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文字数 264文字
動きだした時間に
虚ろいながらも身を任せる
慣れとは怖いモノで
意識は朧げだけれど
何かを口に押し込み
コーヒーで流し込み
着る物を着て
大体同じ時間には
見た目もお腹も満たされた
玄関に立つ頃にようやく
頭が少しずつ覚めてきて
四季の移ろい感じながら
戦うモードに仕上がっていく
テレワークとか言う響きに
ほんの少し憧れながらも
何かを抱えながら自分の
もう一つの居場所へと
また今日も揺られて向かう
できるのにしないのと
やる事ができないのと
そんな意識が混ざり合うカオスを抜け
外の空気を取り込んだ
自分のやるべき事をしよう
今日も僕らは誰かのために
そして自分のために