第19話:釧路へ避暑とトランプ大統領誕生

文字数 1,700文字

 そして、今日も、暑い日中、昼寝して、16時過ぎに起きて、軽い物を食べて、17時過ぎホテルを出て徒歩10分で幣舞橋について4つの像を眺めて、写真を撮った。地元の人が、観光ですかと聞くので、えーと答えた。

 すると、もう少しすると素晴らしい、夕日が、見えるから見てから帰った方が良いわよと教えてくれた。そこで、しばらくすると川の先の方があかね色に染まり始めて、幻想的な夕日となった。そこで、数枚の写真を撮った。

 そして、完全に、陽が、落ち幣舞橋に灯りが灯り、それが、川面に映りきれだった。その後、近くの食品センターへ行き、食料を買い込んで、ホテルに戻った。その後、レンタカーを借り厚岸、摩周湖、知床、根室、網走、阿寒湖など、名所を回った。

 1ヶ月が、1週間位に感じる位、駆け足で過ぎ去り、お盆過ぎ、江ノ島のマンションに戻った。結局、夏休みの旅行は、40万円程で、1ヶ月、過ごせた。その後、長男の和人に電話して、北海道お土産を買ってきたと連絡を入れた。

 その後、8月20日、土曜、伊勢夫妻の家にやってきて、一緒に夕食を食べて、釧路旅行の話をして、お土産を渡した。長期休暇をとれる身分になりたいなと、伊勢和人が、話した。すると、父が、資産を作ってからだよと、笑いながら語った。

 2020年以降の地球温暖化対策の新たな国際的枠組み「パリ協定」が11月4日発効。協定は、昨年末にパリで開かれた国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議「COP21」で採択された。

 途上国を含む全ての条約加盟国が温室効果ガス削減に取り組み、産業革命前からの平均気温の上昇を2度未満に抑える目標を掲げる。パリ協定の批准国の温室ガス排出量が、世界の総排出量の55%以上になることなどが、発効要件だった。

 しかし、2大排出国の米中が今年9月に批准し、採択から、1年足らずのスピード発効となった。11月7~19日にモロッコで開かれたCOP22では、協定の実施ルールを18年に決めることで合意した。

 そして、2016年12月28日、伊勢和人夫妻と孫の隼人君が、泊まり込みの忘年会にやってきた。もうすっかり歩き始めて、リビングで大はしゃぎしていた。そして、テーブルにフライドチキンや刺身などを用意してワインで、乾杯。

 隼人のおっぱいの飲みが、凄くて、お腹がすいて、たまらないと母の智代さんが、笑いながら話した。それでも病気しないで良かったと言うと、転んで生傷が,耐えないのよと答えた。

 隼人君は、窓際に行き、海に景色を眺めながら、はしゃいでいるので、祖母が、多くの可愛い写真を撮していた。そして、1晩、泊まって、翌日、伊勢和人夫妻と孫の隼人君が、自宅に帰っていき、いつもの静寂が戻った。

 しばらくして2017年となった。昨年の米大統領選で、今までの政治に不信を抱く白人労働者の心を捉えた。そして、予想に反して勝利を収めた共和党のドナルド・トランプ氏が1月20日、第45代米大統領に就任。

 トランプ氏は、就任演説で「米国第一主義」を宣言。その直後に環太平洋連携協定「TPP」からの離脱を指示。国際協調を掲げたオバマ前政権からの様変わりは世界に衝撃を与えた。トランプ氏は地球温暖化対策の国際枠組み脱退した。

 また、イスラム圏からの入国禁止や国境の壁建設を宣言。ただ、幹部の解任が相次ぎ、トランプ氏とティラーソン国務長官の不和も伝えられるなど政権運営は不安定。ロシアが、トランプ陣営と共謀し大統領選に介入した疑惑はフリン前大統領補佐官の訴追に発展、政権を揺るがした。

この年の夏は、あまり暑くなかった。しかし、7月5~6日を中心に台風3号と梅雨前線の影響で「九州北部豪雨」が発生し、福岡、大分両県で死者38人、行方不明者3人となった。3号は九州北部を横断し、気象庁は5日に両県に大雨特別警報を発表。

 大規模な土砂崩れや河川の氾濫が起き、大量の流木で家屋や鉄道の鉄橋などが流された。行方不明者の捜索が長引き、農林水産業に大きな被害が生じた。政府は激甚災害に指定し自治体の災害復旧事業への補助率をかさ上げした。台風は5号が8月7~8日に近畿・北陸を縦断。 
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み