映画『ハッピー・デス・デイ』を紹介

文字数 2,313文字

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『ハッピー・デス・デイ』
(映画文字ラジオ:https://inaba20151011.hatenablog.jp/entry/2020/01/24/120006)


【あらすじ】
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  誕生日に殺された主人公が目を覚ますと再びその日の朝に戻り、自分が殺される誕生日を何度も繰り返すことになる姿を描いた新感覚のタイムループホラー。

「ゲット・アウト」「スプリット」「ハロウィン」などホラー、サスペンス作品を数々ヒットさせているプロデューサーのジェイソン・ブラムが製作。

 イケてる女子大生で遊んでばかりのツリーは、誕生日の朝も見知らぬ男のベッドで目を覚ます。慌しく日中のルーティンをこなした彼女は、夜になってパーティに繰り出す道すがら、マスク姿の殺人鬼に刺し殺されてしまう。

 しかし気がつくと、誕生日の朝に戻っており、再び見知らぬ男のベッドの中にいた。その後も同じ一日を何度も繰り返すツリーは、タイムループから抜け出すため、何度殺されても殺人鬼に立ち向かうが……。

 主演は「ラ・ラ・ランド」にも出演したジェシカ・ロース。監督は「パラノーマル・アクティビティ 呪いの印」のクリストファー・ランドン。


【感想】
――――


美雪「ばぶー美雪雪音でちゅう」

門平「ハイハイハイハイ! 門平善照です!(汗)」

美雪「どう? 今のやつ。かわいいでしょう? 私を抱っこしたいと思った?」

門平「そうっすね。近寄りがたい恐怖感を得たね」

美雪「そんなこと言ってると、イクメンだと思われないぞ☆」

門平「いやー、そんなでかい子。もう育てようと思わないんだけど。むしろ早く家出てって自立してくれ」

美雪「話は変わるけど、実家から大学通ってるの?」

門平「うんにゃ。学生寮だよ。美雪さんもだろ?」

美雪「う~ん。そうなんだけど。最近リアナとシェアハウスしてるの。あの子って、別荘で、使用人付きじゃん? 自宅より楽なのよね(髪の毛を指でいじる)」

門平「それ。迷惑な居候っていうんだぞ」

美雪「あーあ。私もリアナみたいになりたいなぁ。リアナになれたらいいのになぁ」

門平「(はっ!!)リアナさん! 逃げて! 殺されるよ! 成り変わられちゃうよ!(必死)」

美雪「やだー。冗談がお上手ね。というわけで、今回紹介するのは『ハッピー・デス・デイ』です」

門平「こっこの野郎! ごまかすなよ、俺がここで成敗してや、ふぐぅ!?(美雪に片手で首をにぎられる)」

美雪「冒頭。主人公の女子大生であるツリーは、見知らぬ男性の部屋で目覚めます。パーティーで酒に酔って、記憶を失ってしまったのでした。お礼も言わずさっさと部屋を出て、自分の誕生日を祝ってくれる父親の電話を無視し、好意を寄せていた男性を冷たくあしらい、あいさつしてきた同期を無視。ルームメイトの作ったお誕生日ケーキをゴミ箱に捨てるという暴挙に出ます。しかも妻子持ちの教授と不倫までする始末。同級生の忠告も聞きません」

門平「天の声【彼女の性格の悪さがはっきりとわかるね】(快感を味わい始めている)」

美雪「パーティーに行く途中。トンネルに入ると、オルゴールが鳴っています。突然後ろにベビーマスクをかぶった怪しい人物があらわれました。ツリーは警察を呼ぶと警告しましたが、ベビーマスクはようしゃなくツリーを襲い殺してしまいます(首しめを強くする)」

門平「天の声【犯人がわかったあとなんだけど、けっきょくあのオルゴールなんだったんだって気持ちになったね】(死んだ人々が見え始めている)」

美雪「死んだツリーが目覚めたのは、見知らぬ男の部屋。日付を確認すると、自分の誕生日の朝です。夢なのか、現実なのかわからないまま、ツリーは同じ行動をし、あのトンネルを目にして恐怖がよみがえり逃げ出します。パーティーに参加した彼女は、好意を持った男性の部屋に行くのですが、そこでまたもやベビーマスクに殺されます(もっと首しめを強くする)」

門平「天の声【このシーン笑った笑った。殺人鬼は怖いけど、ツリーの周りのキャラがいいよね。ホラーって暗くなりがちなんだけど、主人公が桁外れのビ〇チだし、周りの連中は変なの多いしと、気分が落ち込まないよね。ツリーが殺されてもそりゃそうだろとしか思わないしね】(パトラッシュ第2形態がお空から迎えに来ている)」

美雪「ツリーはまたまた、見知らぬ男の部屋で目覚めます。部屋にこもっても殺される。容疑者リストを作っても割り出せない。彼女は果たして犯人を見つけ出せるのか?(首から手を放す)」

門平「ふう。(女神さまにチート能力を授かるところまでいき、現実に戻され、すべての記憶を忘れる)物語の構造としては、タイムループの繰り返しなんだよね。ネタはありがちなんだけど、キャラで引っ張ってる感じ。むしろ、キャラ立てしかないような気がするなぁ」

美雪「確かにキャラしかないような物語だけど、ちゃんと王道パターンは踏んでるわよ。殺されてもしかたがない主人公だけど、最後には自らの罪を償い、運命に立ち向かうたくましさを見せてくれるわ。ぜひ映画を観てくだちゃい(かわいく言う)」

門平「ところでさ。さっきまで首から頭に血液いかなかったから、記憶をなくしちゃったんだけど。なんでだっけ?」

美雪「バカねー。私の別荘(強調)の話をしてたじゃない」

門平「あっ、そうかそうか。あれ? 美雪さんちって金持ちだったっけ?」

美雪「意外とね。門平君。私の別荘(強調)で誕生日パーティーはいかが?」


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