第39話 そこに愛はあるのですか

文字数 7,464文字

(妖精族の魂ってどう呼ぶんだ?)
 目を覚まして、アローは寝ぼけ眼で天井を見つめつつ、夢の中の師匠の言葉を思い出す。
 煉獄の炎は呼べる。それは制御をできるようになった後、きちんと師匠の了承のもと修行した。だが、さすがに妖精族の魂など呼んだことはない。
(師匠の言ったことが本当なら……その妖精族は、スヴァルトやアールヴも含まれる、のか?)
 そこまでぼんやりと考えて。
 アローはがばりとベッドから跳ね起きた。もしそれができるなら、あの竜をどうにかできるかもしれない。
「ミステル! ……って、ああ、そうだ……テオの弓を買いにいかせたんだった」
 いつもそばにいるはずの妹は、今はいない。
 時間を見ると、昼過ぎだった。朝食や昼食に起こされなかったのは、気づかいからなのだろう。
 念のため、ヒルダとミステルの部屋を訪ねてみたが、留守だった。ヒルダは先に起きていたらしい。面倒見が良さそうな彼女のことだ。もしかすると弓を買うのに一緒に付き合ってやっているのかもしれない。
「リリエに会わせてくれ」
 貴人を呼び捨てにする無礼に、衛兵は少し顔をしかめたが、すぐに従者を呼んでくれた。
 しばらく部屋で待っているがリリエはなかなかやってこない。うとうとしはじめた頃にようやく部屋の扉が叩かれて、アローはずり落ちかけた椅子から跳ね起きた。
「大変お待たせしました」
 リリエは従者にお茶と簡単な食事を運ばせていた。時間がかかったのはこれを用意していたからのようだ。
 食べ物を見ると、急に空腹なことに気が付く。あの何を食べたのかもよく覚えてない気詰まりな晩餐以来、何も口にせずにあの騒動だったのだ。寝る前に少し水を飲んだ程度である。お腹が情けない鳴き声をあげた。
「どうぞ。私はその辺りの礼節とかは、あまり気にしない方ですので」
「それは助かる」
 慌てて作ったのだろう。食事はライ麦のパンにハムとチーズを挟んだだけのものに、玉ねぎのスープ。何やら森で暮らしていた頃を思い出す質素な食事に、晩餐会にへきえきしていたアローは少しばかり感激した。こういう方が楽でいい。
 しばし、食事に集中して、スープを最後の一滴まで飲み干すと、従者がお茶を入れたカップを差し出す。
「では、本題になるので少し人払いをしてもらえるか。不安なら衛兵は扉のところに待機させていていい」
「ええ。構いませんよ」
 リリエは快く承諾して、従者を下がらせる。
 部屋に二人きり。この部屋にはまだ護符を設置したままなので、会話は衛兵には内容を聞き取れないだろう。
「まずはじめに結論から言う。条件が揃えば、スヴァルトの宝――竜を制御することが可能かもしれない」
「本当ですか!?
 昨日の今日だ。リリエは信じられないという風に目を見開く。
「あくまで条件が揃えば、だ。できる保証があるわけではない。その前提で聞いてくれ」
「はい」
「君はスヴァルトの血を引いてるのか? ステルベンは君の血縁か? まずそれを知りたい。重要なことなので、隠し事はしないでほしい」
 リリエの表情は凍りついたようにこわばって、しかし、それも少しの間のことだった。やがて観念したように息をつくと、静かに首を縦に振る。
「妖精族と人間では、人間の方が強く出るみたいですね。見た目はただの人間ですが、確かに私はスヴァルトの血を引いています」
「母親が人間か?」
「はい。ステルベンは――彼は、私の父です。リューゲは彼の姉ですので、私にとっては叔母ということになりますね。見た目は二人とも若いですし、人間の親族のような関係にはありませんけれど」
 リューゲの方が若く見えたが、姉らしい。封印となっている間は、歳を取らないのかもしれない。スヴァルトやアールヴは長命の種族だが、不老ではないのだ。
「私の母は前辺境伯の妹、ファルクの叔母です。だから正確には、ファルクとは叔父と姪の間柄ではなく、いとこ同士ということになりますね」
 一度話すと覚悟を決めたからなのか、彼女は澱みなく語りはじめた。
 実年齢はいくつなのかはわからないが、彼女は少なくとも辺境伯であるファルクよりも少し年下程度の年であるらしい。ファルクが六十歳くらいだとすると、少なくとも五十年ほどは生きていることになる。見た目はアローとほとんど変わらないが。
「この城の者は、みんなそれを知っているのか?」
「ごく一部の者だけです。私は最近まで、山奥の別荘で密かに隠れ住んでおりました。リューゲの封印に何かがあった時、スヴァルトの血を引く私が封印を肩代わりするためです。そのために私は生かされてきました」
