幕間座談会 終 (後)

文字数 7,566文字

慶久:のおおぉぉぉ!!
愛美:ちょっと慶! うるさい!
咲夜:(何となく予想付くけど)あたしの彼氏候補さん、どうしたの?
実祝:咲夜……愛美の弟
慶久:蒼依さんはいつになったら帰って来るんだよ!
愛美:何で慶が蒼ちゃんに用事があんのよ。あんた前回は咲夜さんと喋るとか、優しくする
   とか言ってたじゃない
慶久:んな事言ったって、誰がこんなふざけた展開になるって分かんだよ!
巻本:全くだ! 岡本をこんな目に遭わせて、作者の奴、ただじゃ済まさんからな! 
   これで岡本が男嫌いになったらどうしてくれるんだ!
優珠:おいロリコン! 愛美先輩が男嫌いになろうがなるまいが、お前には関係ないだろ!
佳奈:さすがは優珠ちゃん。気に入っとる岡本先輩の反応には早いな
愛美:確か、新しい恋を探す! とか言ってたんじゃなかったっけ?
慶久:うるせー暴力女には言って――お帰りなさいませ! 蒼依さん!!
全員:(すってーん)
蒼依:あれ? みんなどうしたの? 慶久君。何か私に用事でもあった?
中条:(……さすがは愛先輩の親友……怖かった)
慶久:いえ。改めて蒼依さんに、彼氏立候補させて頂こうかと……
蒼依:はい? でも前回は、蒼依じゃなくてソコの人と付き合うとか、優しくするとか言って
   なかった?
咲夜:(……血涙)慶久君。あたしは?
愛美:咲夜さん。残念だけど慶って、こんな奴だから諦めた方が良いよ
実祝:愛美が家族に辛辣
慶久:前回の俺は、俺じゃなかったんです! 俺に成りすました誰かが言ったんです!
咲夜:じゃあ弟さん的にあたしは?
慶久:どうもこうも、暴力女の友達だよな?
蒼依:慶久君。お姉ちゃんの呼び方、それで良いって言ったっけ?
朱寿:(どうしよう。わたしの入る隙間がほとんどないんだよ)
慶久:すみません。お姉ちゃんにとってすごく大切な、“金属の交わり”でした
咲夜:え? 金属の交わりって何?
優珠:ちょっと愛美先輩。いくら何でも本文に出て来た言葉そのまますらも覚えられないって、
   いくら弟でも少し問題があるんじゃないの?
雪野:しかもどさくさに紛れて相手も違うと思うんですが
蒼依:慶久君。私はね、もう男の人はコリゴリなの。しかも慶久君みたいにすぐ気持ちが
   変わっちゃう人は私、信用しない事にしたの。ごめんね
咲夜:慶久君。あたしはいつでも待ってるからね。
佳奈:それにしても、岡本先輩の友達って、ホンマに彼氏欲しいねんな
咲夜:当たり前! 華のJKなのに彼氏のいない学校生活なんて何も楽しくない!
佳奈:華のJKって、でももうあと半年くらいで卒業違うんですか?
咲夜:……(白目)
実祝:……そう。あたしがいても楽しくなかった……愛美! 今日から愛美と親友する!
愛美:もちろん良いよ。蒼ちゃんに酷い事した咲夜さんなんて放っておこう!
咲夜:……慶久君、慰めて欲しいな……チラッ
慶久:姉ちゃんの友達も新しい恋はきっと出来ますって!
中条:……ちなみに、愛先輩の弟さんに告ぐ。蒼先輩のどこがそんなに良いの?
慶久:そんなのもちろん、お菓子作りがうまくてねーちゃんと違って女らしいし、何より
   デカい!
男性:?!
中条:もう我慢出来ん! 蒼先輩! やっぱり男ってどいつもこいつもこうなんですよ! 
   これを聞いてもまだ分かりませんか?!
蒼依:だから蒼依も散々な目に遭ったから分かるって。もう男の人はコリゴリなんだってさっき
   も言ったよね?!
中条:?! 蒼先輩は分かってくれるんですね! じゃあ二人で男排除同盟でも作りましょう!
男性:……
蒼依:でも! 慶久君はこんな感じだから理解出来るけど、それと空木君は別だし、何より
   愛ちゃんの彼氏さんに文句付けるんだったら、もう一回“連行”行くけどどうする?
中条:――?! い、いえ。副会長は別枠にて対処します。
咲夜:“連行”と“呼び出し”どっちの方が怖いのかな?
蒼依:咲ちゃんも、本編の怒りと合わせて“

