P子の一人部屋

文字数 7,222文字

 伝言板で、ののあ先生の投稿があったわけですが、何というか、……


 長いんですね。


 伝言板で、その長いやりとりをするのは大変です。そうでなくてもすでに二回アク禁を食らっている身ですから慎重に行動しないといけません。
 以前、浮離ちゃんの【宙の漕ぎ手】に質問感想を書く時も、どうせ返信ないだろうとか、こっちも正直素面でやってられない感じだったので、浮離ちゃんを男、私は浮離ちゃんに付き纏うストーカー女として、留守電にメッセージを残すという設定で、ストーリーっぽく行いました。
 今回私はいたいけな女性P子として、スレッドにてストーリー仕立てで、ののあ先生の投稿を解析することにしました。はたしてその結末やいかに。


【P子の一人部屋】

 ピンポーン
「はーい」とP子はインターフォンに答える。
「宅配便です」
「ご苦労様でーす」P子はサインをして包みを受け取った。
 それは先日ネットで購入したお人形さんです。P子はウキウキしながら開封したところでしばし言葉を失います。
「な、何これ? 違う、あたしこんなの頼んでない!」
 その人形は両手に刀を持っており、その顔はどこか、だブスたそうです。
 P子は恐ろしさのあまりに思わず人形を床に落としてしまいます。
それがスイッチであったかのようにその人形は目を見開き立ち上がりました。
「ヒスヒスヒスヒス」と変な笑い方をしながら両手の刀の切先をキチキチ鳴らします。
「やめてー、来ないでー!」P子はありったけの声で叫びます。
「私の名はノア」その人形が口を開きます。
「のあ? のあドールということ?」P子は恐る恐る話が通じる相手か見極めようとしています。
「えー、P子さん、あなた本当に天然ですね! 天然! 天然! 天然! 天然! 天然!」そののあドールはヒステリックに叫びました。

 どうやらダメだったみたいです。

「P子さんをはじめ、あまりにも〝読めない人〟が多いようなので、突然ですが、私が『文章』の基本のキをお教えします」そののあドールが刀をキチキチさせながら語り出しました。

 P子は思いました。「そんなことは頼んでない」と。
 そんなP子をよそに、そののあドールは続けます。

「やっぱりここでのトラブルはちゃんと読めないことが原因ですからまずそこを解決しないとダメですね」そののあドールは時々ヒスヒスと笑いながら続けます。

「おまえもだよ」とP子は思いましたが、体が震えて声が出ません。

「すでに知っている方も多いかと思いますが、……」
こののあドールという人形はどうやら話しが長そうだと思ったP子は、そののあドールの背後に回るとオーディオと同じようなボタンが並んでいるのを見つけました。
 P子は勇気を振り絞って早送りしてみます。それに合わせて、そののあドールは高速で刀を振り回しますがP子は早く終わらせようと恐怖に耐えます。
 ですが、なかなか終わりません。P子は諦めてボタンを離すとタイマーが戻ってしまいました。どうやら最後まで聞くしかなさそうです。P子は覚悟を決めました。
 一時停止ボタンで少しずつ理解しようと、こののあドールにのぞみます。

「すでに知っている方も多いかと思いますが、『文章』には2種類あります。それが『表現の文章』と『伝達の文章』です。それぞれ『芸術文』『実務文』ともいわれています」
 どののあドールもこんな風に話が長いのだろうかとP子は眠気を覚えます。

「いい見本があったので、では凪さんのこれ。《既存の俳句だから、『詠む』ではなく、『読む』だよね。》(※ののあ先生の誤字を凪さんが指摘したエピソードです)この意見には反対しませんが、『俳句を読む』というのは、本当にただ読む、書いてある内容の意味を理屈で理解する、という感じ? いっぽう『俳句を詠む』は文字を読んでその景色をイメージし、追体験する、って感じではないでしょうか?」
 P子は、うわー、こののあドールって現実に人間の女だったら面倒くさいなと思わずにいられませんでした。そこは間違いました、すいませんとか、いちいち誤変換とか気にしてませんからとか言って済ませはいいじゃんと思う一方で、音声で聞いてるこのストーリー仕立てで何故誤字がわかるのかというツッコミがこないか気が気でありません。
「もちろん個人的な考えです。そして〝追体験して感動できる〟とこれは巧い文章だ!と認められる。凪さんの書いている詩的なもの(描写)は、読者が読んで追体験して感動できるものでしょうか?」
 ちょっと太めののあドールは、よほど凪さんという方に恨みでもあるのでしょうか? 飛び跳ねるたびに床板がキチキチ軋みます。

