十七章  星崎単独パート

文字数 995文字

夜。学園の裏庭。

燃える焚き火。

2019/02/28 10:07

hosiazuazu

夕食の席にいないと思いましたら、こんなところでなにをしていますの?
2019/02/28 10:08
火を見つめている。


焚き火は心を安らかにさせる。オレはこうして火を見つめながら、その日の出来事を振り返り、学んだことの復習と反省を行なっている

2019/02/28 10:09
この学園では珍しいくらいに、真面目ですのね。そんなあなたは、鍛冶屋になったらなにをしますの?
2019/02/28 10:10
オレは元々剣士としての腕を磨いていたが、キル様に命を救われて以来、この身を彼のために捧げることが恩返しであり、我が騎士道であると理解した
2019/02/28 10:12
あのキル先生に、ねぇ
2019/02/28 10:13
鍛冶屋を志す理由は、キル様の装備を作りサポートしたいと考えたからだ。膝を壊したオレなりの、忠誠心の証明。鍛冶に関しては素人だが、たとえどれほどに困難な道であろうと、キル様のためなら修羅にも成り果てる心構えだ
2019/02/28 10:14
鍛冶屋になったあと、具体的にどうキル様を支えていけるのかはわからない。

ならなければわからないことならば、なるしかなかろう。


無論、未来を見定め明確な目標を設定することの重要さも理解している。

ならなければわからないとは言ったが、絶えずどんな鍛冶屋になり、なにをしていくべきかは考えている。まだその答えが見つかっていないだけだ

2019/02/28 10:16
いろいろ考えてますのね
2019/02/28 23:58
ところで、創造神をいい伝える歌は知っているか?
2019/02/28 23:59
知りませんわ。どのような歌ですの?
2019/03/02 02:14
吟遊詩人たちの間で語り継がれている、伝説の歌だ
2019/03/02 17:53
ある日2人の男〜天地をつくる〜

命を与え〜男世界をつくる〜

2019/03/02 17:54
2人の男というのが、創造神ですのね。

彼らはどうなりましたの?

2019/03/02 17:55
別の伝説によると、男の1人は速さを求めた結果、チーターになったらしい
2019/03/02 17:56
どういうことですの!?
2019/03/02 17:57
ともかく、この世界には神々の伝説に関する歌があるということだ
2019/03/02 23:30
む?

貴様ら、こんなところで焚き火か

2019/03/02 23:31
キル先生
2019/03/02 23:32
せっかくの焚き火だ。焼きマシュマロはどうだ?

もちろん、もやしもあるぞ

2019/03/02 23:32
いただきます
2019/03/02 23:33
わたくしは焼きマシュマロだけで……
2019/03/02 23:33
あ?
2019/03/02 23:33
やっぱりもやしもいただきますわ
2019/03/02 23:33
よろしい!
2019/03/02 23:34
ところで、温泉テーマパークの件ですけれど……。

誰とは言いませんが、覗きをしそうな方がいるのですが……

2019/03/02 23:34
心配は無用だ!

俺の温泉テーマパークは


①男女別館

②魔法防壁により透視や転移は不可能

③数多の湯があるが、そのすべてが室内


以上の理由から、覗きは絶対に不可能だ!

2019/03/02 23:35
さすがキル様!
2019/03/02 23:36
フハハハ!!

もっと褒めるがいい!!

2019/03/02 23:37
絶対に、ですか……
2019/03/02 23:37
それはフラグなのでは?

と思うルーチェであった。

2019/03/02 23:38

hosiazuazu

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登場人物紹介

ナオミ=クロフォード(今岡パート)


召喚士見習いの1年生。

魔法の成績は、本人曰く「中の上」ということだが、実際のところは「中の中」。

よくもなく悪くもない、典型的な凡人である。

レオナルド=マイルズ(今岡パート)


剣士見習いの1年生。

魔法はからっきしだが、剣の腕はピカイチ。

脳筋っぽく思われがちだが、野卑というほどでもなく、周囲からの人望もそこそこある。

魔法以外弱点ないんじゃないか、こいつ?

ゴン(今岡パート)


ナオミの召喚獣。

ゴンという呼び名はナオミが呼ぶあだ名のようなもので、本人は気に入っていない。

ロイ=マッチョメン(今岡パート)


冒険者学園の学園長。

元冒険者で、むきむきマッチョな肉体は老いてなお健在。

キャラアイコンの下は、「ストⅡのザ●ギエフ」「鋼錬のアー●ストロング」「DBの全盛期・亀仙●」の肉体が付いていると想像すればいい。

学園長を名乗るぐらいなので、魔法にも長けていると思われるが……、その真偽は謎。

というのも、大抵は「魔法(物理)」でかたをつけるからである。

むろんその威力は計り知れない。

カレン=ティーハーフ(今岡パート)


風魔法の使い手で、冒険者学園の飛行訓練担当教師。

一応講師なのですべての魔法は一通り使えるが、とりわけ風魔法が得意。

むしろ風魔法だけなら、現役でもトップクラス。

ただ、極度の対人恐怖症なので、常にお面をかぶっている。


いや、人前に出るのが苦手なら、なんで講師になった?

