映画『アングスト 不安』を紹介
文字数 2,312文字
*内容をさらにわかりやすくした『映画チャットノベライズ(笑)』のブログもよろしくお願いします。
『アングスト 不安』
(映画文字ラジオ:https://inaba20151011.hatenablog.jp/entry/2021/05/09/150304)
【あらすじ】
――――
1980年にオーストリアで実際に起こった殺人鬼ベルナー・クニーセクによる一家惨殺事件を映画化した実録スリラー。
83年にオーストリアで製作され、日本では88年に「鮮血と絶叫のメロディ 引き裂かれた夜」のタイトルでレンタル用VHSとして発売された作品を2020年に劇場初公開。
刑務所出所後の殺人鬼が感じる不安、プレッシャーによる異様な行動や心理状態、それらを冷酷非情で凶暴なビジュアル、斬新なカメラワークで表現。
陰惨な世界観を「U・ボート」「アンダーワールド」のアーウィン・レダー演じる殺人鬼のモノローグでつづっていく。
音楽を元「タンジェリン・ドリーム」のクラウス・シュルツ、撮影をアカデミー短編アニメ賞を獲得した「タンゴ」やジョン・レノン、ミック・ジャガーなどのMVを手がけたズビグニェフ・リプチンスキが担当。
監督は本作が唯一の監督作品となるジェラルド・カーグル。
【感想】
――――
美雪「ゴールデンですね。美雪雪音です」
門平「ゴールデンだね。門平善照です」(5月の連休のこと)
美雪「連休どうよ? 何かしてる?」
門平「いんや。特になんにも。いまだにやつ(新型ウイルス)の脅威が終わってないし。俺たちにワクチンがくるのはいつのことやらだよ」
美雪「暑くなってきたし、マスクも邪魔よねー」
門平「でもしとかないと、同調圧力というやつがくるからなー」
美雪「暑いときにマスクしてたら、もしやつ(新型ウイルス)がきてなかったら、異常者みたいな目で見られるわよねー。というわけで、今日の映画紹介は『アングスト 不安』です」
門平「了解でーす」
美雪「えっと……あっ、ちょっと待って(ガサゴソ、メモを見ている)……んーと……この映画は……」
門平「(おや? めずらしく入りが遅いな?)」
美雪「北海道の田舎からトレセン学園に入学したスペシャルウィークは、サイレントスズカに憧れを抱いていました。彼女は日本一のウマ娘になることが夢でした。時は流れ、うまぴょい伝説という謎の電波ソングは、その癖の強さに、歌が人間の脳内に侵入し……」
門平「おっおい! まてまてまてまて!! それ今回紹介する映画とぜんぜん違うだろ! 内容が真逆なやつじゃないか! はっ!? さては、映画観てねーなオメー!!」(←勘がいい)
美雪「……だって、汚らしいオッサンの映画よりも、かわいいおウマさんが観たいんだもん」(頬をふくらませてスネる美雪雪音【30歳】)
門平「何言ってるの!? 俺たちはタコ焼きで雇われてるんだから、映画観ることは仕事なんだぞ! これが大人の社会なのよ! 美雪ちゃん! ちゃんと観るのよ!」(エヴァでミサトさんがシンジ君を説得するがごとく)
美雪「やだっ!! 絶対観ないもん!!」(ガチでスネる美雪雪音【30歳】)
門平「しょーがない子だねー。(あきらめる)じゃ、俺が映画紹介するよ。今回の映画は『アングスト 不安』。冒頭である男がいきなり老婦人を銃で撃ち殺します。数年後刑期が終わり、男は次こそは捕まらないように計画を立てていました。はたして男の目的とは? って感じかな」
美雪「この映画、オッサンのアップの食事シーンで無理だったわ。(キモくて)意識が戻ったとき、私はおウマさんたちのライブ観ていたの。なぜかしら?」(悪気はない)
門平「まあこの映画、殺人鬼のドキュメンタリーみたいな形式で話が進むしね。実話を元にしているみたいだし。ちなみに美雪さんは主人公を観てどう思った?」
美雪「サイコパスじゃん!」
門平「そう。主人公は映画で語ってるんだけど、生い立ちがなかなかひどいんだよね。それで他人を痛めつけて、喜びを得るってやつなんだけど、動機がよくある話なんだよ。恐らく、この映画が最初に出た1980年代だったら、こんな人間がいるんだって、はやったと思うんだけど、もうめずらしくもなんともないんだよね。みんなこの映画観て、主人公は【サイコパス】で単純にまとめちゃうと思うんだよ。情報がすぐに手に入る、ネット時代では、出すのが遅かったね」
美雪「サイコパスって優秀な人が多いから、スタイリッシュな殺人とかか観られるんじゃないの?」(映画は観とらんけど)
門平「そこも問題なんだよなぁ。主人公って、人を痛めつける姿を、他人に見せたいっていう性癖があるみたいなんだけど、要領が悪くて、映画の大半が殺人に手間取る姿なんだよ。知能犯的でもなく、衝動的で、タクシーの運転手殺そうとして、気づかれて怒鳴られて、叫んで逃げちゃうぐらいだからね。殺人を犯したあと、半ケツ出して寝てたところは笑ったわ。だからサイコパスに抱く優秀なイメージがまったくない、ただ殺人をしたいだけオジサンなんだよなぁ」
美雪「『悪の教典』(美形で優秀なサイコパス先生が生徒たちを殺していく話)みたいな。私たちがサイコパスに抱く優秀さがないのねぇ」(おウマさんを選んでよかったと思った美雪雪音【30歳】)
門平「まあ興味ある人は観てください。それでは」(その後、門平善照【30歳】がうまぴょい伝説の映像を観ることになるとは、誰が予想しただろうか?)
