第63話 彼女が見つけたただ唯一の神様

文字数 7,456文字

 ミステル・シュバルツという名前の少女は、七年前に生まれた。
 それまでのミステルという名をした少女のことを、彼女は箱の中に押し込めた。箱の中がどれほど澱んで腐ってドロドロに溶けて酷い有様になっていても、彼女は気にしなかった。
 ミステルにとって、アローは神様だ。希望だ。憧れだ。聖域だ。
 美しく輝く、綺麗で大切な宝物なのだ。だから自分の汚い部分は全て隠し通さなければならなかった。
 叔父と従兄弟に虐げられていた時の無力な自分を、いずれ金に変わる道具として育った自分を。
 一張羅の小綺麗な服をまとって古びた荷馬車で連れ出された時、ミステルは今よりも最悪な場所に行くのなら、死のうと思った。
 もはや顔も覚えていない両親だったが、両親がいた頃の自分はもう少しだけ幸せだった気がした。死んだら両親のところにいけるだろうと、漠然とそう考えた。
 だから古びた荷馬車に申し訳程度についていた聖霊の護符を、道すがらこっそりと外してしまった。
 これで森の魔獣を退けるものはない。自分も叔父も魔獣に襲われて死ぬだろう。
(きっと、父さんと母さんのところに行ける)
 それが、当時八歳の少女が思いついた名案だった。
 だけど魔獣の赤い瞳が点々と暗い森の中で輝き始めた時、少女の淡い希望は絶望に塗りつぶされた。
 こんな場所で死ぬ。大嫌いな叔父と一緒に、魔獣に噛み殺されて死ぬ。一瞬で死ぬわけがない。野良猫が蔵の隅で捕まえたネズミをいたぶって遊んでから喰らい尽くしたように、自分もこれからそういう風に殺されるのだ。
 ミステルは恐怖していた。恐怖で混乱していた。ほとんど本能のように「逃げなければならない」という考えに支配されて、危険も顧みずに馬車から飛び降りた。
 幸いにして下は厚く降り積もった落ち葉が柔らかく、ミステルは目立った怪我をすることもなかった。すぐに起き上がって森の中を走り始める。
「待て、ミステル!」
 叔父の声が聞こえる。振り返らず走った。
 それでも木々の間を縫って絶叫が聞こえてきた時、ミステルは一度だけ振り返ってしまった。
 叔父が魔獣に四肢を噛みちぎられた、断末魔の声。魔獣が喉笛に食らいつき、あらぬ方向へとぐらりと揺れる頭。その壮絶な死に顔は、遠目でもしっかりと見えた。その苦悶の形相をして息絶えた叔父の目と、ミステルの目があった。
「いや、いや……見ないで!」
 ただ闇雲に走って、走って。
 その先でミステルは、自分だけの神様に、希望に出会った。
 銀色の髪をした、紅い目の美しい少年が手を差し伸べてくれた。それがアローだ。初めて、ミステルを助けてくれた人。
 それからずっと、ミステルの神様はアローだ。フライアも、聖霊も信じない。
 どれほど神様に祈っても助けてくれなかったけれど、アローだけは違った。助けてくれた。受け入れてくれた。この手をきちんと取ってくれた。
 だから、アローのためにだったら何だってできる。人を呪うことも、自分を殺すことも、アローを失わないためなら、何だって。
 だから。
(だから、見ないでください)
 身勝手に人を死に追いやった自分を、呪い呪われて死してもなお隠してきた自分を。
(貴方だけは、何も知らずにいてください)



 ギイイィイィァァァァアァァァァ。
 それは悲鳴だったのか、それとも何かが軋む音だったのか。森の中に絶望をかきたてる音が響き渡る。
 アローは、気がつくと古びた荷馬車の前に立っていた。街道から少しずれた場所で横転している。
 それに魔獣が群がって、一人の男の身体を貪っていた。
 絶望の表情で濁った眼差しを投げるその男の顔には、確かに見覚えがある。
「ミステルの父親……じゃあないか。育て親、か?」
 幼いミステルを虐げていたあの男だ。男と、彼の息子らしき少年たちの雰囲気から察するに、ミステルは実の娘ではないだろう。
 カタリナの時の例が示した通り、血の繋がりのある家族でもロクでもない者はいる。
 ミステルとこの男は、かけらも似ていない。息子たちもしかりだ。ミステルだけ母親似というのも不自然だろう。こんな美人の母親似なら、もう少しくらいは大切に扱いそうなものだ。
「ミステルが……あいつが……俺を……」
 死体の口から怨みの言葉が漏れる。
 不本意な死に方をした魂では、そう珍しいことではない。一番最後に抱いた強烈な怨みの感情に支配されるのだ。
「君の場合は自業自得、自分がやってきたことがそのまま自分に返ってきただけに思えるが?」
「ミステルが……あいつが、聖霊の、護りを……あいつだけ、なぜ、あいつだけ……生き残って」