あ、お面さえあれば、大丈夫だそうですよ。

セリナ=ティーハーフ(今岡パート)


魔法使い見習いの1年生。

名前からわかるとおり、カレン先生の妹である。

姉とは真反対で社交性が高く、周囲に打ち解けるのが早い。

血筋なのか、風魔法の上達速度はピカイチ。

しかし適正とは裏腹に、本人は火魔法をメインにしたいとのこと。

目標は「今のはメ●ゾーマではない、●ラだ」とドヤ顔で言うこと。

ゴリラ(今岡パート)


ウッホウッホ、ウホウホウッホ。

(冒険者学園の剣術講師)


ウホホウホホ、ウッホウッホウッホホ。

(アイコンのせいでオークに見えるが、現役のゴリラである)


ウッホウホホウ、ウッホウ?

(っていうか、現役のゴリラってなんだ?)

デヴァ=ボ=ウチョウ(今岡パート)


冒険者学園の歴史学講師・デヴァ先生。

インテリジェンスソードのため、話すことが可能。

ふだんは飛び回ることによって、移動している。

齢2000年という歴史の生き証人でもある。

むろん武器としての性能もまったく衰えていない。

いや、歴史学もいいけど、こいつが剣術講師でもよかったんじゃね?

ルーチェ=ローズブラウニー(星崎パート)


騎士の一家ローズブラウニー家の3女。騎士である姉と兄がいる。

しかしルーチェは救うべき民を蔑ろにし、貴族であり騎士である自分たちの誇りばかり優先する一族のやり方に反発し、人々を救うための冒険者を目指し、学校に入った。

貴族故に豊富な魔力を持つが、コントロールが苦手。家族からは落ちこぼれ扱いをされている。そんな環境も、彼女が冒険者を志した理由になっている。

幼い頃に剣を叩き込まれ、剣士としての素質を持つが、召喚士見習いである。


得意:剣術

苦手:魔法

好き:甘い物


「私は立派な冒険者になって、困っている人や差別されている人たちを助けるのですわ!」


ラティエ(星崎パート)


ルーチェの召喚獣。見た目は少女で、本人は優秀な精霊を名乗っているが、重度の怠け者。

ルーチェの豊富な魔力にひかれて、やってきた。マイペースで、基本的に言うことを聞かない。


得意:どこでも眠れる

苦手:起きていること

好き:寝ること


「え~、めんどぃ」「ラティエ、お腹空いたぁ」

ニャーシィ=ドルッチェ(星崎パート)


27歳、未婚、彼氏いない歴=年齢。

魔法薬学の先生。なぜか呪術と恋愛に関する魔法に詳しい。未婚なことから、成功率はよろしくないらしい?


「うふふふ。今日は意中の相手を奪う魔法薬を調合しましょうねぇ~~」

キル=ブラッディロード(星崎パート)


元魔王軍の幹部。魔王が倒されたことで、人間側に寝返った。彼が教鞭をとることに反対する者もいるが、人間とモンスターのハーフである点と、強力な魔法の使い手である彼から学べることも多いという点から、学園長が採用した。

魔法戦闘学の教師。


得意:もやし魔法

好き:もやし

趣味:もやし育成


「もやしの持つアスパラギン酸は疲労回復やスタミナをつける効果がある。強くなりたければもやしを食え!」

希望ミライ(星崎パート)


剣士見習い。なにかの手違いで異世界に飛ばされた剣道部。ここはゲームの世界で、自分が主人公の物語だと思っている。主人公にはライバルが必要という理由から、勝手にレオナルドをライバル視している。


得意:剣

好き:自分


「これはアバターってやつね。なんでも出来るのなら、今日から私は超美少女魔法剣士よ!」

ウィル=ラガマフィン(星崎パート)


白竜に乗った魔法オシャレ学の先生。

18歳にして教員となった。冒険者だって、可愛く・かっこよくなくてはならない。そんな考えから魔法オシャレ学を提案した。さまざまなコーデを作る魔法の授業である。

女性にモテる王子様系の女性。


得意:装飾魔法

苦手:辛いもの

好き:おしゃれ


「さあ、ボーイズ&ガールズ諸君。僕がエスコートしてあげよう」

ブラック(星崎パート)


猫型の獣人。鍛冶屋見習いの生徒。元々剣の心得があったが、盗賊に襲われ膝に矢を受けてしまったため、剣の道を諦めた。その際キルに助けられ、キルのための剣をつくるべく鍛冶屋見習いになった。


得意:鍛冶

苦手:熱いもの

好き:キル先生


「オレの命はキル様のためにある」

魔氷剣士マオ(星崎パート)


この世界には存在しないはずの「スマートフォン」という魔道具を持つ少女。どこか別の世界から来た、という噂もある。謎の冒険者。自称「2人の創造神の知り合い」。


得意:ボケとツッコミの二刀流

苦手:じっとすること

好き:楽しいこと


「別の世界でアタシを見た? 他人の空似だろ」

ベルフェゴール市長(星崎パート)


ニャーシィの父。学園のある町ではそこそこ偉い男。最近何者かからの脅迫を受けているらしい。しかし、この件に関して国の騎士や冒険者が首を突っ込むことを嫌い、私兵に対応をさせている。

キルのことを何故かよく知っているが……。


「娘の仕事ぶりを見学させてもらう」

神速のユリウス(星崎パート)


ベルフェゴール市長の抱えている私兵団の幹部・四光剣の1人。と名乗っているが、実は某国の騎士。四光剣はすべて某国の騎士で、ある計画のためベルフェゴールを監視している。


「どうやら君たちは、知りすぎてしまったようだねぇ」

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