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文字数 323文字
何もしたくなくなるような
青い空に吸い込まれて
何度か僕は夢に落ちそうになった
邪魔する雲もなく広がる青に
僕はただ泳ぎ続けた
こんな日がたまにあっても
いいのさ本当のところの
期限なんてないのだから
らしく生きていくために
している我慢たちに蓋をする
たったそれだけでも
僕らは色々と気遣いながらも
うまく毎日を過ごしてる
やりたい事を犠牲にしすぎて
疲れている仲間がたくさんいるけど
ちょっとみんな頑張りすぎなんだよと
流れていった雲に笑われたから
今日はとことんこの青の中
ともに流され見慣れた街を
高いところから見下ろして
ちっぽけだなと気づけたなら
また明日から肩肘張らずに
ゆったりとした気分で過ごせそうだ
だから今はまだこのまま
夢との狭間で空居ながら
あとしばらく空を眺めていよう