第59話 黄色の花たちと理系フレーズ

文字数 867文字

 またまた画像を整理させてください。
今回は黄色の花たちを。
そこに私の好きな理系フレーズをランダムに差し込みたいと思います。



自然と自然法則は夜の闇に隠れていた。
神は言った。
「ニュートン現れよ」
そしてすべてが明らかになった。
(アレクサンダー・ポープ)

しかし長くは続かなかった。
悪魔がわめく。
「アインシュタイン現れよ」
そしてすべては混沌に戻った。
(J・C・スクワイア)




どんな条件であれ、私には確信がある。神は絶対にサイコロを振らない。

弱点はいずれキャラクターになる。
(アルベルト・アインシュタイン)




(恒星)は『不思議の国のアリス』のチェシャ―猫のように消えていく。
猫はにやにや笑いのみを、恒星は引力のみを残す。
(ジョン・ホイーラー)




ギャンブルの最大の利益は、それを行わないことで得られる。
(ジェロラモ・カルダーノ)




整数は神の作ったものだが、他は人間の作ったものである。
(レオポルト・クロネッカー)

《ひまわりといったらフィボナッチ数列ですね。ひまわりの種や松ぼっくりのかさの並び方にはフィボナッチ数列が隠れている。らせん状に21個、34個、55個、89個……》




 牛乳の生産量が低かった酪農家が、理論物理学者に学術的な支援を求めた。
農場で徹底的な調査が行われたあと、理論物理学者は酪農家に言った。
「解決策が見つかりました。まず球形の牛を真空状態に置いてください」


《摩擦は無視する、という教科書やテストでおなじみのアレですね。物理学者は現実の問題を解くにあたって、モデル化、単純化する手法を使います。そのため、モデルを現実に適応するのが困難になってしまうという有名なジョーク》

《バリエーションのひとつとして、トポロジー学者は、コーヒーのマグカップとドーナツの違いを区別できないという、数学ジョークもあります》

《以前、柞刈湯葉氏の『まず牛を球とします。』が無料公開されていたのを読んで、この人こんなに凄いのに兼業作家(当時)なんだ、と驚いた記憶があります。
分子生物学の研究者で、国立大学勤務の任期が切れて専業作家になった、というのがカッコよすぎる》






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