第21話 お酒の飲み方

文字数 710文字

 酒飲みにとっては日常生活で酒は欠かせない。コロナ禍で外出して酒を飲む機会が減った為、自宅で酒を飲む機会や量が増えた人も多いだろう。そして、酒の飲み方には大きく分けて2種類あるらしい。ひとつには自分に何かを付け加える為に酒を飲まなくてはならない人で、もうひとつは自分から何かを取り去るために酒を飲まなくてはならない人だ(女のいない男たち ドライブ・マイ・カー村上春樹 文藝春秋)。
 何かを付け加える為に酒を飲む事とは、例えば料理と相性の良い酒を飲んで料理をより美味しく食べられるようになってお酒も美味しく飲める事だ。又、誕生日会や同窓会などの会合で楽しい会にするのには酒を付け加える事は欠かせない。このように何かを付け加える為に酒を飲むと言う行為によつてプラスになる為に人は酒を飲む。
 それに対して、何かを取り去る為に酒を飲むというのは忘れたいような嫌な事を自分から取り除く為に酒を飲む事だ。だが、こちらの酒は飲んでいる時には嫌な事は忘れられるが、酔いが冷めれば嫌な事は蘇って余計に気分はすぐれなくなる。酒を飲んでも痛みは取り除かれるものではなく、痛みは倍になって返ってくると覚悟しておいた方が良い。本当の酒飲みはつまみなどはなほんの少しあれば良い、うまい酒が飲めれば良いという人もいるが体には良くない。自分から何かを取り去るように酒を飲むと言う行為は、自分の健康も取り去る事になりかねない。
 お酒は飲むとリラックスした気分になり、くつろげると言う効用もある。このリラックスした気持ちを続ける為には飲み過ぎてはいけない。急いで早いピッチで酒を飲むのは禁物で自分のペースでゆったりとした気分で酒を楽しめるように飲みたい。
 
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