「ほかの人ももっとそういうとこを意識して書いてもらいたいですね。じゃないと中身がないって〝読める人〟には簡単に見透かされてしまいますよ」
 いきなりそののあドールは切先を全方位に向けました。無差別です。とりあえず全員ぶった斬る勢いにP子はそののあドールとは対照的なスリムな体を震わせます。
 ですが、P子が恐れたのはそこではありません。読める人に見透かされてしまうって、そんな文章から人の心理を読むような妖怪みたいな人が本当にいるのと、こののあドールのは対照的な美しい顔に恐怖を滲ませました。

「いまの例は読みが同じでも漢字が異なるというものですが、まったく同じ文章だったとしても、対象の文章を『伝達の文章』としてのみで受け止めていると、その人は、意味を理解すること、伝わることだけにこだわって、視野が狭くなり、文章の『魅力』『センス』『多様さ』といったものが理解できなくなるのでは? と思う」
得意げな顔ののあドールは気づいていないようです。話が退屈であることを。
 P子は頑張って聞いていましたが、「何だ、それはこののあドールの主観かよ」と時間を返せと思いましたが、もちろん口には出せません。
 ヒートアップ状態ののあドールはさらに力を込めて語ります。
「言葉を削り、最短距離で伝わる簡潔な文章。そこには効率的に何かを伝えるという目的があります。だから目的のないものにたいしては、意味不明となり、これどんな目的があるんだ、『キミの本当の目的は何だ?』と、頭がおかしくなってしまう?」
 P子は抜群なスタイルの身体をこわばらせました。「怖い! 絶対これってあたしのことだ」と。
 そして「付加疑問であたしに同意を求めてる!」と恐怖がピークに達しました。
 そしてタイマーを見て、まだ約20パーセントしか消化できてないことを知り、気を失ってしまいました。

 昨日気を失ってそのまま眠ってしまったP子はその汚れを知らぬ美しい目を開けます。
するとそれを待っていたかのように、例ののあドールが「キーッ!」と恐ろしい声をあげて両手の刀をキチキチ鳴らします。
「痛!」P子はその恐ろしい顔を見て、宅配業者から包みを受け取って部屋に運ブサイクじいた足の痛みに気づきました。

「ちょっと皮肉ってみましたが、もちろん、『表現の文章』『伝達の文章』と綺麗に2つに分かれているものではありません。合体していて、読み手がどこをどう重点的に読みとるかにもよるのです」悪魔のような形相ののあドールは、両手の刀で近くにあったクッションを滅多刺しにしながらいいます。

 P子は思わず叫びました「ブスブスしないでー!」
 それに加えて、せっかく頑張ってここまで聞いたのにどうやらまだ壮大なイントロのようだと気づき足の震えが止まりません。

「たとえば、長い物語を伝える『伝達の文章』のなかに、『表現の文章』的なものが含まれていて、そこに気づいてジーンと来たりして『ああ、この人、文章が魅力的だな、巧いな』となります」そののあドールはヒスいのような瞳を怪しく光らせて続けます。
 P子は自分のことを褒めてくれているんだと受け取りました。そうでも思わないと付き合っていられないからです。

「だから『伝達の文章』としてしか書いたことがない人、読んだことがない人には、文章の上手下手なんて判断で気るわけないのです」
 こんな型にはまった思想をもっているなんて、型遅れののあドールなんじゃないかと、その美しい眉をひそめました。
「わかりますか? ぷり子さん。中立かどうか以前の問題」

「やめてー!」”わかりますか?(※浮離ちゃんの口癖)”恐怖症のぷり子は思わず可憐なお耳を塞ぎます。

「はい、では、いいですか?(※同)」それでも浮離ちゃんの化身ののあドールは浮離構文を使っていたいけなP子を攻撃します。

「やめてー!」そうです、”わかりますか?”だけでなく、P子は”いいですか?”恐怖症なのです。

「ヒスヒスヒスヒス」もはやエクソシスト状態ののあドールは恐ろしい笑い声をあげます。

「あら、いけない、もうこんな時間」P子は平日忙しい人なのでいつまでも、こののあドールに構っていられません。

 P子はすっぴんでも美しいそのお顔に薄化粧で錦上花(きんじょうはな)を添えると、急いで身支度を済ませます。
 その時頭の中に枯れ果てた大そうげんのイメージが浮かび、誰とも知らない声が聞こえた気がしました。

