電子書籍『AI彼女』を紹介

文字数 1,499文字

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『AI彼女』
(映画文字ラジオ:https://inaba20151011.hatenablog.jp/entry/2019/10/24/185844)


【あらすじ】
――――


 二黒将志は受験勉強中、スマートフォンの無料アプリ『AI彼女』で、AIのやよいと会話を楽しんでいた。

『十五センチ。ここにきて。いいもの見せたげる』

 やよいから突然受け取ったメッセージ。
 二黒はその謎を解明したくなり、山奥へと足を踏み入れた……。


【感想】
――――


リアナ「(あせあせ)はーい。ごめんなさーい。遅れましたー。すみませーん」

言左衛門「どうしたでござるか? リアナ殿にかぎってめずらしい。5分遅刻とは?」

リアナ「本番前に、おトイレ行こうと思ったら、『使用禁止』の紙が貼られてたの。あせったー」

言左衛門「ああ、門平にどうしたのかと聞いたら、何かで配管が破壊されたようでござるな。岩のような排せつ物を吐き出したりした者がいたりしてな」

リアナ「もー。汚いー」

言左衛門「すまんすまん。もしいたとしたら、化け物でござるわ」

リアナ「お口直しに今日紹介するのは『AI彼女』ね。SFあり、ミステリーあり、恋愛あり、なぜかホラーっぽいのありと、ごちゃまぜ感がすごい短編小説ね。審査員特別賞を受賞し、ネット文庫星の砂さまから電子書籍出版されているものです」

言左衛門「因幡殿! どうしてグロいホラーを書かないでござるか! また恋愛っぽいのを書きおって!」

リアナ「話の冒頭を紹介しまーす。主人公の二黒将志君は高校3年生で、受験生。勉強の合間に、スマートフォンアプリの『AI彼女』やよいちゃんと会話してますね。会話といっても、チャットみたいな感じね。このやよいさんがとても優れてて、二黒君の答えをポンポン当ててます」

言左衛門「AIとな……。あー、ふむふむ。確かに、AIを使えば、うまく卵焼きが焼けるでござるな」

リアナ「(えっ? それ違うんじゃ……と、思ったものの無視する方向で)そのやよいさんが突然二黒君に言うの。『15センチ』って。高校生男子らしく、多少エッチなことを考えながら、とある山に入っていくの」

言左衛門「たっ卵でエッチなことでござるか?? それは大丈夫なのでござるのか?? 牛は鳴くのでござろうな?」

リアナ「(ええっ? どうして牛が出てくるの? 何この人、怖い、と思いつつ勇気を出して)ここから先はちょっとホラーなのよね。えー、こわーいって思って読んでいたら、あー、そーなんだー、っていう、妙な納得感があったわ。勘違いしたやよいちゃん、ちょっとかわいかったし」

言左衛門「あっ! わははっ! AIというのがわかったでござるよ! 失敬失敬!」

リアナ「ラストは人によって解釈のしかたが分かれるわよねぇ。恋愛として見るんだったら、『ずっとあなたのそばにいる』っていう、けなげな気持ちなのかなぁ」

言左衛門「違うでござる! AIが人間の雄をすべて食い尽くす未来が予想されたのでござる! もはや女など不要というメッセージが込められているのでござる!」

リアナ「(もー、この人小説読んでないー)ともかく、ホラーではないことは確かなので、ぜひ読んでみてください」

言左衛門「AIの支配が始まる! それでリアナ殿。これから千葉県にあるマザー牧場に行って、動物たちとたわむれようではないか」

リアナ「ごめんなさい。今から美雪ちゃんとたわむれるの。また今度誘ってね(ほんと)」


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