【宣伝】
――――
【小説制作所より】
【新刊】『超常現象解決部! 最強の予知能力者がいる部!』好評発売中!
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『アングスト 不安』
(映画文字ラジオ:https://inaba20151011.hatenablog.jp/entry/2021/05/09/150304)
【あらすじ】
――――
1980年にオーストリアで実際に起こった殺人鬼ベルナー・クニーセクによる一家惨殺事件を映画化した実録スリラー。
83年にオーストリアで製作され、日本では88年に「鮮血と絶叫のメロディ 引き裂かれた夜」のタイトルでレンタル用VHSとして発売された作品を2020年に劇場初公開。
刑務所出所後の殺人鬼が感じる不安、プレッシャーによる異様な行動や心理状態、それらを冷酷非情で凶暴なビジュアル、斬新なカメラワークで表現。
陰惨な世界観を「U・ボート」「アンダーワールド」のアーウィン・レダー演じる殺人鬼のモノローグでつづっていく。
音楽を元「タンジェリン・ドリーム」のクラウス・シュルツ、撮影をアカデミー短編アニメ賞を獲得した「タンゴ」やジョン・レノン、ミック・ジャガーなどのMVを手がけたズビグニェフ・リプチンスキが担当。
監督は本作が唯一の監督作品となるジェラルド・カーグル。
【感想】
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美雪「ゴールデンですね。美雪雪音です」
門平「ゴールデンだね。門平善照です」(5月の連休のこと)
美雪「連休どうよ? 何かしてる?」
門平「いんや。特になんにも。いまだにやつ(新型ウイルス)の脅威が終わってないし。俺たちにワクチンがくるのはいつのことやらだよ」
美雪「暑くなってきたし、マスクも邪魔よねー」
門平「でもしとかないと、同調圧力というやつがくるからなー」
美雪「暑いときにマスクしてたら、もしやつ(新型ウイルス)がきてなかったら、異常者みたいな目で見られるわよねー。というわけで、今日の映画紹介は『アングスト 不安』です」
門平「了解でーす」
美雪「えっと……あっ、ちょっと待って(ガサゴソ、メモを見ている)……んーと……この映画は……」
門平「(おや? めずらしく入りが遅いな?)」
美雪「北海道の田舎からトレセン学園に入学したスペシャルウィークは、サイレントスズカに憧れを抱いていました。彼女は日本一のウマ娘になることが夢でした。時は流れ、うまぴょい伝説という謎の電波ソングは、その癖の強さに、歌が人間の脳内に侵入し……」
門平「おっおい! まてまてまてまて!! それ今回紹介する映画とぜんぜん違うだろ! 内容が真逆なやつじゃないか! はっ!? さては、映画観てねーなオメー!!」(←勘がいい)
美雪「……だって、汚らしいオッサンの映画よりも、かわいいおウマさんが観たいんだもん」(頬をふくらませてスネる美雪雪音【30歳】)
門平「何言ってるの!? 俺たちはタコ焼きで雇われてるんだから、映画観ることは仕事なんだぞ! これが大人の社会なのよ! 美雪ちゃん! ちゃんと観るのよ!」(エヴァでミサトさんがシンジ君を説得するがごとく)
美雪「やだっ!! 絶対観ないもん!!」(ガチでスネる美雪雪音【30歳】)
門平「しょーがない子だねー。(あきらめる)じゃ、俺が映画紹介するよ。今回の映画は『アングスト 不安』。冒頭である男がいきなり老婦人を銃で撃ち殺します。数年後刑期が終わり、男は次こそは捕まらないように計画を立てていました。はたして男の目的とは? って感じかな」
美雪「この映画、オッサンのアップの食事シーンで無理だったわ。(キモくて)意識が戻ったとき、私はおウマさんたちのライブ観ていたの。なぜかしら?」(悪気はない)
門平「まあこの映画、殺人鬼のドキュメンタリーみたいな形式で話が進むしね。実話を元にしているみたいだし。ちなみに美雪さんは主人公を観てどう思った?」
美雪「サイコパスじゃん!」
門平「そう。主人公は映画で語ってるんだけど、生い立ちがなかなかひどいんだよね。それで他人を痛めつけて、喜びを得るってやつなんだけど、動機がよくある話なんだよ。恐らく、この映画が最初に出た1980年代だったら、こんな人間がいるんだって、はやったと思うんだけど、もうめずらしくもなんともないんだよね。みんなこの映画観て、主人公は【サイコパス】で単純にまとめちゃうと思うんだよ。情報がすぐに手に入る、ネット時代では、出すのが遅かったね」
美雪「サイコパスって優秀な人が多いから、スタイリッシュな殺人とかか観られるんじゃないの?」(映画は観とらんけど)
門平「そこも問題なんだよなぁ。主人公って、人を痛めつける姿を、他人に見せたいっていう性癖があるみたいなんだけど、要領が悪くて、映画の大半が殺人に手間取る姿なんだよ。知能犯的でもなく、衝動的で、タクシーの運転手殺そうとして、気づかれて怒鳴られて、叫んで逃げちゃうぐらいだからね。殺人を犯したあと、半ケツ出して寝てたところは笑ったわ。だからサイコパスに抱く優秀なイメージがまったくない、ただ殺人をしたいだけオジサンなんだよなぁ」
美雪「『悪の教典』(美形で優秀なサイコパス先生が生徒たちを殺していく話)みたいな。私たちがサイコパスに抱く優秀さがないのねぇ」(おウマさんを選んでよかったと思った美雪雪音【30歳】)
門平「まあ興味ある人は観てください。それでは」(その後、門平善照【30歳】がうまぴょい伝説の映像を観ることになるとは、誰が予想しただろうか?)
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【小説制作所より】
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