「安心しろ、もう死んでる。別の理由でだが。それともう一つ安心しろ。そもそも君の怨みは自分の蒔いたタネだが、もう死んでるから別に償わなくていいぞ。よかったな。個人的にはあと百万回魔獣にかじられてきていいくらいだ」
 死霊は答えない。
 魔獣が彼の頬肉にかじりつき、眼窩から彼の眼球がこぼれ落ちた。
「君に言いたいことは死ぬほどあるが、君がこうして恨みつらみを吐き出していると、ミステルが無駄に傷つくことになる。悪いが先にさっさと逝ってくれ……『死を記憶せよ』」
 ザッ、と音を立てて風が落ち葉を散らしていく。
 魔獣の姿は消え、怨念を吐き続けていた男の死体も、ポツポツと現れた紅い炎に包まれて消えていく。
 ガンドライドの中に取り込まれたまま、何度も魔獣にかじられるよりは煉獄に吹き飛ばされた方がマシだろう。
 煉獄が彼にとってもっと不本意な場所だとしても、さすがにそこまでは責任を持てない。
 ガンドライドの中で起こっている出来事は、全て死霊の怨念。力なき死霊でも、一緒に取り込まれた悪霊や魔獣から力を得れば幻覚を作りだすことができる。
 たとえここであの死霊を助けたとしても、真実は変わらない。生き返るわけではないし、犯した罪は消えない。
 そして全て過去のことであるから、あの場面で幼いミステルを助けても実際の彼女は救われることはない。
 この男はもう死んでいる。生きていた間のことは償わせられない。ミステルがカタリナに協力して呪いをばらまいてしまったことを、もう償うことができないように。
 冥府に送ってしまうのが、この男にとっての救いだ。怨念が燃え尽きるまで煉獄の炎に焼かれるとしても、浄化されずに永遠に怨みに囚われるよりはずっと救われる。
「あっさり冥府送りにしていいの?」
 ガンドライドの少女は笑う。
「ここに置いておく方が有害だ」
「でも貴方の妹は、そうは思ってないみたい」
 すすり泣く声が聞こえる。
 いや、聞こえていた。男の吐き出した恨みごとのうらで、魔獣の咆哮の合間で。彼女はずっと泣いていた。
「ミステル」
 藍色の髪の少女は、アローのよく知る姿でそこに佇んでいる。顔を覆って、涙をとめどなく流しながら。
「見ないでくださいって……言いましたよね」
「ああ。でも、僕はお前ともっとちゃんと話すべきだった。お前のことを知らなくちゃいけなかった」
「知らなくていいです。何も見なくていいです。お兄様は私だけの神様なんです。だからそのまま、綺麗でいてください。私の聖域でいてください。そのためになら、私は誰に恨まれても憎まれても構わないんです」
 泣きながら、彼女は顔を上げる。その瞳はいつもの彼女とは違っていて、紅く光を放っている。
「だから、お兄様。私のことは救わないでください。何も見ずに、何も知らずに……いてください」
「いくらミステルの頼みでもそれはダメだ。知られたくないことを知ろうとしたのは謝ろう。でも、ひとつだけ信じてくれ。僕はお前を救いたい。だから、お前を救うためにお前の過去とも向きあおう。今度こそ、最後まで手を離さないために」
 ずっと、彼女の手を引いてきたつもりでいた。
 共にありたいと願った彼女の、手を離さないでいたつもりだった。
 だけどアローは、ミステルは自分のためなら人を呪いすらできることを知らなかった。ただ思考停止して引きこもっていただけのあの家を守るために、命すら捧げたことを知らずにいた。
 アローが七年間無意味に立ち止まっていた間に、彼女は他でもないアローのために繋いでいたその手を離していたのだ。
 アローがミステルの神様だというのなら、彼女に神様を手ばなさせたのは誰なのか。それは自分ではないのか。
 ならば、償いは果たすべきだ。自分はまだ、生きているのだから。
「私はいいんです。お兄様のお役に立てるなら、それだけで。それだけじゃダメだっていうんなら、私を逝かせてください。貴方のその手で!」
 ミステルが手を掲げる。煉獄の炎が彼女の周りを囲む。
「わかった。全力で止めてみせるから、かかってこい。兄妹喧嘩は初めてだな、ミステル」
 アローも手を掲げた。目を閉じ、開く。森の景色が緋色に染まる。
 二人の死霊術師の間で、煉獄の炎がすべてを焼き尽くす。
『死と共に踊りなさい!』
『死を記憶せよ!』




 煉獄の炎が森を焼いている。
「どうして知らないでいてくださらないんですか!」
 膨れ上がった悪霊の怨念が木をなぎ倒し地を焼き尽くし、そして悲鳴に似た音で空気を切り裂く。
「どうして、どうして、どうして、貴方は!」
