第53話 魔法少女とヒーローの大活躍なのっ！！
文字数 2,842文字
魔法少女とヒーローが対決することになりましたが、共闘に変更です。
あいつ、余裕あるなぁ……。
現状、まだ700体ぐらい残ってるでしょうし。
ブラック『ネフェンティー！ 魔人の何体かが町の外に……』
あまね『はぁっ！！？？ それがわかってるんだったらすぐ止めに行く！！ なにチンタラ報告してんのっ！！』
ローズ『ローズガン！！ よしっ、こっちの20体はやった！！』
あまね『ローズっ！！ そっちはまだ避難が終わってないでしょっ！！！！ そーいうのは逐一報告してって言ってんじゃんっ！！！！』
コスモス『ネフェンティー、向こうに強力な魔人がいたわ！！ 多分、誰か2人いないと敵わないっ！！』
サクラ『ネフェー！！ 北西250m先の魔人、分裂するタイプでキツイー！！』
あまね『にゃーーーーっっ！！！！』
助けに行った方が……。
泣いてないってことは勝算ありってことですから。
ブルー『ネフェンティー、ここ一帯の、住人の避難は終わったぞ！！』
あまね『了解、流石リーダー、ブルー！！ みんなも一度、建物の上に登ってっ！！』
コスモス『了解、ですわっ！！』
あまね『必殺……』
自身の体液である酸を全開で放出し、半径3km以内の敵を溶かしてしまうという技っ！！
リリー『先輩、ここ一帯の魔人は9割以上倒しました！！』
ブラック『ネフェンティー、凄い……』
あまね『いや、まだ……』
あまね『お前が、魔人の親玉……』
魔人『ならば、これではどうでしょう。我に忠誠を誓う5体の下僕っ！！』
そして、下僕を召喚しやがった。
あまね『ぐっ……！』
ローズ『ネフェ、ここは任せて。』
コスモス『私達の力、見せてやりますわ。』
リリー『先輩、任せてくださいっ！！』
サクラ『行くぞー！！』
ローズ『ローズ・フレイムっっ！！！！』
コスモス『エンド・オブ・コスモズっっ！！！！』
リリー『白百合の舞っっ！！』
サクラ『日本銃弾桜戦線っっっ！！！！』
情熱、いや灼熱の薔薇が魔人を焼き払ってしまう技ですっ！！
宇宙の果てにある名もなき力を使う技ですっ！！
儚い百合の花びらのような舞が、相手を魅了するっ！！
無数の桜の花びらが、銃弾を超える勢いで相手の体を貫通するっ！！
ブラック『わかった！！』
リリー『先輩っ！！』
サクラ『ネフェ、大丈夫っ！？』
これは、ピンチってこと……
危ないですし、その、怖いし……。
あまね『この声はっ！？』
スター『一番星の輝き、スターライトっ！！ ここからは俺に任せなっ！！』
スター『これが、絆の力だっ！！ 流星群っ！！！！』
魔人『ぐぁぁぁぁああああ！！！！』
ローズ『やるね、ヒーローさん達っ！！』
ブラック『いや、まぁ……』
スカイ『俺達も力になれて、嬉しいぜっ！！』
スター『絆の力だなっ！！』
ローズ『ごめんなさーい』
あまね『あと、ヒーロー達が非力じゃないことがわかったのは良かったかも。でも、全体的に訓練不足、まだまだ戦場に立つには厳しいね。その辺、自覚ある？ 自覚あるんだったら良いんだけど』
トルマリン『しゅません』
嫌な上司みたいなんだが。
台無しなんだが。
キャーーーーっ！！！！
天希、帰宅中……、帰宅中……
………………
地球を守ったりーーっ！！
それを踏まえての話だが……