連行”行っとく?
咲夜:き、“

連行”? さっきより文字数増えてない?!
実祝:多分(つつみ)さんの方が怖い
彩風:あ! 中条さんばっかりずるい! アタシだって愛先輩とか蒼先輩と仲良くしたいのに
中条:彩風はまず会長との仲をどうにかしてからだろ
雪野:違います! ワタシと空木先輩が逆転してから。の間違いです。
彩風:そんなのどうだって良いんです! それよりも蒼先輩! ご自分の呼び方変えました
   よね?!
蒼依:彩ちゃんありがとう。彩ちゃんってそう言う女の子ならではには気が付いてくれるよね
彩風:もちろんです! 愛先輩の親友なんですから、仲良くもなりたいですし
中条:?!
愛美:彩風さんありがとう。でも、本編では私のお話は聞いてくれてないよね
中条:そうだぞ彩風。愛先輩の話を聞かずに、蒼先輩に取り入ろうなんて、順番が逆じゃない
   のか?
雪野:お二人共、岡本先輩のどこがそんなに良いんですか?
優珠:ちょっとメスブタ。お兄ちゃんの彼女にまで口出すの?
佳奈:(優珠ちゃんの噛みつく範囲がだんだん大きなってるけど、大丈夫かなぁ)
彩風:それは愛先輩にかまって欲しくて……
倉本:(……霧華って、こんなにあざとかったっけ?)
朱寿:駄目なんだよ! 愛さんを困らせるようなポッと出の後輩なんかに、愛さんと仲良く
   なんてさせないんだよ
優珠:そんな事ゆう魔女も大概だからな
優希:だから僕と愛美先輩の仲を取り持ってくれた、船倉さんに失礼だって
愛美:……
優希:それに愛美先輩と喧嘩しても良いの? 仲良く出来なくて良いの?
優珠:それは……
愛美:優珠希ちゃん。後でゆっくりお話ししようね
咲夜:(あれは愛美さん絶対怒ってる!)
優珠:出たわね腹黒! 良いわよ。今日こそどっちが上か白黒決着つけてやる
佳奈:優珠ちゃんも、ホンマに素直やないねんから……
慶久:で? 結局蒼依さんの呼び方が可愛くなった件はどうなったんだよ
実祝:愛美の弟、色々おかしい
彩風:でも実際アタシ以外は、愛先輩の弟さんも含めて、蒼先輩の呼び方が変わったのに気付
   いてなかったんでしょ?
中条:確かにそうだけど、その場にいなかったんだからしょうがないだろ
慶久:……
咲夜:なんかあたしの話だったはずなのに、蒼依さんの話に変わってる
実祝:でも防さんの“

連行”は無くなった
咲夜:そうだけどさ。でも蒼依さんってあたし達と同じクラスなのに、全然話に参加できない
   んだけど
蒼依:そんなの咲ちゃんが愛ちゃんに隠れてしてた事を思えば当然だって思わない?
咲夜:?!
実祝:防さん……
巻本:まぁまぁ、みんな俺のクラスの生徒なんだから仲良くして欲しいんだが……防って
   はっきりモノ言う子だったか? もうちょっとこう、大人しかった印象が強いんだが
蒼依:先生。私はもう我慢するのを辞めたんです。いつかの座談会のように、言いたい事言わ
   ないと、また発狂しますよ?
全員:(あれってストレス発散じゃなくて、発狂だったんだ)
中条:それでこそ蒼先輩です! 大体男の言いなりなんてまっぴらごめんです!
彩風:蒼先輩。男の言いなりなんて言ってないけど……中条さんに言っても駄目かな?
実祝:……どこからでも男嫌いに結びつく……ある意味才能かも知れない
咲夜:……全然役に立たない才能だけどね
優珠:アホなのは、もっと役に立たないわよ
佳奈:優珠ちゃん。さすがに今回は容赦ないな
咲夜:……

