動画――これらの分量や比率、配置といった構成に、つばめさんがどれだけ時間とお心を費やしておられるかよくわかります。どうかご無理のないようにして、十分お休み下さいませ^^
次回の更新は、ゆっくり待たせていただきます~‼

返信(1)

三奈乃さん、いつもありがとうございます。
そう、みんな狡さや嫌なところを持ちながら、滑稽で情けない奴らなのです(笑)。モーツァルトはそういう人間が好きだったんだろうし、また確かに人間ってそんなものかもなあ、という気もします。でもこの複雑なキャラクター構成が、物語をも複雑にしてしまっている感があるんですよ。今は小説でももう少し単純化していますよね。一般の人に分かりやすくするには、まだ工夫の余地がありそうです。ちょっと考える時間を頂きますね^^。
ケルビーノ君、第2幕ではもっと「やばい」子になるんですよ(笑)。ここまでいくと受け入れられる人とそうでない人が出てくると思うので、その辺の表現にも気を遣います。
またどうぞお付き合い下さいませ~!