ついでに人称の話も
文字数 1,231文字
あれ、何の話してたっけ。頭にカスミがかかったような・・
小説を書く時の人称の話? えっと、一人称とか三人称?
一人称が「俺様は地上最強だぜぇ!」で、
三人称が「俺君は何か勘違いしていた」・・こんな感じ?
一元視点が、視点の人物によって主観が変わって、
俺君→「俺君は華麗に魔王をぶっとばした」
魔王→「魔王は舐めプしてたので俺君にぶっとばされた」
ヒロイン→「俺君カッコイイ! 姫はキュンキュンした」
モブ→「モブは定時なので退勤の準備をしている」
真面目に突っ込んだらアラは一杯あるけど、いいよ、それで。
大事なのは、一元視点の主役はコロコロ変わったら駄目って事で。
例えば、魔王が舐めプしてたのとか、姫がキュンキュンしたのは、
俺君には分かんないから、『俺君一人称』とか『俺君一元視点』の時は使えない。
多元視点を、「鳥のように上空から俯瞰した視点」っていう人がいるけど、
それって、上の四つの文章が並んだ奴とは違う気がするし。
上の四つって、あくまで一元視点の主役がコロコロ変わっただけの文章だもんな。
そもそも、こんなまとまりのないバラバラな文章読んで楽しいか?
「あの金平糖は実は・・いや、それはまた別のおはなし」って感じの奴な。
人称の件を調べてたら、
「人称・視点を途中で変えるのはタブー」って文章によくぶつかるんだけど、
柿の奴、基本三人称一元視点の癖に、最後の一行だけそういう神視点を入れやがる。
何回も読み返してみて、引っ掛からず読めるなら、いいんじゃないかな。
ギチガチに守ろうとして書けなくなっちゃうよりは。
逆に、何かスッキリ読めないな~って時、作法に照らし合わせてみたら、
間違ってる箇所がスッと分かる事があるから、作法は、知ってて損はない。
(ログインが必要です)