二十章 星崎単独パート
文字数 931文字
喋る包丁か。面白い。
ならばこちらも喋るもやしで対抗だ!!
しかし、美味いなこの抹茶プリン。
もぐもぐ……
本当に、美味で、ムグムグ。
どちらで買ったのです?
む?
地震か?
貴様よくも僕のスイーツを!!
どうするのです?
残念だったなウィル!
貴様の抹茶プリンは俺の腹のなかだアアアァァッ!!
魔龍部隊よ! 空爆を開始せよ!!
ここが地獄と化したか!!
そんな攻撃で俺のシールド魔法を破れると思うか?
本気のようだな。いいだろう!
交渉だアアアアアアアーーーーー!!
またもやしか?
もやしなどいらん!!
くっ、もやしの価値もわからんバカ女め。
まあいい。ならば
貴様を俺の温泉テーマパークに招待してやろう!
元々は我が妹のために用意した施設。
数多の魔湯により、肌はつるつる身体はポカポカになるぞ!
知っているぞ?
貴様は口調が変わるほど温泉好きだということをなアアア!!
だがしかし!
料金が高いというのか?
いや、単純にオープンしたら混むぞ?
だがオープン前なら貸切だ。
入り放題だアアアアアアアアアアーーーーー!!
貴様のだーいすきな温泉に入り放題だぞ? ん??
それで手を打とう。しかし、次無断で僕の部屋に入ったら、命はないと思え!
これで温泉回の華が増えたな
すべては俺の計算通り!!
そのような意図があったとは!!
これから温泉テーマパーク試運転の準備をするぞ!