オペラを見て死ね!

[創作論・評論]

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67件のファンレター

何となく敷居の高い、オペラの世界。だけど分かるようになってくると、断然面白いのです!
というわけでチャットノベルで「物語」を、引用した動画で「歌や音楽」をお伝えする試みに挑戦します。芸術だからとかしこまらず、ツッコミ満載で楽しんでみるのもアリではないでしょうか。
まずは親しみやすく、上演頻度の高い演目から。あくまで一ファンの立場からのご紹介で、内容は初心者向けです。よろしくお願いします。

表紙写真:パリ・オペラ座(ガルニエ宮)

ファンレター

第43話、第44話

第43話。すばらしい映像に、鳥肌が立つほど感動しました!
観客のイレギュラーな要求に応じた指揮者のリッカルド・ムーティさん、粋でカッコいい!
そして、観客が総立ちで歌う「行け我が思いよ 黄金の翼に乗って」。
「高尚なオペラを鑑賞しよう」というのではなく、イタリア人にとってオペラとは、正に市民と共にある芸術なんだということを、千万言を費やすよりももっと如実に、そして感動的に伝えている気がしました。
そして第44話。お正月らしい(?)華やかさで始まった「フィガロの結婚」。時代背景もわかり易く紹介していただいて、次回からの期待がいやが上にも増します^^
バロック様式から、ロココ調に変わる時代。そこには、気取った、大げさな絶対王政の時代の芸術に対する、教養と実力を備えた市民からの諷刺と批判が込められていたということでしょうか。
更新を楽しみにしています。
今年もよろしくお願いいたします。

返信(1)

三奈乃さん、こんにちは。今年もよろしくお願いします^^。
そうなんですよ。オペラって貴族趣味の高尚な芸術、というイメージが強いですが、やっぱり市民とともにあるから素晴らしいのだと思います。「行け我が思いよ~」は、タイトルも人の必死さを表していますよね。
『フィガロ』についてですが、私自身が理解に時間を費やしてしまったところがあるんです(何しろコメディーが苦手で^^;)。「ここが面白いんだよ」と説明してしまうと、かえって笑えなくなるので迷いますが(ほんと、他人を笑わせるって難しい技術です)、私と同じ所でつまずく人もいるかと思うので、ここではあえて説明気味にしてみるつもりです。というわけで「くどい」と感じさせてしまったら、ごめんなさい(笑)。
お時間のある時にまた覗いて下さいね~!