高等遊民様、名前負けしている説

文字数 553文字

マジでお金が欲しい。
物欲にまみれた背中。

今日もカッターシャツを着て、職場に出勤する。
職場に到着し、真っ先に行うことはメールの確認だ。
昨日19時に退社したはずなのに、上司や別の部署から、メールが合計で20通も受信されているぞ。
どれどれ・・・。

どれも、ルーティンワークでは処理できない仕事ばかりだ・・・。
憂鬱な朝を迎える。

と、最近は朝の忙しいときに山のように積もったメールを捌くのが、
さすがにキツイため、19時40分過ぎに出社し、時間に余裕をもって処理に当たっている。

そして、朝の8時30分に朝礼が始まり、
ラジオ体操が始まり、
職場でワイガヤの井戸端会議が始まったかと思えば、
その輪に加わることもなく、ただ淡々とキーボードをカタカタ叩いて、
Wordの資料を作成して、メールに添付して関係者に展開する。

内線電話がかかってくるかと思えば、正直、自分で対処してほしいと思われる案件ばかりを
投げかけてくる事業部の皆さま。

そして、仕事が朝よりも山積し、お昼ご飯は菓子パンで済ませて、
残りの45分をお昼休み中に仕事(=サービス残業)する高等遊民様(の着ぐるみの中の人)。

社畜じゃないかぁ。
全然、高等遊民ではございません。
名前負けしています。

あと、懐がもう少し温まれば、398円の弁当を買って食べたいです。
高等遊民のつぶやき。
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