浅野先生降臨
文字数 2,470文字
mRNAワクチンの開発者カタリン・カリコはMad scientist。
去年、ヌクレオシド塩基修飾に関する発見でmRNAを開発できるようにした功績でノーベル生理学・医学賞を受賞した、カタリン・カリコはMad Scientist。
ノーベル生理学・医学賞ではなく、ノーベル殺人賞がふさわしい。
そもそも、ノーベル賞の選考基準というものがおかしいのだが。
発明するだけだったら誰にでも出来る。
僕にだって出来るし小学生にだって出来る。
これを読んでいる、あなたにだって出来る。
たとえば。
ラーメンに僕の好き勝手な色々な調味料を入れれば、それまでにないラーメンを僕は開発したということになる。
しかし。
そんなラーメンを食うヤツはいるだろうか?
まずけりゃ食うヤツなど一人もいない。
僕は2019年の秋に沖縄に行って、レンタカーとしてアイドリングストップ車に乗った。
アイドリングストップ車は地球温暖化の原因とやらのCO2の排出を少なくするために開発されたものだが。
今はアイドリングストップ車はどの車のメーカーも作っていない。
それは。
エンジンをアイドリングストップにすると。
エンジンの始動にはアイドリング5秒分程度の燃料が必要となるため、5秒未満の停止を何度も繰り返すと、かえって燃費のムダづかいになり、 さらに、アイドリングストップはバッテリーに負荷をかけることになり、非搭載車に比べるとバッテリーを痛めるため、燃費も悪くなり、バッテリーを早く痛めてしまうデメリットしかないからだ。
それと同じ理屈で開発しただけではダメなのである。
新しい物を開発しようとするのは、悪いことではなく、いいことだが、それを優れた発明と認めるためには、それを徹底的にテストしてみて、本当にメリットだけなのか、デメリットは無いのかを、確かめてから決めるべきなのである。
こんな事あたりまえだと思うけどなー。
カタリン・カリコは免疫学、ウイルス学、ワクチンについての知識が無いため、mRNAワクチンを人間に接種したら、どうなるかまではわからなかった。
免疫学、ウイルス学、ワクチンについて詳しく知っている、東京理科大学名誉教授の村上康文先生、荒川央先生、京都大学ウイルス再生医科学准教授の宮沢孝幸先生、他、免疫、ウイルス、ワクチンの専門家は皆、mRNAを接種する危険性を知っていた。
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浅野先生も例えが下手くそなのです。以前私がラーメン屋の比喩を出したことが影響しているのか、飼い猫先生も浅野先生も何でもかんでもラーメンに例えてしまう。比喩の目的は分かりやすくすることにあるのにかえって本質を見失って比喩することが目的になってしまっています。これは伝言板にも書いたことなんですが、アイドリングストップなどという例え話を長々としなくても、もっと分かりやすい例としてフロンガスの話をすれば良いと思います。当初は夢のガスとさえ言われたものですがオゾン層を破壊することが判明してからは回収騒ぎになりました。ですが、神様じゃないんだから開発当初にそのようなことはわかるはずのないことで、後になってわかるというのは無理からぬことなのです。と、このようにした方が簡潔明瞭ですね。
飼い猫先生は、浅野先生は気が長い方ではないから真剣に聞いた方がいいという発言をします。その意図は空手家でもある浅野先生を怒らせたら大変だという脅迫なのでしょうか。不思議なことに、飼い猫先生は全ての情報を疑うと言っているのに、自分の都合のいいラピス先生や浅野先生の意見は、それが例え個人的に信頼している医師レベルの話でもすんなり受け入れてノーベル賞の信頼性を貶めにかかります。
一方、私はどちらかというと、全ての情報が正しいと仮定して、それが本当に正しいか検証するタイプです。なので浅野先生のカリコマッドサイエンティスト説も否定しません。これが本当なら大変なことです。伝言板でこじんまり話すようなトピックではありません。私はカリコ女史について調べてみると、BIONTECHの副社長であることがわかりました。ということは、そこに問い合わせたら良いではないかと思い至りました。その問い合わせメールを英語で下書きして浅野先生に意見を求めました。原文が消えてしまったので正確には覚えていませんが、概ね以下のような内容です。
「カリコ女史はマッドサイエンティストなんですか? 日本の精神科医浅野浩二さんがノーベル医学賞ではなく、ノーベル殺人賞がふさわしいと言っていますが、私には判断できません」
もうちょっと何か書いたような気がしますが記憶曖昧です。とにかく、これで良いか、何か加筆修正が必要かと問いかけましたが、その後浅野先生が伝言板に出てくることはなくなりました。
実際どうなんでしょうか、もし言いがかりであるなら名誉毀損だと思うんですが。
ちなみに浅野先生はこの前に、反ワク医師の福島教授についてまとめた自身のブログを「長いけど読め」という乱暴な言葉遣いで紹介していました。現在削除したのか私が探しきれないだけなのか見つけられませんでした。私は福島教授の来歴だけみたのですが広告の山で、内容も「福島教授は家庭をおもちなんでしょうか? 確認をとれませんでした。写真を見ると指輪をしていませんが、最近はしない方もみえます。また分かり次第書いていきます」とどうでもいいことにこだわったものでした。
私は静かにブラウザの閉じるボタンを押すのでした。