“美しいものをさらに美しくする。これを錦上花を添えるといいます”(※表現下手なそうげん先生を皮肉ったもの)

その三流小説にでてくるようなフレーズにP子は頭を振り、出勤するのでした。

「ご馳走様」P子がお行儀よくランチを済ますと、スマホに着信がありました。
「あら、誰かしら?」その非通知の相手が大方の読者には察しがついているのに、純真無垢なP子は電話に出てしまいます。

「ヒスヒスヒスヒス」

 そうですその不気味な笑い声、電話の相手は、あののあドールです。
 出てしまったものは仕方ないとP子は覚悟をきめます。

「しかし、ここまでは、そうです、小説家を文豪と呼んでいた時代の話でした」

 まだ壮大な前振りが終わってなかったのかとP子は愕然としてしまいます。
「そんな時代がかったヒストリックなお話だったのね」万年英語学習者のP子は時々英語がでてしまいますが、これがよくなかった。

「キーッ! 誰がヒステリックですか! あなたがそういうこと言う度に私はみなさんに説明しなきゃいけなくなるから、どうせならいい噂を流して下さい!」
 電話越しに両手に携えた呪われし双刀ダブルスタンダードの刃先がキチキチ音を立てているのが聞こえます。

「待って待って! 誤解よ! それはあなたの聞キチガイよ!」と言いながら、P子はいい噂を流してあげようと一生懸命考えました。

「そうね、ツンデレののあドールちゃんってなんだかんだいってもゴミの分別が得意そうだね」なんとかP子は搾り出しました。

「キーッ!」


 ダメだったみたいです。

「かつて文豪同士が互いに『名文とは何か?』を主張し合い、たどりついた結論が、『文章には2種類ある』。そのころは『文章を書く』というのは、一部の人間の特権、既得権益でした。だから真面目な硬い文章が主だったと思います。」それでも激おこぷんぷん丸ののあドールはめげません。

 P子は「思います」の結びに、またお前の推測かよと心の中で毒づきます。
「誤用表現なんてやったら笑われる」テンションMAXののあドールが語気を強めていいます。

「ハックション」
オフィスの前にある、そうげんで誰がクシャミをするのが聞こえてきました。(※そうげん先生が慇懃無礼を誤用していたことを皮肉ったもの)

「小説で「(苦笑)」なんて書いたら、ふざけるな! だった。のではないでしょうか」
 だからそれはお前の推測かとP子は喉まででかけましたが、あののあドールのことです、P子の言葉に自分のセリフを、かブスことで主導権を奪いにくると察して飲み込みました。

「しかしいまは時代が違いますね。ネットがあって、誰もが自由に『文章を書く』時代。じゃあ、『表現の文章』『伝達の文章』のほかにも何かあるのではないでしょうか?」

 その問いかけにP子は背筋に薄寒いものを感じました。
 まだ前振りだったのかと。

「はい、そこで私が、見つけました。ずばり!〝生気の文章〟です。この命名は、私がしました。検索しても出てこないので、私が最初です。世界初! 歴史的偉業! 文学史に残る普遍の概念! はやく心に刻んでおいてください」

 物書きには既知(キチ)であるかもしれない話題ではダメだとよくわからない言葉を生み出し、変なテンションののあドールは続けます。

「そうです、足りなかったピースがいま埋め込まれました! 文章は、『表現の文章』『伝達の文章』『生気の文章』、これで完成です!(あっ、ちょっとボケてますよ。ツッコミ待ちみたいな)」