直実:朱寿。そろそろ機嫌直してくれって。朱寿(すず)にとって大切な女の子なんだろ? 
   それとも愛美ちゃんの前でそんな態度取っても良いのか? 俺と二人きりの時にいくら
   でも話は聞くから、今は少しだけ我慢しよう?
朱寿:ナオ君はわたしのフィアンセ?
直実:もちろんだ。俺の時間は全部朱寿(すず)に使うってもう誓っただろ? それに(さん)無いも
   あるだろ?
朱寿:ナオ君にとって愛さんは何?
直実:何って、朱寿(すず)の大切な人だろ? それに愛美ちゃんには彼氏がいるんだろ?
   俺はそんな事しないって朱寿(すず)なら理解出来るよな?
朱寿:……分かったんだよ。じゃあこれ以上は恥ずかしいから、後は二人きりでお話するんだよ
直実:分かった。明日の朝までと言わず、朱寿(すず)が納得するまで付き合うからな

佳奈:なんかカッコええなぁ
優珠:そう? わたしのお兄ちゃんの方がよっぽどカッコいいと思うけど
優希:優珠。そう言う事は言わない。僕以外の男の人でも、倉本以外ならもっといい男の人も
   いるよ
倉本:……
巻本:……なんか散々だな。俺たちの扱い
蒼依:……愛ちゃんの周りにいる男の人って、駄目男か紳士かどっちかだねぇ
朱寿:当たり前なんだよ! そして今後はわたしが! もっと愛さんが愛されるように色々
   教えて行くんだよ!
蒼依:何言ってるんですか? 愛ちゃんのいいとこも悪いとこも私の方が知ってるんですから、
   余計な事はして頂かなくて大丈夫です
優珠:そうよ! この魔女にもっと言ってやって!
優希:優珠。僕と愛美さんの仲を修復してくれた人に、その言い方も駄目だって。
愛美:優希君ありがとう。蒼ちゃんも。朱先輩はそんな人じゃないから、もう少し歩み寄って
   くれると嬉しいな
朱寿:(……ふふん! さすが愛さん!)
蒼依:(……悔しい! なんでこんな年増なんかに!)
咲夜:すげぇ。正しく(カッコ)が使われて、一聞分からない!
雪野:これが普通ですからね
彩風:言うけど冬ちゃんも(カッコ)ない時多いからね
慶久:正々堂々の男に(カッコ)なんていらん!
倉本:よく言った! さすが岡本さんの弟だ!
巻本:そうだよな! 男なら正々堂々とだよな!
優希:先生の場合はTPOを弁えた方が良いと思いますけど
実祝:あたしは元々取捨選択して思考するから、そもそも(カッコ)の必要ない
直実:俺はまだ本編の出番ないからな
優珠:わたしは愛美先輩相手だけは、(カッコ)を今まで通り付ける気はないから
佳奈:そうやって、岡本先輩には常に素直でいる言う事やんな
中条:……あーしだって男相手に(カッコ)なんて必要ありません!
全員:(それってただ男嫌いを隠さないってだけじゃ……)


