後書き

文字数 255文字

 落書き小説の二本目です。これは前作の「海の話」の最終話を書いていた時に同時に書き始めたものでした。
 ヴァイオラ船長を中心にした物語を描きたいと思い、キャラクターの原作者であるまとりさんに許可をもらって書き上げました。彼女たちがその後紅海まで旅する三話目も考えたのですが、物語の内容がテーマの海から大きく外れてしまったので、シリーズは二話で終了となりました。
 前作から続き、ここまで読んでくださった方がいらっしゃれば、本当にありがとうございます。少しでも楽しんでいただくことができたら、とても嬉しいです。
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登場人物紹介

ヴァイオラ船長


入り江の街を根城にする、海賊船エンパイア号の女船長。

自由と海を愛し、無暗な略奪や不要な殺生を避ける変わった海賊。

カーン船長をさっさと倒し、入り江からラディーナ号を追い払わなければと考えている。

カーン船長


海賊船クイーンラディーナ号の船長。

侠気がないことはないが乱暴者で、頭の螺子が足りない(とナシームには思われている)。

ヴァイオラ船長に一目惚れし、彼女を手に入れるために決闘を申し込む。

マーシャ


元巨大商社の支社長で、現在はエンパイア号の航海士。

ビジネス上の敵だった公爵を暗殺し損ねて流刑になっていたところを、ヴァイオラ船長に救われた。

いつも悪だくみばかりしている。

ナシーム


ごく平凡な商人。

乗っていた商戦をカーン船長に襲撃されて以来、通訳として強制的に海賊船に乗船させられている。

本編の主人公。

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