ファンレター
-
裏社会の優しさ
銀狼さん、こんばんは。「蜥蜴」を拝読しました。 銀狼さんの描かれる世界には、自分が経験したことのない、むしろ経験したくない(失礼!)世界が展開します。 なのに、その中にもいいなあ、こういうの……と思わせてくれる愛、優しさが必ずあるんですよね。 タイトルの生き物が重要なポイントになりますが、ラストも何か絡めたらもっと印象深いものになったかもなあ、と僭越ながら思いました。 第3話中ほどの「社内」は「車内」ですね? せっかくなので…… 印象深いお話を有り難うございました!
-
-
トシさん!
銀狼さん、こんばんは。「ヤツメウナギ」を拝読しました。 銀狼さんの強みだと僕が思っている現場の職人を中心にしたお話、今回も読み応えのある内容でした。 それ以外ももちろん面白いのですが、本作においては特に、トシさんの存在ですね。 この人の主人公に向ける眼差し(と言えないかもしれないのですが…)、それを引き出した主人公の人柄が良いです。 有り難うございました!
-
-
人間の愛に触れる
銀狼さん、こんにちは。「鬼が見た夕陽」を拝読しました。 世間といいますか、人の目。これが結局、個人の動きを規定してしまう。 でも個人には、それぞれのドラマと思いがある。そしてそこには、愛。 そんなことをストレートに伝えてくれる良い作品だと思います。 でもやはり、短いことで銀狼さんの特徴だと思っていた迫力ある人物の動き(動作も心情も)があまり味わえず、 ちょっと寂しいです! というのもお伝えしておきたいと思いました。 今後ともよろしくお願いいたします。
-
-
-
新感覚!
銀狼さん、こんばんは。 「イリュージョン」、拝読しました。 題材がまず面白いですね。こういう分野の方々の思考はまた違うと思い込んでいる庶民として、興味深く読みました。 豊かな感性があると、ちょっとした気持ちも、激しく影響してしまうのかもしれません。 そして銀狼さん、このラストは……意外でした! ちょっと嬉しく、ちょっと寂しい。これは素直な読後感です。 有り難うございました。
-
-
それは幻ではなく、確かな愛
銀狼さん、「魚幻」を拝読しました。 確かに、銀狼さんには珍しい「純愛もの」ですが、銀狼さんならではの描写と展開が光っていると思います。 やはり釣りのところや、職人修行のところは特にそれを感じます。 それがあって、ショックを受けながらも貫かれる純愛もより大きく響くのだと思いました。 ファンタジーチックな仕上げも今までの銀狼さんにはあまりなかったところかと思いますが、お見事だと思います。 大きい魚よりもより大きい存在を描くところ、苦労の跡が…… 有り難うございました!
-
第3話
気候変動がどんどん進んで、人類が滅亡に向かう。その過程がリアルに描かれていて、ぞっとしました。 気温がこれだけ高くなると、かつて一世を風靡した権力者たちも形無しですね。 野菜を手に入れるのに、命を張らねばならない。ようやく見つけたものは、スーパーで売っていた時の値段の倍以上。 一つ一つの小さなエピソードにも、説得力を感じました。銀狼さんのリサーチ力に驚嘆です!
櫟 茉莉花
童話見つけました!
弱肉強食の自然界の中でも、親子の「情」は確かにあるのでしょうね。 生きるための殺生、生かすための死、宮沢賢治の「なめとこ山の熊」にも通じる自然界の厳しい摂理が、中盤のヘビのお母さんの残酷とも思える決断に垣間見えましたが、最後は親子の情が上回ったことに感動しました。
返信(1)