愛美:それじゃあダラダラしててもアレだから、そろそろまとめに入るね
蒼依:分かったよ!
咲夜:つまりここからは最終部【結】の展望と大まかな流れだね
実祝:そう。回収した伏線は約70%。残り30%が未回収……あたしと愛美の仲直りとか
彩風:そう言えばアタシと冬ちゃんの仲直りの機会ってあるのかな
雪野:分かりませんが、岡本先輩が主人公なら仲直りする気がします
優珠:……わたしはメスブタとは仲直り……どころか、許す気なんて無いから
佳奈:そう言うて、岡本先輩にはいつのまにかものすごい懐いてるから、分からんよ?
慶久:俺は……俺は! 蒼依さんとの恋を本編では、最後まであきらめない!
倉本:よく言った! それでこそ男だ! 俺も最後まで岡本さんを諦めないからな!
巻本:おい倉本! お前俺が前回言ったこと忘れたのか? 受験生は受験生らしくしっかり準備
   しとけよ! 倉本の家、浪人許してもらえるのか?
中条:結局男は女ばっかり。女は男以外に幸せや目標を定めてるのに。ホント男は邪魔で仕方
   ない
朱寿:……それで、具体的な話なんだけど、【転】の最終話で断金へと至った二人。しばらくは
   目立たないかも知れないけど、この断金が最後にものを言うんだよ
直実:朱寿(すず)。早まる気持ちは分かるけど、順番に行こうな。まず別冊の【結】だけど、
   雰囲気もタグも大幅に変わる。
朱寿:そうなんだよ。試しにこの投稿サイトさんでタグ検索したら、全てのタグで一つも
   引っかからなかったんだよ。
直実:そうだな。でも、話は最終話付近ほど重くは無いし、堅苦しくもない。その上、可能な
   限り物語内に落とし込んだから、順に読んで行けば理解出来るようになってるはずだ。
愛美:それって私も関係するんですよね
朱寿:もちろんなんだよ。そして初っ端は入りやすいように【転】の総括として話を進めるから
   肩肘も張らなくて良いんだよ。
蒼依:結局この後どうなったのって話なんですよね
実祝:そう。作者がどっかの中書きに書いてたけど、あくまで総括。書きっぱなしは良くない
咲夜:(書きっぱなしとか総括とか、何を総括するのか分かんない?!)
巻本:それに俺から岡本への想いとかもあるしな!
雪野:違います。少し恋愛から離れて下さい。岡本先輩専用の三回目の教頭先生からの課題も
   あったはずです
彩風:そうだよね。アタシ達には知らされて無くて、愛先輩専用の課題でしたっけ
佳奈:そう言った諸々の課題もあるんで、残り30%の回収言うても、もうちょい文章あるもんな
優珠:そうね。それから例の【警告・注意】は残り三回。【結】の初っ端と後は、
優希:メインサブとメインテーマの二つ。それぞれ一回ずつだね。
愛美:でもまたタグの内、二つが隠れてるんだよね
朱寿:そうなんだよ。それぞれがメインサブとメインと一つずつの役割なんだよ
慶久:じゃあまた公開は最後の方なんですか?
直実:そうだな。でも勘の良い読者なら多分途中で気が付くと思うぞ
実祝:あたしもそう思う。知っててもちゃんと考えた事のある人は少ないだろうけど
倉本:そうだな。だからこそこの多感な年ごろが主人公なんだもんな
巻本:……
朱寿:その時になって、やっと【断金へと至った】二人が物を言い始めるんだよ
直実:朱寿(すず)はそのフレーズが好きなんだな
朱寿:もちろんなんだよ。愛さんが幸せになるためのピースは絶対落とせないんだよ
直実:本当に朱寿(すず)は……大丈夫だ。俺が本編で活躍する時は、絶体絶命かもしれないけど、
   必ず何とかしてやる。だから朱寿(すず)朱寿(すず)の思う通りに動けばいいぞ!
女性:(なんか懐の広さと言い、余裕ある男の人ってカッコイイ……)
中条:(は?! あーしは今なんて……)
男性:……

実祝:最後にまとめる
咲夜:残りの【警告】【注意】は全部で三回
雪野:でも重い話は、メインサブとメインの二つで
彩風:初っ端の【警告】【注意】は総括だから、そこまでは重くないんですよね
佳奈:ただとあるところとの約束があるから、それはしっかり守らんとあかん言う事やんね
優珠:そうよ。読者様が減ってるのはすごく残念だけど、投稿する際のお約束だから、これは
   仕方ないわよ
慶久:ただそこまでしてもどうして知って欲しいテーマがあるんだったな
倉本:そう。俺たちもまだまだ学生で間違いだらけだけど、大人だって間違える
優希:だからみんなで間違って、みんなで少しずつ前進していけば良いと思うんだ
巻本:お前ら……良い事言った! 今日は俺が皆の分メシおごってやる!
中条:あーしも知らない間に間違いをしてましたし、まだ二年とは言え、先輩たちがいる間に
   成長できるだけしたいって思ってます
蒼依:理っちゃん……私でも変われたんだから、理っちゃんだってもっと素敵な女の子に
   なれるよ!
愛美:みんなありがとう。あと二つ大きな山場があるけれど、みんな最後までよろしくねっ!
全員:わかりまし――
朱寿:――もちろんなんだよ! わたしは愛さんの一番の理解者なんだから、最後まで力になる
   んだよ!
直実:朱寿(すず)はそれで良い。残りは俺が何とでもしてやるからな
朱寿:ナオくん……本当にありがとうなんだよ!
女性:(この二人……素敵)

