無人航空機レベル4

文字数 533文字

2022年12月5日から、無人航空機の新制度が始まった。
詳細は右記リンクより(https://www.mlit.go.jp/koku/level4/)

無人航空機とは、国土交通省が法律に則った正確な定義もあるが、
ここでは具体的にドローンのようなものだと考えてほしい。

要約すると、今回の法律改正で、
有人地帯(第三者上空)での補助なし目視外飛行を指すレベル4飛行が可能となり、
無人航空機の活用範囲が拡大するというもの。

民間企業でも、農薬散布、橋梁点検、土量測量、警備システム
ソーラーパネルの保守点検などで、無人航空機(ドローン)の活用が
実際に行われている。

確かに、少子高齢化に伴う労働者人口の減少、経営の一層の合理化需要を背景に、
作業の無人化・自動化が与える恩恵は大きいだろう。

規制緩和を図る一方、
従来の無人航空機の登録、承認・許認可に加え、
機体認証&操縦ライセンス&運航管理要件(運行ルール)が新設・拡充されたため、
結局、航空機ビジネスを巡る法的規制の煩雑さは、
一層進んだものと高等遊民様は見ている。

まあ、制度の新設によって、
法的規制を巡るコンサルティングと称して、行政書士や大手弁護士事務所の
懐が潤っているのかも知れないが・・・。

規制産業に懐疑の目を向ける高等遊民様。
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