ノルウェイの森を読んで

『ノルウェイの森』のレイコさんが好き。

小学校１年生の夏休みに、
町の図書館で借りてきて衝撃を受けたのを覚えています。

村上春樹氏の『ノルウェイの森』
講談社文庫様より上・下２巻本で出版されています。
（講談社から案件を狙おうとしているように見えて恐縮ですが・・・）

ちなみに、私、高等遊民は、
高段者様より出版されている２巻本のカバーデザインが好きです＾＾。
（赤と緑のレタリングスタイル）

作品の概要は、文庫本を購入 or kindleでdlするか、
図書館で借りるかして、ご自身の目で追ってほしいので割愛。

作中には、直子、緑、レイコさんという３人の女性が登場します。

主人公の友人の彼女で、友人に先立たれ、一人"生"を全うしようとする直子。
主人公の通う大学の学生で、開けっぴろげで快活な女性、緑。
直子が療養する施設でルームメイトとして暮らす大人の女性、レイコさん。

３人の女性のキャラクターはどれも魅力的なのですが、
（これを筆の力で表現できる村上先生はスゴい・・・）
ボクの＜推し＞は小１の時から、レイコさんで変わっていません。

人生経験を積んでくると、女性の好みも変化すると言われますが、
ボクは小１の時の純情を貫いている模様。
（ノルウェイの森を小１で読む私が純情なのか否かはさておき・・・）

作中のレイコさんの「冗談よ」の台詞には、思わずボクもドキッとしちゃいます。
言葉で言い表せませんが、不思議な魅力に吸い込まれていく感じ・・・。

レイコさんも暗い過去を負った登場人物の一人なのですが、
ココはもう原作を読んでください。

あぁー、ボクもレイコさんのような女性に「冗談よ」って言われたい。
（→作中の主人公うらやましすぎるぅ～（プンプン））
女性経験ゼロの高等遊民だけど・・・。