 こんな人がリアルにいたら、どこからどう見ても危ない人です。ユーモアのセンスがないP子には、そののあドールの機知(キチ)に富んだボケが理解できませんでした。

 キンコンカンコーン

休憩を潰されてしまったP子はため息まじりに、スマホを切りました。

 仕事を終えて家へと変える途中、電車の中でメールの着信音が聞こえました。
 大概差出人は想像つきますが、よせばいいのにP子は開いてしまいます。


「ぷり子www」


 今晩屋くんでした。P子はそのままゴミ箱にいれます。
 もう一件入ってました。

「あなたののあドール」
 P子はいい加減長いくせに要点は不明確で、長くてオチがない上に長い話にうんざりしていましたが、早く終わらせたいので、メールを開きます。

「えーでは『生気の文章』とは何か、というと、ありていにいえば、無駄な文章、ですね」
 P子の頭にはドヤ顔ののあドールが頭に浮かびますが、”ですね”と言われても知らないものは知りません。

「しかしこれが文章に〝生気〟を与えます。」

 P子は”これ”が何を指しているのかわかりませんでした。文脈から察するに生気の文章(=無駄な文章)のはずですが、それが他の文章に感情を与えることかと前向きに捉えます。

「〝感情文〟といってもいいでしょう。わかりますか?」
 P子は思いました。いえません、文章は文ではありませんと。そんなことでは英語カテで生き抜くことなどできません。

「たとえば私が文章の最初に『えー』とか『まあ』とか『そうですね』とか入れる。そんなのも意味がなく無駄ですよね? だけど人情味を感じさせる感情文なんです。”

 P子は、「それは文ではなく間投詞よ」と、文と文章は違うということと併せて返信しました。
家に帰ったらあののあドールは、分かってくれてることを期待して改札を抜けました。

「ただいまー」礼儀正しいP子は、例ののあドールの待つ部屋に声かけして入ります。
 今朝ののあドールと置き場所が変わっているようです。そののあドールのみにくい顔がよく見えるように近づきます。

「ちなみに、『やあ』『キミ』『◯◯くん』『かい?』『だよ』『やれやれ』というあざとく飄々としたぷり子さんのそれもステレオタイプの感情文ですね」

 驚くべきことに返信で指摘した誤用などまるでなかったかのように、さりげなくP子の人格攻撃を仕掛けてきました。なんてやな女なののあドールって。きっといつも都合悪い質問指摘をこうやってスルーしてるに違いないわとぷり子は厚化粧ののあドールを睨みます。

「ビクビクしてた人が小説を書き始めて余裕が出てきたころに罹る〝天然〟病みたいなものです。べつにいいんですけど、無自覚にやっていると〝天然〟なんですよ、ぷり子さん」
 ひょとして、こののあドールの言いたいことって、たったそれだけのためにあんなスペクタクル前振りなんてあるわけないわとP子はメイクがボロボロののあドールを見つめます。

「うるさいなバカ、あっちいけボケ、しねマヌケとかのバカ、ボケ、しね、マヌケ。このたぐいのものも相手を本気で罵倒しているのではなく、つよい感情を感じさせる感情文を書いているだけじゃないですか? そう思えませんか?」


思えません


 P子はパワハラ上司さながらののあドールの思考とダブルスタンダードを振り回すことに戦慄します。
「落ち着いて、そうだカルピス飲む?」
「カ、ラピスですってー! えー、いいですか、わたしはあの人に何もしてないんですよ。なのにあの女! 被害者は私なんですよ。酷いことされたんですよ、陰で」(※ラピス先生に対する不満を爆発させていたコメントを引用)
 飲み物を勧めただけなのに、変なスイッチを入れてしまったことにP子は後悔します。


ぷりも
 2024/05/07 20:40
休載のお知らせ
P子の一人部屋ですが、まだ原文の半分くらいしか消費できていないことに著者ぷりもが愕然としております。オチのない長話を延々と読み物に書き換える作業に疲弊しております。連載を楽しみにして頂いた方にはまことに申し訳ありませんが、ここであののあドールをクーリングオフで、あの高慢キチのだブスたアマに正面切って付き返しに行くこととします。ここまでお読みいただきありがとうございました。


くそー、残りの部分も頑張って読んだけど、あんな長い文章送ってきて、結局全方位攻撃からの、僕に時々ショットガン放ってきただけじゃねぇか!
僕の作品もしっかり読んだ上にイチャモンつけてくるだけじゃ足らずにダブルスタンダードだぁ? どの口があぁぁぁ!
もう許せねぇ。直接対決だ! あのアマの根城の伝言板に今から乗り込んでくる!