二年:わたしたちも先輩たちが最後の学校生活を楽しめるよう、全力で動き回りますので
三年:残り2テーマと残り30%の伏線。最後まで追いかけて頂けると作者冥利に尽きます
男子:またメインテーマとサブテーマは完全に社会テーマですが
女子:少しでも読みやすく、分り易く書き綴って行きますので、最後までお付き合いお願い
   します
全員:それとここまで色々な事件・ニュースなどもございましたが、筆を折らずに書き切れた
   のは読者様の応援・お力添えがあってのお話です。末筆ではございますが、ここまで
   ありがとうございました。
   また、厚顔無恥ではございますが、最後までお付き合い頂ければこれに勝る喜びはござい
   ません



九重:……これって、作者のコメントじゃん!
和葉:それっぽいなぁ。でも正直って良いと思うけどなぁ
荒島:俺も正直でいたいなって意識はしてるけど、中々な
九重:ところでさ。そこそこ登場人物増えてるけど、一人称ややこしくない?
和葉:ややこしいかなぁ。だったらちょっと並べてみようかなぁ
荒島:それなら俺も協力するな
九重:ありがとうみんな。じゃあまずは一人称が「私」
和葉:えっと、あっしのライバルの岡本先輩、それからさっきの話で変わった防先輩の二人
   かなぁ? あ! そう言えば養護教諭と教頭先生もかなぁ
荒島:そうだな。まぁ先生方二人はどうするかは別として
九重:じゃあ次に「あたし」
和葉:これは夕摘先輩と月森

かなぁ。後は忘れてないかなぁ
荒島:……なんで月森先輩だけ

なんだ?
和葉:別にこれってないけど、何となく先輩って感じがしないからかな
九重:……次は「わたし」
和葉:これはあの、大きなお姉さんとあっしにとっての障害となるあの派手な子かな
荒島:大きなお姉さんとか、派手な子とかその呼び方大丈夫か?
和葉:大丈夫かな。本編ではちゃんとネコかぶるつもりだし
九重:(……猫をかぶるって……)――それで残りの一人称だけど
荒島:会長と岡本先輩の弟さん、それに主人公の担任の巻本先生が「俺」。そして副か――
和葉:――空木副会長は「僕」って可愛く呼ぶかな
九重:(……まさかこの子って……)
荒島:……後は、一つ上の園芸部の儚き先輩の御国先輩が「ウチ」そしてここにおられる
   九重先輩が「うち」後は、二年の男勝りの先輩が「あーし」
和葉:それから、残りの統括会メンバーである、彩風先輩の「アタシ」二年のお騒がせ人の雪野
   先輩の「ワタシ」くらいかなぁ
九重:(取り敢えず思い過ごしかも知れないし)――それくらいじゃないの?
荒島:そうだな。ところで言われるがままに並べたんですが、唐突にどうしたんですか先輩?
九重:いや、この一人称って、同じ組とかグループとかでなんか意味があるの かなって思った
   だけ
和葉:あるような気もするし、ないような気もするなぁ
荒島:まあひょっとするかもしれないから、一応頭には入れときます
和葉:……別に気にしなくても良いと思うけどなぁ。ところで今回それらしく

話題を
   作ってもらったけど、本編でも活躍出来たら良いな
荒島:(……なんか得体が知れないけど)そうだな。どうせなら活躍したいなぁ
九重:(……言えない。うちだけもう登場してる何て言えない)
和葉:……先輩はもう登場してらっしゃるんですね
九重:?!

全員:(……この人たち、なに?)
愛美:……
兄妹:……
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