十六日目 観察 帰宅途中

文字数 904文字

出演 ウィリアム・ホーキンス アンソニー・ケビン

タイトル 観察
「今日はグラウンドで植物の日記を書きます。」
「おぉー」
(やったな、)
(これは楽だぜ)
理科のロバートンがそう言いみんなグラウンドへ行って植物を観察していた。
「何書くの?」
「まぁ、これかな、」
ウィリアムが指差してケビンが見たのは、
「石?」
「石だよ、石」
「先生、これありですか?」
「石ですか、いいでしょう」
なんか許してくれた。
「えぇ、噓だろ…」
「じゃあ、これで行くわ」
そして三十分後
「お前、何書いた?」
「これ、」
ケビンが書いたのは、
「草?」
「連なる草」
いや石を超えた草?
「では、各自教室へ戻ってくれ」
理科室へ戻ってくれ。
「あ、落とした。」
書いた連なる草を落としてしまった。
「ふぅーむ、」
拾ったのはロバートンだった。
「これは・・・」
(もしかして・・・)
「違う絵を描いてください」
(うっ・・・・そぉ!)
「でも、石は」
「あれは自然、もっと草っぽく描いてください」
いや草っぽくって、
「じゃあな、ケビン」
「くっそー」
とウィリアムに腹立ちながら放課後居残った。
「うーむ、オッケーだ」
「お、終わった」
そして正門に行くとウィリアムがいた。
「ウィリアムお前、」
「まぁ、いいだろ、ていうかもっと違うの」
「あなたも違うでしょ」
とツッコミながら帰っていった。

出演 リチャード・ホーキンス マイケル・ロドリゲス

タイトル 帰宅途中
午後七時、リチャードは会社を出た。
「クレーマーからの対応マジだりぃ」
と呟きながらふらふらと帰っていると、
「あぁ、そうっすねー」
「でしょ?」
いつも通る商店街に店があった。それにマイケルがいる。
「マイケル」
「あ?リチャードくんかい?」
相変わらず変わらないな、
「お前、この辺通るのか?」
「えぇっ?」
ごくごく・・・酒を飲んでいく。
「おっさん、生ビール一杯もう一回」
ジェイコブと同じ様に飲んでいく。
(まぁ、俺も飲むか・・・)
と一緒に飲み酔った。
「だ・・・よなぁ・・・」
そしてスヤスヤ眠った。
「ない・・・だぁ・・・」
こちらも眠り二人とも酔った。
そしておっさんが頑張ってタクシーに乗らせ帰らせました。
「スヤスヤ・・・」
こうして二人は深く深く眠った。

十七日目もヨロ。


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