「つまり、ステルベンは姉のリューゲを救うために別の封印を、人間に子供を……君を産ませたのか?」
「いえ、それは違います!」
 リリエはきっぱりと否定する。
「アレクサンダー家は、リューゲが眠らせた竜の封印を護るかわりに、恩恵を受け取っていました。だからあの竜は、ある意味本当に『宝』だったんです」
「宝……利益になるものだったと?」
「そうです。古代竜の鱗は、定期的に生え変わって剥がれ落ちます。その鱗が、竜鉄と呼ばれる非常に希少価値の高い鋼になります。この城の地下でなければ、かなり古い山奥に行かなければ採取できないものです。ここ十数年は、あまり採取できなくなってしまったんですけれど……」
 竜鋼については、アローも知っていた。竜が住んでいた山奥にしかないという希少なもの。師匠はそれを使った首飾りを持っていたが、ついぞ触らせてもらった覚えがない。
「秘密裏に竜鋼を得ることと引き換えに、封印を護る。私たちはそうやって共存していました。私の母は封印の管理を任されていて、リューゲとも親しかったようです。もちろん、ステルベンとも。……多分、愛は……あったのだと、思います」
 尻すぼみな物言いになったのは、リリエ自身が愛の所在を証明する術がないからだろう。ステルベンはあの様子であるし、口ぶりからするに、彼女の母はもう生きていない。全て推測と過去形で語られている。
「封印の代わりになることは私が申し出ました。スヴァルト族は男が戦士として戦い、女は魂で竜を使役します。ステルベンでは、リューゲの代わりにはなれないんです。封印に何かがあった時私がかわりになるという約束で、ファルクは秘密がばれるのを承知で私をかくまっていてくれました」
「だが、ステルベンは君を封印の代わりにはしないようだな」
「それが彼なりの親愛なのか、単純に人間の血が混ざった私が相応しくないからなのかはわかりませんが……」
 リリエはまたも自信がなさそうにうつむいた。
 だが、アローは恐らく、ステルベンは少なからずリリエに情があるのだろうと確信する。確かに、彼と彼女の母の間には多少なりとも愛はあったのかもしれない。
 ステルベンは魔力のある生贄をささげれば、多少は「足し」になるという風な言動を見せていた。リューゲの封印を長持ちさせることを目的としているなら、半分でもスヴァルトの血を引いているリリエは適任だ。時間稼ぎのために娘の命をつかうことは、彼が持つ情ゆえにためらったということだろう。
(うらやましい、などと思ってはいけないのかもしれないが……)
 どれだけ死霊を操ることができても、アローは母の魂に会えたことはない。父は存在すら知らない。夢の終りを思い出して少しだけしんみりとしたが、気を取り直す。聞きたいことはまだあるのだ。
「人間を生贄にすることはなかったのか? 城下では、この城に奉公に出た人間が行方不明になった、なんて話を聞いたが」
「ありません。ただ、竜鋼が欲しかったのか、秘密を暴きたかったのか、探りを入れた者は何人かいたようです。……いつの間にか使用人が姿を消していた、ということはありました。」
(……なるほど、これが『生贄の噂』と『地下に住む魔物』の正体か)
 ステルベンか、それとももっとわかりやすく侵入者を排除する仕組みがあったのかはわからないが、単純に口封じをされたということだ。
「よし。大体わかった。そうか、リューゲはほとんど死んだようなものだと言っていたが、妖精族は魂のみでもある程度自我をたもっていられるんだな。肉体は入れ物にすぎない、と」
「はい。リューゲがそのように言っているのを、聞いたことがあります。
「では、確かだな。どの程度呼べるのか、どの程度制御できるのかが問題だが、意思がしっかりしてるなら説得は通じるかな?」
 ぶつぶつと呟くアローに、リリエは困惑の目を向ける。
「あの……結局、あの竜を制御する方法って、何なんですか?」
 おずおずと本題を切り出した彼女に、アローはニッと笑って見せた。
 できるのか、できないのか。大きな賭けではあるが。
 ステルベンがリリエを封印から遠ざけた理由が、娘への愛なのだったら、多少は望みがあるかもしれない。
「今、君の目の前にいるのは、恐らくこの国で一番の死霊術師だ。妖精族の魂だって呼べるかもしれないぞ。……まぁ、できる保証があるわけではないから、努力目標だけれどな」



 アローとリリエが城で話していた頃、他の面々はオステンワルドの鍛冶屋を巡っていた。元々、山に近く豊富な鉱物資源を産出する地域だけに、鍛冶屋、武器防具屋、鉄製品の市場は、王都グリューネよりも充実している。
