映画『クワイエット・プレイス』を紹介

文字数 1,513文字

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『クワイエット・プレイス』
(映画文字ラジオ:https://inaba20151011.hatenablog.jp/entry/2019/10/18/090717)


【あらすじ】
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「ボーダーライン」「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のエミリー・ブラントが主演、ブラントの夫でもある俳優のジョン・クラシンスキーが監督・脚本を手がけ、全米でスマッシュヒットを記録したサスペンスホラー。

 ブラントが主人公となる一家の母親エヴリンに扮し、エヴリンを支える夫のリーをクラシンスキーが自ら演じ、夫婦共演も果たした。

 聴覚障害を持つ娘役は、自身も同じ障害を持つ「ワンダーストラック」のミリセント・シモンズ。

 音に反応して人間を襲う「何か」によって人類が滅亡の危機に瀕した世界で、「決して音を立ててはいけない」というルールを守り、生き延びている家族がいた。彼らは会話に手話を使い、歩くときは裸足で、道には砂を敷き詰め、静寂とともに暮らしていた。しかし、そんな一家を想像を絶する恐怖が襲う。


【感想】
――――


美雪「おとーさーん。美雪雪音です」

門平「おかーさーん。門平善照です。何この最初の掛け合い」

美雪「前回はごめんなさいね。危うく人類をせん滅するところだったわ」

門平「いいよいいよ。まさかショットガン撃ち込んでも死なないなんてね。こりゃ人類が支配されるのも時間の問題だわって悟ったから。あきらめが肝心ね」

美雪「まさか覚醒してしまうとはね。全人類に反旗を翻した巨人の田中さんと対峙(たいじ)したとき以来だわ」

門平「誰!? そのオッサン誰!?」

美雪「というわけで、今回ご紹介するのは『クワイエット・プレイス』です」

門平「日本語訳すると、『静かな場所』という意味ね」

美雪「冒頭。地球に隕石(いんせき)が落ちて、耳が異常に発達したクリーチャーが人間を襲い始めたの。ほとんどの人類が殺されてしまった世界。とある一家が、手話やはだしで音を立てない生活を送っているわ」

門平「この映画はほぼ手話で会話していて、セリフは数十個しかないといわれているね」

美雪「家に帰る途中、末っ子がおもちゃで遊びたくて、音を立ててしまい、クリーチャーに襲われる。長女は弟におもちゃを与えたことを後悔し、1年がすぎていくわ」

門平「ここは家族を持つ人にとっては、なかなかきついシーンですな」

美雪「父親は世界に向かってSOSを発信しつつ、長女とはぎくしゃくした関係を送っているわ。ある日、父親、長男、長女が外出しているときに、妻に陣痛が起こってしまう。誰もいない家に、クリーチャーが入り込む。音を立てないように子供を産むしかなくなるわ」

門平「これ絶対無理だぜと、観客は思うシーンだね」

美雪「まあそんなかんじで、家族愛がテーマとなった映画よね」

門平「ちなみに、妻役のエミリー・ブラントと夫役のジョン・クラシンスキーは本当の夫婦で、家内制作だから、制作費は安いんだよね。それがヒットしたもんだから、夫婦円満ですよ。絶対2作目やるよ」

美雪「グロいシーンもあんまりなくて、ホラー嫌いな人も、どうにか見られるレベルだわ(おなかを手で押さえている)」

門平「ぜひ音のない世界を楽しんでいただきたい」

美雪「うっ……おなか痛い! 何か産まれそうだわ!!」

門平「しょうがねぇな。賞味期限切れのカップラーメン食べるからだろ? アヒルのオマルを用意したげてぇ」

美雪「ここでしろって言うの!? トイレはないのっ!?」


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