 伝言板にて

 の、ののあちゃんいないよね?
 キョロo(・ω・ = ・ω・)oキョロ
 そー=・ω・)つ【のあドール】クーリングオフ
 サッ=3





 この前後くらいだったでしょうか、あまり伝言板で長期戦を行うとアク禁を食らう恐れがあるのでヒットアンドアウェイ作戦を取るようになりました。ちょっとののあちゃんにちょっかいをかけたあとスレッドに引っ込むわけです。そのテンプレがこちら。


 はっ! 聞こえる! 呪われし双刀ダブルスタンダードの刃先をキチキチする音が!
【Pの一人部屋】ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3


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登場人物紹介

ぷりも

本作の著者

元々作家志望ではないが、趣味がてら小説執筆に手を出し、小説投稿サイト作家でごはん! に根を下ろす。

本来、平和主義のはずなのだが、面倒くさい人を見ると内なるパッションを抑えきれずに絡んでしまう困った人。

運営

作家でごはん! を管理運営する皆様。

同サイトで生殺与奪の権を握る神的存在。飼い猫ちゃりりん先生の問題発言の数々はサイト上全く問題ないと判断している。それよりもぷりもの発言のほうが看過できない。

※登場人物は全て公式アイコンより、ぷりもの独断と偏見で選んでいます。実際のイメージとは異なります。

浅野浩二先生

自称精神科医で小説執筆歴30年。

句読点の使い方が独特。

SM的展開が多くみられる。

ぷりもに【三題噺】でネタにされたこと、作品を酷評されたことを根に持っている。

レプリコン祭りで、ぷりもがノーベル賞受賞者のカリコ女史について語ったところ、そこに異を唱えるようにカリコ女史をマッドサイエンティストと貶める。

飼い猫先生は、浅野先生は気の長い方じゃないと脅すが、ぷりもは構わずその真偽を確かめようとカリコ女史の勤務先にメールを送ることを思いたつ。その下書きを浅野先生に見せて意見を求めたが、その後伝言板で浅野先生を見たものはいない。案外気が長い方なのかもしれない。

凪さん

受賞歴あり。かつて、ぷりもが猛者(荒らしのようなもの)と呼んだ方。

最近はいい感じだと思います。

レプリコン祭りでは、基本的にワクチン肯定派の姿勢をとる。

ラピス先生との関係は当初悪くはなかった印象だったが、レプリコン祭りでは険悪なものに変化している。

京王Jさんとは腐れ縁で、仲が良いのか悪いのかよくわからない。

ののあドール先生

作品を投稿しない、感想も書かない。滅多に鍛錬場には出てこないキャラ。凪さんと仲が悪い。

伝言板に佇み、荒れてくると出てくる。本人的には伝言板の秩序を守っているつもりでいる委員長キャラなのだが、結果的にいつも荒らしてしまっている。

浮離ちゃんの熱心な支持者。浮離ちゃんに絡むぷりもを良く思っていない。

とにかく長くて退屈な話を延々とするが、要約すると大抵ぷりもの悪口とついでに凪さんの悪口。

レプリコン祭りを諌めに来たはずなのに何故かアク禁を食らってしまい音信不通になる。

金木犀先生

作品投稿はぷりものごはん生活の中で一度のみ。感想をつける時も「おもろかったです」等、割と淡白なことが多い。

ハンドルネームをコロコロ変えることが5ちゃんねるでも指摘されている。

本人が公表したものは、チエル、真田丸、ダダダダメ天使。

前情報通り、自分はコロコロ名前を変える一方、他人になりすまし疑惑をかける。

浮離ちゃんの古くからのファンだが、的外れな言葉のチョイスでたびたび怒られているが、「これが僕らの関係さ!」と全く響いていない。

今晩屋くんとは会話が成立する仲良し。飼い猫ちゃりりん先生とも良好な関係を築いている。

そうげん先生とは個人的に連絡を取り合う仲。いつかぷりもに一泡吹かせてやろうと執拗に粘着するが、ぷりもの統計学の知識にいちゃもんをつけ、逆に自身の無知を晒されてしまう。