「うふふふ、ふふふ」
 その中でも、とりわけ楽しそうにしているのがヒルダである。
 テオの弓を選ぶため、ミステルがギルベルトと共にテオを街に追い立てようとしたところで彼女は起きだしてきた。そしてオステンワルドの武器街と聞いた途端に、眠たげな目はぱっちりと開いたのである。
「すごい、あんな上物の鋼を使った剣だったら、グリューネなら桁がひとつ違うわよ、うふふふふ」
 朝方まで命からがらの目にあっていたとは思えないほど、彼女は元気だった。すでに本来の目的を忘れつつある。
 ギルベルトとヒルダがいるのなら、武器の選び方の素養などないミステルは、早々に二人に任せてアローの元に帰りたかったのが本音である。そうならなかったのは、寝不足で武器屋にきてはしゃぐヒルダの様相が相当におかしく、引き留め役が必要だという冷静な判断からだ。
「あっ、すごい! 竜鋼! 竜鋼の剣があるっ」
 安物は軒先に出され、それなりに良いものも店内にむき出して展示されている中で、ヒルダが見ている竜鋼の剣は明らかに扱いが違った。鍵付きの硝子の箱に入れられ、美しく磨き抜かれた刀身を見せている。明らかに他の鋼とは質感が違う。黒にかすかな青が宿り、星くずのような銀色の斑紋が美しく広がっていた。
「お嬢ちゃん、若いのに竜鋼を知っているとは大したもんだねぇ」
 武器屋の主人が自慢げに笑う。
「竜鋼の剣は騎士の憧れですから! ああ、こんなところで実物を見られるなんて……! 値段……は……うぐっ」
 ケースにつけられた値段のプレートを見て、ヒルダは絶句した。ここがグリューネだったとしても、豪邸がひとつ建てられそうな値段だったからだ。剣ひと振りの値段である。
「ですよね…………」
 スヴァルトやドワーフが住むとされる危険な山の奥深くでないと、竜鋼は採取ができない。どんな宝石よりも高価だ。
 実際、見た目も美しいので、小さなものは宝石としても珍重されている。この剣を鍛えるだけの量の竜鋼と考えれば、豪邸ひとつ分はむしろ安い。
「ここ十年くらいは、新しい竜鋼が全然出回らなくなったんでね。こいつの値段はつり上がる一方さ。残念だったな、お嬢ちゃん」
「いえ、いいんです。どうせ下っ端騎士の私には手がでないものだから」
 ヒルダがため息をつく。それなりの家柄の貴族であるはずなのに、実家の資金を頼ろうなどとは露ほども考えていなかったようだ。実に彼女らしい。
「はしゃぐのはその辺にしてください、ヒルダ。テオの弓矢を選ぶのでしょう」
 ミステルの言葉に、ようやく理性を取り戻したようだ。ヒルダはうなずく。
「そうね。アローもいい加減起きてるかもしれないから、早く買い物をすまさないとだったわ。……って、あれ? ギルベルトさんは?」
「せっかくだから、リンドヴルムの牙を売ってくるって言ってましたよ。用事が済んだら戻るそうですので、この店の近くで待っていればいいでしょう」
「あのリンドヴルムから牙をとっていたのね。さすが傭兵、しっかりしてるわ」
 竜の牙は護符の材料として需要があるし、状態の良いものなら美術品としての価値がある。幼竜のものとはいえ、それなりの価値がつくだろう。
「で、テオ。いいのはあった」
 弓矢の売場でずっとうろうろしていたテオに声をかけると、彼はびくりと身をすくませた。
「なによ、その反応」
「え、いや、そのー……」
 悩んでいるのかと思えば、彼の目はしっかりとひとつの弓に注がれていた。
「決まってるんじゃない。弓を見る目は実際に使うテオの方がわかるんじゃないの? みた感じ良さそうな弓だし……ああ、そういうこと」
 テオが逡巡している理由を、ヒルダはようやく理解した。その弓は確かにいいものだった。普段弓を使っていないヒルダでもわかるほどに。
 ただ、値段があからさまに高かったのだ。アローは気前よく金貨を出してくれたが、それでもわずかに足りない。
「私は兄様から、これ以上のお金は預かってませんよ?」
「そうよねー。……じゃあ、これで足りる?」
 ミステルの言葉にうなずいたヒルダは自分の財布を取り出すと、彼の手に銀貨を二枚ほど握らせた。
「えっ、そんな、俺、別にこっちでも……」
「アローが言ってたでしょ。無利子で出世払いにしてやるから、一生使えそうな奴を買ってこいって。私も無利子にしとくから。がんばって騎士として大成しなさい」
「つまり、見習い騎士なのに借金まみれになるってことじゃないですかぁ」
「そりゃ、奢ってあげるとは言わないわよ」
「ですよねー! 知ってました!」
