付録のまえおき

文字数 588文字

同じ光景でも、見る人が変われば、
まったく違った意味に見えてくる――
あたりまえのことですよね。
この付録では、
話が進むにつれて、視点人物が交替していく、
ということを意識して、短編小説を書いてみようと思います。

私が自分の練習として、書いてみようと思うだけです。

もちろん、皆さんのお気に入りの小説を、またはご自分の小説を、
「どこで視点人物が交替するか」
に気をつけて読んでみるだけで、
じゅうぶん皆さんのエクササイズになるのですが、
もし、もう少しだけ、ヒツジにつきあってみてもいいなあ、
と思ってくださるなら、
この先を、読んでみてください。
三人称とか一人称とか、一元とか多元とか、
本編で出てきた用語は、
ぜんぶ忘れてくださっていいです。

ただ、それぞれのパートで、
「《視点人物》は誰か」だけ、当ててみてください。

「いま誰の心の中に入っているか」ということです。

ときどき、誰の心の中にも入っていない、かもしれません。
「視点人物なし」、ニュートラルなナレーションということです。
カメラみたいに外から映しているだけ。
でも……

そう見えて、じつは入っている、かもしれません。
練習だから、なるべくシンプルに書きますね。
全15話。
登場人物は4人です。女子高生が3人と男子高生が1人。
タイトル必要かな。タイトルもシンプルにしましょう。
そうだな……

「誰が見ている」

では、始めます。
わぁうまくいくかなー(ドキドキ)

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登場人物紹介

ミミュラ


このチャットノベルの管理人。ときどきアマビエに変身する。

ヒツジのくせに眠るのが下手。へんな時間に起きてしまったり寝てしまったりする。
紅茶もコーヒーも、ココアも好き。(下戸)

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