Je t’aime moi non plus

文字数 569文字

Je t'aime moi non plus.
訳)愛してるけど、愛していない(→愛してる、いや私は全然)。

私、この言葉、スゴい好き・・・。
この言葉の持つ響きが、魔性の女性のような、
艶めかしい魅力を持つように思えてならないのは私だけでしょうか。

ちなみに、上記一文は、
Serge GainsbourgとJane Birkin(ジェーン・バーキン)が歌い上げた曲のタイトルで、
後に映画化されています(日本でも上映開始とのこと)。

「貴方のこと、愛しているけど、・・・愛していないの・・・」
私 高等遊民がこの言葉を親愛なるパートナーからささやかれたらどうしよう・・・。
興奮しちゃうかも・・・。
相手からあしらわれているのに、興奮するなんて、マゾヒズムですよね・・・。

きっと、この一文を取り巻く行間には、色んな感情があると思うのだけれど、
濃縮して、この―Je t'aime moi non plus.に圧縮されているとする。

二人の間で過ごした時間とすれ違いに思いを馳せずにいられないですよね。
でも、こんな二律背反の感情を抱いてしまうということは、
少なくともお互いに互いをわかり合うほどの密度の濃い時間を過ごしたからこそ、
出てくる言葉なのではないでしょうか。

私、高等遊民も投稿する小説の中で、
一度は使ってみたいなぁ、という一文でした。
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