第33話 赤いカーネーション

文字数 143文字

 花屋の店員に華やかになると勧められ、赤いカーネーションを一輪買ってしまった。
 花瓶はペットボトルにして、取り敢えずリビングのテーブルに置いた。
 母の日かよ。
 心でそう思いつつ、なんとなくそのままにしていた。
 やがてカーネーションが枯れた時、何故か穴が空いたようで、俺は花屋に向かった。
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