二十七日目 夜の学校

文字数 749文字

出演 ウィリアム・ホーキンス アンソニー・ケビン

タイトル 夜の学校
「おいおい、ケビン」
「どうした、」
「夜の学校行ってみないか?」
「え?」
夜の学校?
「でもお化けが出るって噂があるんじゃなかった?」
ケビンは大のお化け嫌い。
「いやだよ、」
「そんなこと言わずにさ行きましょうよ」
「えぇー」
そして夜。
「11時か・・・」
静かに外へ出た。
「よう、ケビン」
「なんで行かなきゃいけないんだよ、」
「それは興味深かったからさ」
そして学校へ。
「扉は開いている?」
何も電気はついていない。
「懐中電灯持ってきたよ」
「ありがと、」
そして下駄箱から一階へ。
「うわぁぁ、」
「どうした?」
「水、」
流れていた。
カタカタ・・・
足音がする。
「だ、誰だ?」
身を潜める。
「いない・・・」
「じゃあ行くか」
そして二階。
「ここが一応教室だけど」
ウィリアムとケビンの教室へ来た。
ガラガラ・・
「まぁいないよな、」
扉を閉めて探検に。
「ここは理科室か?」
三階の突き当りの廊下にある理科室。
ガラガラ・・・
扉を閉める音がした。
「あん?」
「きゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
大声で叫んだケビンは二階、一階へと行き猛スピードで学校を出た。
「ちょ、ケビン!」
いなくなっていた。
僅か数秒で逃げていた。(いやどうなってんねん)
「でも、誰なんだ・・・」
怖くなったウィリアムも静かに逃げた。
翌朝
「誰だったろう」
「ケビン、あんた猛スピードで逃げてたよ」
「そうなの?」
まだ鳥肌が立つケビンだった。
(昨日の夜、誰が大声で走っていったのだろうか・・・)
そう理科室にいたのはロバートンだったことを彼らは知らない。

次もヨロ。

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