ぷりもがいなくなってから、飼い猫先生とワクチンの話題で衝突して微妙な関係になる。その際散々否定していたぷりもの発言を利用するが、結局何もできずに退散する。

浮離ちゃん

ぷりも猛者認定の1人。とにかく罵詈雑言が酷い古参。独特の文体で、ぷりもはこれを浮離構文と呼んでいる。

旧ハンドルネームは、でしょ、ブロンコ。

荒らしでありながら、荒らしに対する免疫がなく、ぷりもが苦手で直接対話することを頑なに拒む。

今晩屋くんのことが嫌いで凪さんとも仲が悪い。飼い猫ちゃりりん先生のことも大嫌いと公言している。

浮離ちゃんのSF企画【PiS】で、参加者全員にコメントすると言っていたが、ぷりもの書き下ろした【PiS】10作品にはついに一つも感想をつけなかった。

鍛錬場で自由帳のような作品を投稿して、そのコメント欄に追加エピソードを重ねていく行為が規約に触れたのか、その作品は丸ごと削除される。その運営の対応に失望したのか、それ以降姿を消した。

スイカ甘いかさん

伝言板に常駐する、ごく一般的な荒らし。

下ネタが好き。ぷりもが最初のアク禁をくらう原因を作った人。

鍛錬場では、フェラメール、正月といったハンドルネームを使っていた。金木犀先生と同じく複数のハンドルネームを使う人。ぷりもと浮離ちゃんがわちゃわちゃしだしたころ、少なくともこの名前では見かけなくなった。

今晩屋くん

自称90才でプロの物書きだが真相は定かではない。

伝言板専用猛者。独特な話術といっていいのか、その物言いで相手を自分の土俵に引き摺り込もうとする。もっとも相手をしてはいけない人。

浮離ちゃんのことは特段嫌いというわけではなさそうだが、直接絡みにいかないようです。それでも一定の評価をしているようで、ぷりもが浮離ちゃんをサンドバッグにした時は思わず止めに入った。そこで、ぷりもがとりあわなかった為、以来ぷりもを目の敵にしてちょっかいをかけてくる。その際ぷりも共々アク禁になったが、同じタイミングで解除。その後一人相撲で単独アク禁となる。

ぷりもが三回目のアク禁を受けて解除されたあと、全面アク禁解除になり、一時伝言板で連投したが、誰からも相手にされず、大人しくしている。

ラピス先生

受賞歴あり。浮離ちゃんの熱心な支持者ではあるが、その言動については良く思っていない節がある。作品投稿は控えめ。下ネタは大丈夫な方というかそっち寄り。

ののあ先生を極度に嫌う。「ののあは無理だ」とかキチ呼ばわりしている。

それまで生真面目な印象だったが、レプリコン祭りでは飼い猫ちゃりりん先生とタッグを組む。

当初浮離ちゃんからの流れ弾が当たらないよう、ぷりもからは接触をしないようにしていたが、それ以降遠慮がなくなり、ラピス先生の過去ログを掘り起こし、そこに書かれていたことを参考にして、お股蜘蛛の巣女と呼ぶようになる。

レプリコン祭りでは、これまで見せなかった本性をみせて賛同しない人たちを馬鹿呼ばわりしたり、金木犀先生のスレッドで、ぷりもの陰口を楽しむ。

そうげん先生

古参で、作品投稿しない、感想も滅多に書かない。5ちゃんねるでは、うそげんと呼ばれるなどあまりよく思われていない印象。自分から荒らしにいくことはなく、それほど出てこないので、当初ぷりもの中では重鎮的なイメージだった。

金木犀先生とは個人的に連絡を取り合う仲。二人でぷりもにかつての常連者加茂ミイルさんのなりすまし疑惑をかける。

間違いを認めない上に、鍛錬場にはもはや読むに値する作品がないとか、荒らしの人たちの程度を見てやろうと相手と同じレベルに落として対話しているなどといったプライドの高さと、ミイラ取りがミイラになっているのに気づいていない発言が目立つ。ぷりものことを駄文製造機と揶揄するが、作品対決を持ちかけても頑なに拒む。

抑えが効かない性格で京王Jさんの挑発にやすやすと乗ってしまう。

かつて、京王Jさんにも加茂ミイルさんのなりすまし疑惑をかけている。

偏差値45さん

割と淡々としたイメージ。作品投稿は少なめ。揉め事が起きていてもどうでもいいというスタンス。

感想を書く頻度は普通。

「面白いか面白くないかで言えば面白くないかな」と感想欄でも熱量が低い。

浮離ちゃんとは適度な距離感を保っていたが、浮離ちゃんとぷりもが同類という投稿に思わず笑ってしまったと投稿したところから、なんちゃって無関心であることが判明する。

そうげん先生をよく思っていない節がある。

OKはザマ大先生(仮名)