「お前が怒るのは正しい。誰にだって知られたくないことくらいはある。それはお前が自分で乗り越えなければいけないものだったかもしれない」
 ミステルが降らせた火の雨を、アローが呼び出した煉獄の炎が相殺していく。
 力押しでミステルを『逝かせる』ことは簡単だ。アローにはその力がある。だが、それではミステルの後悔と嘆きは癒えない。向き合ったことにはならない。
「お前は僕の家族だ。ただ一人の妹だ。だから助けたい。それだけだ」
「お兄様はそうでしょうね。でも、私は違います」
 ミステルの足元からいくつもの血塗れの手が生えて、這って、のたうつ。
 その足が彼女の細い足首に絡みついていることにも、気づいていないようだった。
(ミステルを説得するには、まず頭を冷やしてもらうしかなさそうだ)
 このガンドライドには不慮の死を遂げた者の魂しかない。つまり、どれもこれも恨みつらみがたっぷり凝縮された連中ばかりだ。
 アローはまだ生きている人間だし、元々死霊を問答無用で支配下におく力があるからこんなに冷静でいられる。
 しかし無防備な霊体のミステルは、どうしても影響を受けてしまう。
「私は……本当はお兄様のことを、家族だなんて思ってなかった。でもお兄様は私の神様だから、手を汚した私ではふさわしくないから……」
 ミステルが嘆く度に煉獄の炎は荒れ狂い、アローへと襲いかかる。それをアローが相殺する。いたちごっこだ。
(だけど本気でやったら、それこそミステルごと冥府送還してしまう。僕の消耗も激しくなるし……案外難題だぞ、これは)
 口で何を言おうと、今のミステルでは話半分にしか聞いてもらえないだろう。
『死を記憶せよ』
 ひとまずミステルの足元に群がっている死霊たちを送還して、数をある程度減らす。
 ガンドライドの中に取り込まれつつあることでミステルが冷静さを欠いているのなら、これ以上数を増やしてはいけない。
「どうして、私を攻撃なさらないのですか。お兄様なら私を冥府に送ることくらい容易いはず。その気なら、私は抵抗だってしません」
「送還するつもりがないからに決まっているだろう」
 抵抗しないと言いつつも、ミステルの周りからは続々と死霊が溢れ出している。その一つ一つを地道に送還しながら、アローはミステルへと駆け寄っていく。
「来ないでください! 近づかないでください! 早く私を殺してください!」
「殺して、も何ももう死んでいるだろう」
 煉獄の炎と炎がそこかしこでぶつかりあって、火の粉を散らして消えていく。
 降り注ぐ火の粉はアローの肌を焦がしたが、構わなかった。現実の傷ではない。多少は生身の方も影響を受けているかもしれないが、こんなものはかすり傷だ。
「ミステル、お前は僕のことを神様だなんて言うけどな。神様なんてろくなものじゃないぞ。人の望みなんてろくにききやしない。現に、僕はミステルの望みをかなえられなかっただろう。その程度のものだ」
 飛んできた死霊を寸前でどうにか避けて、アローは駆ける。
「お兄様はそこにいてくれるだけでいいんです! 私が勝手に信じたいだけなんです、それだけで、貴方に勝手な理想を押し付けてる人間で……」
「わかった、わかったが、そんなのは別に珍しいことじゃない。僕だってミステルが何をやっているのか全然知らずに、のん気に森に引きこもっていたんだ。大して変わらない」
 嘆きとともに飛んできた死霊を、手で払い落とした。何の防御もなしに死霊を受けたので、指先半分が消えてしまった。
(悠長にしてられないな、これは)
 ある程度までなら、魂はすり減っても回復する。しかし、程度が大きくなれば寿命を削るのと同義だ。魔力のように自然治癒で全回復は望めない。
 ミステルを止める方法は、二つ。彼女を冥府に送還してしまうか、彼女自身が我に返って攻撃を止めるかだ。アローとしては後者を選びたい。
 ミステルが本当にもう眠りたいのだというのなら、アローには引き留める権利はない。妹の願いを聞き届けて冥府に送るのが兄としてできることだろう。
 彼女自身が受けた呪いの浄化を待つにしても、使い魔の契約を白紙に戻すことは不可能ではない。ミステルはアローが代償と引き換えに契約したのではなく、自ら望んでアローと契約しているからだ。恐らくお互いにそれほど代償の支払いをせず、契約解除はできる。
 それがミステルの望みならば、喜んで聞く。それが彼女が自分を慕ってくれていることに甘えてきた自分が、彼女に贈れる唯一のものだからだ。
 だけどミステルは泣いている。ずっと、ずっと。自分の間違いをアローに知られたくなくて――ただ、アローに嫌われたくなくて、泣いている。
「お兄様、私を早く殺してください」