 それでも彼はしっかりと良い方の弓を手に取った。軽くてだらしのない発言も目立つテオだが、こういう真っ直ぐに人の好意を受け取れるところは美点だ。
 ミステルもその点は認める。言い寄ってこられるのは大変な迷惑だが。
「無事に決まったようですね。……ギルベルトが、早く戻ってきてくれるとありがたいのですけど」
 弓が決まったのなら、早く兄の元に帰りたい。
 肉体を持たないミステルは、仕草だけでため息をついた。



 その頃、ギルベルトは鍛冶屋街の片隅にある路地裏にいた。
「はい、リントヴルムの牙の代金」
「ケチってねえか?」
「うちのツケの分は引いておいたわよぉ」
「ちっ、しっかりしてやがる」
 ぶつぶつと文句をいいつつ金貨と銀貨を受け取ると、相手の女はクツクツと笑いをかみ殺した。
 ブルネットの巻き毛を指に絡めて、艶っぽく笑う女。
「全く、ハインツもお前を連れてくるくらいなら自分でくればいいのによ」
「やめてよ。こういう機会でもなければ、店から出ることあんまりないんだからぁ。久しぶりに羽伸ばせるのも、みんなハインツ様とアロー君のおかげ! ねぇアロー君またつれてきてよぉ。美少年だったし、あの天然すぎてウブなところが超かわいいわぁ。おねーさんが手取り足取り教えてあげるの」
「やめとけやめとけ、もれなく義妹の呪いがぶっ飛んでくるぞ」
「あらやだこわーい」
 彼女――青薔薇館の娼婦、ノーラはわざとらしくしなを作って甲高い声で笑って見せた。
 今の彼女はドレス姿ではない。露出が激しいのは相変わらずだが、身体にぴったりとした皮のビスチェと丈の短いパンツ、魔法文字を刺繍したケープを軽く羽織っている。腰には柄に魔晶石の入った短剣をさげているので、パッと見は女冒険者に見えるだろう。
 青薔薇館の娼婦たちの中でも、彼女のように一部の女たちはたまにこうした「副業」をする。あの娼館自体が、ただ高級娼婦を扱っているわけではない。王家とも教会とも繋がっている、ある種の秘密結社だ。それぞれに何かしら特技があり、ノーラの場合それは偵察や暗殺である、ということだ。
 何故それほどの技術を持ちながら娼婦に身をやつしているのかは疑問だが、彼女なりにギルベルトのおよび知らぬ理由があるのだろう。
 ハインツが教会の手駒を使えない時、こうやってノーラを間諜ないし、つなぎ役として使っていた。
「そんなにあの世間知らず坊主がかわいいなら、ハインツの奴に無茶ぶりすんじゃねえって言ってやってくれ」
「あら、優しいのねぇ。一緒に寝てる時だってそんな気遣いしてくれないくせに」
「馬鹿言うんじゃねえ。俺はあいつのせいで街ごと竜に吹っ飛ばされるかどうかのがけっぷちに立たされてんだぞ」
「その割には報告のついでに竜の牙換金とか余裕じゃなぁい? アロー君放り出して逃げないでよぉ?」
 ノーラはぷりぷりと子供っぽく頬を膨らませる。ギルベルトはため息まじりに空を仰いだ。
「逃げねえよ。受けたのは俺だ。受けた以上は、それで死んでも俺の自己責任だ。ただ、あの頭のいいバカは何を考えてやがるって、言いてえんだよ、俺は」
「さぁね。あたしはハインツみたいに頭良くないからわからないけど、アロー君が平穏に暮らしていけるかどうかは、今回の件にかかってるんじゃないかしら。ハインツ、お姫様から色々絞られてたみたいだから。……あっと、これは私の独り言よ、忘れてちょうだい?」
「忘れるための酒代をくれよ」
「もう、がめついわねぇ」
「お前が言うな」
 結局、相場どおりの牙の代金をもらい、ギルベルトはノーラと別れた。
 ハインツが会った「お姫様」が誰なのかを、ギルベルトは知らない。ただ、ハインツが度々王宮に呼ばれていることは知っているので、恐らくそういうことなのだろうと思う。
「……あいつ、とんでもないのに目をつけられてるのな」
 娼館がどんな場所なのかも知らずに「妹を復活させるためにモテる男を目指す」などと斜め上の言動をする、その実全くモテる方向には進化しない、アーロイス・シュヴァルツというボケの塊のような少年のことを考えると、微妙に憂鬱な気持ちになる。
 顔はいいのだから黙ってればモテるだろうに、自分からモテる機会を叩きつぶしまくっているあの少年は、暴走すれば辺り一帯を死霊の海にできる危険な存在だ。だからこそ、ギルベルトは物理で抑止できる護衛としてあてがわれてしまった。
「くっそ、グリューネに戻ったらあいつから酒と女の金むしりとってやるからな」
 褒められない決意を胸に、ギルベルトはミステルたちのまつ武器屋へと戻って行ったのだった。
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