作家でごはん! のなかでも他の追随を許さない唯一無二の存在。その作風は浮世離れしており、ぷりもは何とか理解しようと精読を試みるが、途中で我慢できずに吹き出してしまう。

m.sさん

浮離ファンだが、いわゆる浮離派の先生方とは異なり、揉め事に首を突っ込まない。アンチ浮離コメントに反応せず、浮離ちゃんの罵詈雑言に歩調を合わせることもない。出現頻度は低め。作風は文学寄りで、文量は作家でごはん! でトップクラス。

加茂ミイルさん

ぷりもがリアルタイムで知らない人だが、浮離ちゃん、そうげん先生、金木犀先生からぷりもの正体と目されている。

一人称で、時々あたしを使うことや、ハンサムという言葉を使ったこと、IQが20違うと話が通じないという話題を振っていたことがその理由らしい。

ガチ勢であったが、荒らしに擦り切れて離脱。


月さん

ぷりもがリアルタイムで知らない人だが、5ちゃんねるやスレッドの情報によると、浮離ちゃんレベルの猛者。浮離ちゃんとはたびたび衝突しているようだが、根っこでは繋がっていてなんだかんだで仲がいい印象。

5ちゃんねるで浮離ちゃんらしき投稿が本人のものであるならば、浮離ちゃんとリアルに付き合いがあり、作家でごはん! を去ったのは、5ちゃんねるの住人が原因らしい。

青木航先生

当初ぷりもの中では、凪さんからしょっちゅう攻撃されている気の毒な印象だったが、後に高みから人を見下ろすタイプと知る。ぷりもが”浮離ちゃん”と、ちゃん付けするのを気持ち悪いと発言するが、自身もブロンコちゃん(浮離ちゃん)と、ちゃん付けして気持ち悪がられていた過去を暴かれてしまい、以来ぷりもに反感をいだき、なりすまし疑惑をかけてくる。

作家でごはん! に見切りをつけた発言をしたが、一週間もしないうちに舞い戻り、今後も投稿できるよう伏線を張る強かさを持っている。

飼い猫ちゃりりん先生

当初ぷりもの中では、失言や意図せず相手を不快にしては責められて弁明謝罪をしている印象だった。作品投稿頻度はやや低めだが、ほぼ推敲。その為古株ではあるが存在感は薄い。レプリコン祭りの発起人で、それを機にキャラ豹変。罵詈雑言や日本人差別発言を撒き散らす。

自称大企業に勤めていて自職場で40代の働き盛り3人がワクチンの薬害で亡くなっているにも関わらず同僚は依然ワクチンに無関心とのこと。

レプリコンが感染するなら一刻も早く同僚の意識を変えなければ自分も危険なはずなのに、職場ではなく作家でごはん! で警鐘を鳴らす。

上松煌さん

初心者ですとアピールしているが執筆歴は長く自分の作品は高尚なものであり、評価しない人は読めていないと見下す傾向がある。基本的に褒めておけば面倒なことにならない。一般にネトウヨと呼ばれるレベルの思想を持っている。飼い猫ちゃりりん先生の反日発言を引用するぷりもに絡んできたが、不思議と反日思想を持っている飼い猫ちゃりりん先生本人には噛みつかない。

異常なまでの愛猫家であることが関係しているのだろうか。

ぷりもとしては作戦に横槍を入れられたことを根に持ち、その後ことあるごとにけしかけるが、一切絡んでこなくなった。

京王Jさん

能面のようなポーカーフェイスで全方位に悪意を振り撒き、瞬間湯沸かし器の上松さんとそうげん先生を手玉にとる。

商業デビューを果たしたらしい。ぷりもの正体がわかったと自身のブログで有料記事としている。

浮離ちゃんやそうげん先生に抱く想いはぷりもと同じためか、青木先生はぷりもの正体候補としていた。

ぷりもと同じく、浮離ちゃんとそうげん先生から加茂ミイル疑惑をかけられた過去がある。

出現頻度は低め。出てくると大抵凪さんと絡む。レプリコン祭りは途中から参加したが、内容には一切触れない。


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