「だから、もう死んでいるので殺しようがない。それとミステル、お前は重要なことを忘れている。間違いがどうのというのなら、僕だって間違いまくっている。師匠がバカ弟子と連呼するわけだ」
 死霊が暴れ狂う煉獄の炎に包まれた森の中で、アローはまだ無事な方の左手を掲げる。
『死を記憶せよ』『死を記憶せよ』『死を記憶せよ』
 呪文を重ねがけして呼び込んだ死霊を帯状にして、アローはミステルの身体を掴みあげた。多少乱暴な方法だが、地面から群がってくる死霊から引き離すのがまず先決だ。
 もちろん死霊を多く呼ぶ分だけ、地道に一つずつ倒すよりも魂を消耗することになる。こればかりは仕方がない。
 宙づり状態になっている妹の元にようやくの思いで駆け寄ると、アローはため息まじりにその場にあぐらをかいた。
「ミステル、話をしよう」
「話すことなんて……ありません。お兄様に全て知られてしまったから……私は、もう貴方のおそばにいることはできません」
「全て知ったって、僕がさっきぞんざいに冥府送りにしたお前の父親っぽいけど何か違う誰かとのことか?」
 その言葉に、嘆いてばかりだったミステルが一瞬だけきょとんとした顔になった。
「………………叔父です」
「そうか。叔父だったか。僕のかわいいミステルの親にしてはいまいちさえないおっさんだと思ったが、叔父か」
「………………叔父です」
 何故か確認するように、ミステルはもう一度繰り返した。
「それで、そのお前をいじめた自業自得で逆恨みしていたおっさんについては、僕が煉獄送りにしてしまったわけだが、迷惑だったか?」
「…………いえ」
「よし、少し冷静になったな?」
「そういう問題では…………」
 とはいいつつも、ミステルの目はすでに紅くはなく、いつもの美しい青い目に戻っている。ガンドライドの死霊と引き離されたからだろう。
「ミステル。実は僕も、お前にずっと言えなかったことがある」
「お兄様が?」
「僕が最初お前を助けたのは、ただ寂しかったからだ。家族が欲しかったからだ。もっと言えば、あの頃僕は都に行くことを禁止されたばかりで、心底いじけていたからだ」
「えっ?」
 ミステルがますますきょとんとした顔になった。
 彼女は今までアローのことを、自分の命の恩人として慕って来てくれた。それがこんなどうでもいい理由で救われたとなると、戸惑いだってするだろう。
「こんなこと、僕だってお前にだけは知られたくなかったよ。だって僕は、いつだってお前が誇らしく思えるような兄でありたかったんだから」
 ミステルがアローを慕うほどに、言いだせることではなくなってしまった。本当はあの時側にいてくれる、友達や家族になってくれる人なら誰でもよかったなんて、そんなこと。彼女の好意への裏切りみたいなものだったから。
「僕は神様でもなんでもない。ハインツを見てみろ。現実の女神さまだってえこひいきをするんだぞ。人間の僕が、そんな完璧超人のはずないだろう。だから間違った。お前の好意に甘えて、格好悪いところを見せたくなくて、尊敬される兄のままでいたくて、お前のために本当は何をするべきだったのかを考えなかったからだ」
 アローはパチン、と指を鳴らす。それを合図にして死霊はミステルへの拘束を解き、彼女はアローの腕の中へと落ちてくる。
「おっと……」
 右が手首から先を失っているだけに少し危なげなかったが、どうにか受け止めた。元より魂なので、大した重みはない。
「で、初めての兄妹喧嘩の感想は?」
「今、それを聞きますか?」
「今後聞く機会があるかわからない」
「最悪の気分です。恥ずかしいところをたくさん見せました」
「そうか。僕もだいぶ恥をかいたからおあいこだ」
「でもこのお姫様抱っこについては正直な感想を申しますと最高です」
「割と満喫しているな」
「今後機会があるかわかりませんので」
 ミステルは、泣きそうな顔で笑う。
「お兄様は酷い人です。ずっとずっと、私はお兄様のことを男性としてお慕いしていました。それなのに、お兄様は私のことは妹だっておっしゃるんです」
「うーん、僕なりに一番の特別なんだが、ダメなのか?」
 彼女はそっと首を横に振って。
「いいですよ、今はそれで……たとえ、いつか貴方が他の誰かに恋をする日が来たとしても。ただし、私の目にかなう人以外は許しませんけど」
「え? は? 恋?」
 突然恋の話をされるとは思わず慌てふためいたアローに、ミステルは微笑んだ。
「お兄様、いえ――アロー様。私に『名前』をください」

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