第22話 帰り道
文字数 846文字
「高野さん、今日はどうだった?」
「は、はい……なんだか胸がいっぱいです」
「最初の最初ですものね。わたしも初めての日は気が狂っちゃうぐらい緊張したわ」
「そ…そうだったのですね」
「そう、ガチガチだったわ。わたしだって、だんだん慣れていって、色んな失敗もあって、ようやく今があるの。今だって、分からないことだらけ」
「小野さんでも、分からないことあるのですね」
「も・ち・ろ・んたくさんあるわよ。サッカーの一体感のあるチームを創っていく、手助けをするのもマネージャーの務めだと思うけどね、一体感やチームプレーって、かなり奥深いの」
す、すごい。小野さんは、まさにマネージャーの鏡。わたし、小野さんからいっぱい学び、吸収しよう。
「わ、わたしは、一体感とか、まだよく分からないですけど、今、とても感動しております!なんとか、マネージャーとして出来ることを考えていきたいです!」
「高野さんは、素直で良いわね。素直な人は、伸びしろも大きいって、このまえ顧問の広川先生が言ってたわ。お互い、いつまでも素直でありましょうね」
「はい!」
「それと、わたしもまだ経験が浅いけど、感じることがあるの。自分なりに能動的に考えること。その考えやアイデアを真心を込めて、できるだけ実行していくこと。これは、チームに新しい風を吹かせる、素晴らしい結果にも繋がると、わたしは思っているし、そう信じてるわ」
駄目だ、何故か涙出そう……、小野さんは、絶対の絶対にサッカー部の天使だし、女神!本当に小野さんは、素敵な先輩だ!!
「はい……、ホントにその通りだと思います」
「あら、泣いてるの?わたしの話なんかで、泣かなくていいのに」
「す、すいません、小野さんがあまりにも、す、素敵で」
「……わたしだって、まだ高野さんには言えない、クズなところがあるの……。でも嬉しいわ、高野さん、一緒に頑張りましょ」
「はい!わたしは全開で頑張ります!!」
「ふふっ!全開って……高野さん、オモシロイ」
「あ、ありがとうございます!ぜ、全開!!」
「はははっ!!」
「は、はい……なんだか胸がいっぱいです」
「最初の最初ですものね。わたしも初めての日は気が狂っちゃうぐらい緊張したわ」
「そ…そうだったのですね」
「そう、ガチガチだったわ。わたしだって、だんだん慣れていって、色んな失敗もあって、ようやく今があるの。今だって、分からないことだらけ」
「小野さんでも、分からないことあるのですね」
「も・ち・ろ・んたくさんあるわよ。サッカーの一体感のあるチームを創っていく、手助けをするのもマネージャーの務めだと思うけどね、一体感やチームプレーって、かなり奥深いの」
す、すごい。小野さんは、まさにマネージャーの鏡。わたし、小野さんからいっぱい学び、吸収しよう。
「わ、わたしは、一体感とか、まだよく分からないですけど、今、とても感動しております!なんとか、マネージャーとして出来ることを考えていきたいです!」
「高野さんは、素直で良いわね。素直な人は、伸びしろも大きいって、このまえ顧問の広川先生が言ってたわ。お互い、いつまでも素直でありましょうね」
「はい!」
「それと、わたしもまだ経験が浅いけど、感じることがあるの。自分なりに能動的に考えること。その考えやアイデアを真心を込めて、できるだけ実行していくこと。これは、チームに新しい風を吹かせる、素晴らしい結果にも繋がると、わたしは思っているし、そう信じてるわ」
駄目だ、何故か涙出そう……、小野さんは、絶対の絶対にサッカー部の天使だし、女神!本当に小野さんは、素敵な先輩だ!!
「はい……、ホントにその通りだと思います」
「あら、泣いてるの?わたしの話なんかで、泣かなくていいのに」
「す、すいません、小野さんがあまりにも、す、素敵で」
「……わたしだって、まだ高野さんには言えない、クズなところがあるの……。でも嬉しいわ、高野さん、一緒に頑張りましょ」
「はい!わたしは全開で頑張ります!!」
「ふふっ!全開って……高野さん、オモシロイ」
「あ、ありがとうございます!ぜ、全開!!」
「はははっ!!」