4
文字数 259文字
眠りにつくまでに
まどろみながらも
あなたの温もりを探る
そこに確かにあなたを感じて
安心感と安らぎに包まれる
夢に見たような
甘い日々がまた今日も
ゆっくりゆっくりと
閉じていく
星の瞬きに委ねて
語り明かした日もあるけれど
あなたに寄り添い眠りにつく夜が
愛おしくて明けてほしくなかった
優しい光に包まれて
目覚めながら思い出す
あなたが私にくれた初めての朝
モーニングコーヒーの香りに
包まれて始まりを告げる
少し大人になった気がした
今も昔も変わらない
そんな時間を
あなたとまた迎えることができた
今日もあなたが淹れてくれた
コーヒーの香りに包まれながら