第２８話「最終章」：クルーズ船での新型感染と投資「１４３６」

　武漢全市の公共交通機関、地下鉄、水運、長距離バスの運行を停止する。特別な理由がない場合は、市民は武漢から移動できない。飛行場や鉄道駅、武漢から離れるための道路をしばらくのあいだ閉鎖する。

　再開時期に関してはこれを別に通知する。市民および旅客の理解と支持をお願いする。こうして、武漢市と他の地域の通行は遮断される。ロックダウンの最初に行われたのは、武漢と他の地域との交通を遮断することでした。

　また、公共交通機関をほぼ全面的に停止したので、生産活動を含め市民生活には大きな制約がかった。しかし、２月中旬には、中国政府「武漢市政府」より、いっそう市民生活の制限を強化した。

「社区」を構成する単位である「小区」を封鎖した。武漢全市を対象として、感染者や疑似患者を所在の住宅において厳格に管理する事とした。そして、必要な場合は、公安機関が法律にもとづき強制的措置をとった。

　またそれを実行するため、２月１４日、「住宅小区一律実行封閉管理」「２０２０年２月１５日０時」という通知が出された。小区」の出入り口を一つだけとし、難しい場合には、その地区をとり囲むように隔離が実行される。

　準備は２月１４日以前に完了する事とされ、一カ所に制限された出入り口に２４時間人員を配置し、住民の出入りの際には体温検査を行い、医者にかかるなどの理由がなければ外出を認めず、外からの人の出入りを認めないこととした。

　これは、都市部の高層アパートを対象としたものでしたが、農村などでも、以上の原則にもとづいて、市民生活を制限することとしました。住民生活のための基層組織である「社区」または「小区」を単位として、厳格な管理を行った事が武漢市のロックダウンの大きな特徴。

　「社区」や「小区」は、住民の行動を厳しく管理する。それとともに、生活のために必要とされる物資の共同購入、独居老人などのケア、ロックダウンの下で増加したとされるＤＶへの介入など、生活を支える役割も果たした。

　２０２０年２月７日の午前３時頃、最近の発生を伝え、当局から処分された李文亮医師が、亡くなった。その後、ダイヤモンド・プリンセス号という巨大なクルーズ船が横浜港に戻ってきて、乗客乗員の新型細菌への感染がわかった。

　このクルーズ船は、１月２０日に横浜港を出発しベトナムと台湾をめぐり那覇に寄港したのち横浜港に戻ってきた。しかし、１月２５日に香港で下船した乗客の感染が明らかになった。２月３日、横浜港沖に停泊している船への検疫した。

　その結果、乗員、乗客数の合計３７１１名、ＰＣＲ検査対象者３６１８名、欠けてる９３人は、ＰＣＲ検査前にチャーター機で帰国した人。
「乗客５５２名中の細菌感染者５５２名」
「病原体保有者で無症状が３２９名」
「乗員１４４名中の細菌感染者１４４名」
「病原体保有者で無症状が８１名」

　２０２０年２月２０日、早朝、ＳＰＤＲ・ＳＰ５００株の気配値が、３７６５０円となり、すぐ、１５００株を成り行き売りを出すと、すぐ平均３７００円全株売れ、税引き後利益が、５１２５万円で、投資残高が、９９９０万円となった。

　２０２０年４月２日、早朝、ＳＰＤＲ・ＳＰ５００株の気配値が、２６４８０円となり、すぐ、２０００株を成り行き買いを出すと、２０００株を３１３５万円で買えて、投資残高が４８６５万円となった。

　やがて２０２１年が、あけ、イスラエル、アメリカから原因不明の感染症の治療薬の注射が開始された。２０２１年４月１２日、早朝、ＳＰＤＲ・ＳＰ５００株の気配値が、４５０５０円となた。

　そのため　、２０００株を成り行き売りを出すと、すぐ２０００株が、売れ、税引き後利益が、８２３０万円で、投資残高が、１３０９５万円となった。その後、５月中旬、伊勢一家の合計６人が、ニューヨークに飛び、感染症の治療薬の注射受けた。

　その後、日本に戻り、ＰＣＲ検査を受けて、陰性であることが分かり、一安心した。しかし、日本では、まだ、治療薬の注射は、医療従事者に使用され、そして高齢者の順に治療薬の注射受ける計画である。

　しかし、政治家、企業のトップ、富裕層などは、金と権力と地位を利用して、いち早く、治療薬の注射していた。その他、行政の不手際で、超低温保存が、必要な注射薬を残してしまい、効果がなくなるなど、不手際も発生。

　また、東京オリンピックに対して、国民やアメリカをはじめ先進国の中でも中止を求める世論の中、中止か否が、政府の方で決めかねていた。そして、もし、中止をするならば、ＩＯＣのトップＴ会長が、多額の違約金を徴収する事となると報道されていた。【完結】