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文字数 329文字



髪を切った気恥ずかしい月曜
子どもの頃はそれだけで
月曜の朝は疲弊していた
たった数分の通過儀礼も
地獄だったあの頃には
褒め言葉が混ざってるなんて
微塵もかんじることもできずに
誰もが忘れてる放課後まで
気持ちが沈んで一日過ごしてた
大人になってそのくらいでは
流石に一日を無駄な気分で
満ち溢れさせることは無くなったけど
性格なんてそんなには変わらないから
他の誰かには大したことない
些細なことには振り回される日もある
そこに輪をかけて
週末が楽しかった分
月曜の朝のモチベーションは
ほんの少しの気まぐれでも
右にも左にも傾いてしまう
それでも今日はほんの少し
穏やかな光景を偶然見れたし
少し短く切った髪の軽さも手伝って
いつもよりは軽やかに
週の始まりをスタートできた
そんな普段は憂鬱な月曜の朝


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