映画『モルグ 死霊病棟』を紹介

文字数 2,262文字

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『モルグ 死霊病棟』
(映画文字ラジオ:https://inaba20151011.hatenablog.jp/entry/2021/03/02/143432)


【あらすじ】
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 深夜の病棟で想像を絶する恐怖に直面した警備員の運命を描いたパラグアイ製スリラー。

 電話しながら運転していた警備員ディエゴは、誤って人を轢いてしまう。

 動転して思わずその場から逃げ出し、自宅に戻るも気持ちが落ち着かない。

 その夜、ディエゴは臨時の仕事で、ある病院の夜警を担当することに。それは深夜の病棟を見回るだけの簡単な仕事のはずだった。

 やがて廊下から聞こえる物音や監視モニターに映る何かが気になり確かめに行ったディエゴは、死体安置所にたどり着く。

 そこで彼は、正気を失うほどの恐怖を体験する。

 ヒューマントラストシネマ渋谷で開催の「未体験ゾーンの映画たち2020 延長戦」上映作品。


【感想】
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美雪「はっくしょいっ!!!!(門平にくしゃみをふりかける) 始まりましたね映画紹介! 美雪雪音です!」

門平「いやぁ!?(美雪のつばが全身にかかる) なにすんの、汚い!! 門平善照です!」

美雪「はー、花粉症がすごいわ。(ちゅん)日本は何者からか恐ろしい生物兵器をくらってるわね」

門平「だからといって、俺にかけることないだろっ!? きれいな体が汚れちまったよ!!」(テッシュでふきふき)

美雪「むしろ喜びなさいよ。私のつばが飲めるんだから」

門平「そんなことできるのは二次元の美少女だけだぞ。生ものは臭いだけだわ」(やつらに消化器官があるのかどうかは不明だが)

美雪「えっ……私たちって、生ものなの? ブログのアイコン二次元なんだけど?」(驚き)

門平「あのアイコン、実写版に変更予定だったけど、意外と受けがいいんであのままなだけなんだよ。俺たちは大学生のときからアイコンだけは年とってないのさ」(不死の生命体)

美雪「いいかげんあのアイコン、バージョンアップしなさいよ」(米倉涼子みたいなのを希望)

門平「因幡さんに言えよ。あの人アニメ調のキャラクターイラストは、どれも同じに見えてるから無理だろうけど」(因幡:差異がわかりまへん)

美雪「アニメや漫画を読まないで、ホラー映画ばっか見てるからそうなるんでしょ! と、いうわけで、今回ご紹介する映画は『モルグ 死霊病棟』です」

門平「モルグとは死体安置所という意味ですな。病棟となってるから、医者や看護師が出てくるのかと思いきや、登場人物も少ないし、撮影場所も限られてるという低予算系ホラーとなっております」

美雪「冒頭、主人公ディエゴはスーパーで買い物をしています。恋人から友達がバスに乗り遅れたから、車で送ってほしいと頼まれますが、ガソリンがもったいないからと断るほどの貧乏です。ディエゴはカミソリを万引きしたり、他人の高級車を自撮りし、同級生に自分のものだと言ったりと、見栄の強い男性でした」

門平「舞台はパラグアイなんだけど、収入不平等指数(ジニ係数)は高いほうだっけか? 貧富の格差が大きいから、こういうことはあたりまえなのかもね。知らんけど」

美雪「ディエゴが車を運転し、スマートフォンのチャットで恋人と会話していると、突然出てきた人をひいてしまいます。ディエゴは動揺し、その場から逃げてしまいました。意識を取り戻すと、自分の家にいます。あのことは忘れるとディエゴは決め、ボスから受けた病院の警備の仕事に行きます」

門平「ちなみにスマホは課金制です。(笑)日本みたいに月額料金じゃないぞ。事故でひいた人物は、パーカーをかぶってて、誰かよくわからない状態だね。うつ伏せだし。警備の仕事では相方から銃もらうからね。どんだけ治安悪いんだよって、印象だね」

美雪「ディエゴは、相方のゴンザレスに死体安置所を案内されます。窓がかってにあくと説明されますが、ディエゴは死体が気になります。ゴンザレスに質問すると、ひき逃げにあった死体で、ニュースで大騒ぎになっているとのこと。ディエゴは自分がひいた死体ではないかと思い始めます。ゴンザレスが去り、ディエゴが恋人とスマホで話していると、映像に裸の女が警備室から出ている姿が映ります……」

門平「ここからは物がかってに動く、変なオッサンがやってくる、スマホに非通知がくるなど、どっきり要素が満載ですね。どおりで登場人物がやたらと少ないなっていうのも、最後にわかるね。この内容で80分ぐらいなので、ちょうどいいんじゃないでしょうか(締め)」

美雪「この映画、『未体験ゾーンの映画たち 2020 延長戦』に出てたみたいね」

門平「因幡さん、あいかわらず怪作好きだねぇ。ホラーを見すぎると、こんなマイナーなものばっかり見るようになるのかねぇ」

美雪「『人面魚』にビビアン・スーも出てたじゃないの」

門平「ビビアン・スーも年くったなぁ。もう日本でビビアン知ってるやつは、ウッチャンナンチャンのダンス大会か、歌聞いたことある人だけだと思うぜ。今の若者知らないぜ。たぶん」(因幡:なつかしいっす)

美雪「日本からの上映は……え~っと……『ロバマン』??」

門平「もうそっとしておいてやれよ!!」(号泣そして悲鳴)


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【小説制作所より】
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